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テーマ:好きなクラシック(2282)
カテゴリ:クラシック音楽
モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団の福岡公演に行ってきた。指揮のユーリ・シモノフが心臓病の悪化のため、ユーリ・ボトナリに変更になったのは残念。ちなみに、ユーリ・ボトナリという指揮者は初めて知った。なんか、指揮者変更の知らせがアップされた日の夜に、シモノフは東京で普通に指揮をしていたようだし、地方は来ないとか、飛行機には乗れないとかそういうこと?いや飛行機乗れないんじゃロシア帰れないじゃん!実はもとよりボトナリ指揮だったのを隠してたみたいな、そんなきな臭い話も今ちょっと検索したらあったけど、まあいいや。そのへん含めてロシアっぽいというか。
14年も前にロシアのオーケストラでちょっと痛い目に遭ったけれど、モスクワ・フィルは良かったな。コントラバス6人しかいなかったけど、全然それを感じさせないし、金管が鳴り出すと一気にこう迫ってくるというか。ロシアのコントラバス奏者はフレンチ・ボウが主流なのかな。3階席で遠かったのでわからないけど、6人中5人はフレンチだったと思う。11月にまた別のロシアのオケ聴きに行くから気にしとこう。 グリンカ:幻想的ワルツ ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番 チャイコフスキー:交響曲第5番 (アンコール)チャイコフスキー:白鳥の湖よりワルツ というプログラム。グリンカの曲は知らない。そもそも事前にこの曲をやるってアナウンスされてなかった。ラフマニノフのソリストは清塚信也さん。ちょっと危ういところがなくもない感じにも思えたけど、クラシック一辺倒っていうピアニストではないし。アンコールの即興曲も、本当に即興なんだろう。こっちの方が彼の本領発揮かなと感じた。 モスクワ・フィルのロシア人率がどれくらいなのかわからないけど、チャイ5そして白鳥の湖は、これがロシアです!我々ロシア人です!私たちロシアから来ました!って感じの演奏だった。先月、伊福部昭や外山雄三の曲を聴いて、日本の曲は自分のDNAに息づいてるものだと改めて感じたけど、それのロシア版が今日なのかなと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017年07月09日 21時35分19秒
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