ＴＣＨＡＩＫＯの楽屋

初めてツアーの２日目、本当は初めて笠松競馬場を訪れるつもりでいたのだが、あんなことになっちゃっていまだ再開せず。そんなわけで一日まるまる空いてしまった。それならちょっと遠出でもしようかなということで思い立ち、今回は足を踏み入れたことのない三重県と、そして一生に一度はというお伊勢参りをチョイス。

ちょっと節約して特急は使わず、名古屋から急行で２時間。飛行機に乗ってきたよりも長い時間乗っていて、座り続けるのがつらかった長い旅。

ならわしにしたがって外宮から参拝。これが通常ならば参拝客であふれかえっているのだろうが、鳥居までの参道で見かけたのは数組程度。鳥居をくぐってからも、人がいないわけではないが非常に快適な感じ。テレビで見た程度だったが、伊勢神宮は華美な装飾といったものは一切なく、想像していたよりもずっとずっと質素な印象。荘厳な雰囲気を醸し出している。

バスに乗って内宮へ。渋滞して大幅に遅れるから気をつけてみたいなことが案内板に書かれていたが、もちろん全くそのようなことはなくスムーズな運行。以前はそれだけごった返していたのだろうな。

内宮入口（もうちょっと撮るアングルを考えれば良かった）

ここを通って日常の世界から神聖な世界へ。

皇大神宮（階段下からの撮影は認められている）


伊勢神宮には樹齢何百年なんだろうという巨木がたくさんある。それらに触れたあと、何か澄んだものが体を巡っているような、何だか不思議な感覚があった。

帰りもまた２時間。名古屋に戻った頃には17時を回っていて、一日がかりの旅になった。いろいろな巡り合わせでお参りすることができてよかったなと思う。

日常の世界に戻り、今日最後の初めてとして、名古屋駅の味仙で台湾ラーメンを食す。たむらぱんがずっと前から聖地と言っているのはおそらく本店のことなのだろうが、とりあえず支店で。これも長年の念願。器がちっちゃいなと思ったが、たっぷり入っていたのでちょうどよかった。辛くて、なぜか今日は汗より鼻水、鼻水より涙の方が多く出た気がする。そしてうまい。思い出すとまた食べたくなる。

２日目終了。