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家をつくろう!=BLUE ISLAND=

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Vol.93

平成16年4月4日(日)付の日記~

=外壁防水シートについて=

雨が降るとほとんどの雨水は外壁材の表面を流れ落ち、
建物に内部に入ることはありません。
しかし、外壁材の隙間やシーリング材の劣化あるいは
材料のひび割れ、サッシと外壁材の隙間といった
わずかな隙間から外壁材の裏側にはいる場合があります。
また、サイディングなどはサイディングの裏面に結露が発生し、
その水分がサイディングと軸組などの構造体の間に
たまる場合があります。

 防水シートは、これらの外壁表面で
防ぎきれなかった雨水や、内部の結露水、
あるいは長年の経年劣化で開いたわずかな隙間から
入り込んだ雨水が、
構造体にまで達しないようにする大切な役割があります。
 つまり、外壁材や外壁の表面は1次防水、
それで防ぎきれないものを構造体に入らないようにする
最後の防水層という重要な役割をもっています。

 今では、外壁からの雨水の浸入は10年の保証に
なっていますが、
実はこれらの現象が起こりやすくなるのは保証の切れる
10年目以降です。

どちらかというと材料が割れたり隙間が生じたり、
シーリングの割れなど 経年劣化による外壁の微細な隙間から
内部に水が進入する場合がよくあります。
そのようにして入った雨水を
最後に構造体に入らないように防ぐ大切なものですから、
目に見えない、隠れてしまうものですが、
建物の重要な工事の一つといえます。

 外壁仕上げばかりに目を奪われがちですが、
建物の長い寿命を維持するための大切な部分です。
この部分の仕事の善し悪しで、建物の寿命も変わってきます。
きれいで丁重な工事をしている会社は
後々のメンテナンスも安心です。
隠れてしまう部分にその会社の建物に対する姿勢を
かいま見られる部分かも知れません。

■2つの防水シート
 建物を守る防水紙も2つの種類があります。

種類:透湿防水シート 特徴:白っぽい色

使途:サイディングなどの外壁下地に多く使われている
   湿気は通すが、雨は通さない
   外壁通気工法では必ず使われている

種類:アスファルトフェルト 特徴:黒、あるいはグレー色
使途:モルタルなどの外壁下地
   雨も湿気も通さない

外壁材料と防水性能
 外壁の材料は、
水をはじく性質の材料と、
水を吸収する性質の材料
という2つの材料に区分されます。

 サイディングや磁器タイルなどは
材料そのものが水をはじく性質を持っています。
そのため、雨の侵入だけを考えれば、
表面の仕上げをあまり気にする必要はありません。

反対にモルタル塗やパワーボードといったALCなどの材料は、
材料そのものに吸水性があり、じわじわと水分を
吸い込んでいく性質を持っています。
このような材料は、その上の仕上げ塗装に
吸水性の高い塗料を塗ってしまうと、
外壁の防水は保たれなくなります。

 また、コンクリートは防水性が高いと錯覚している人が多いですが、
それは、コンクリートがしっかりと打設した場合の
ことであって、コンクリートにひび割れがあったり、
ジャンカと言われるセメントや砂利がうまく混ざっていない
粗雑な場所があると、そこが弱点となり、
雨水はその部分からどんどん進入してきます。






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