日本版レコンキスタ宣言 旅立った孫と子孫への私の人生卒業論文

2023/10/07(土)07:50

北海道新幹線、30年度札幌延伸延期へ 工事停滞、数年遅れ 五輪断念受け調整

世相について(78)

北海道新聞より 2030年度末開業予定の北海道新幹線新函館北斗―札幌間(212キロ)で、建設工事の停滞から、札幌延伸の数年の遅れが避けられない情勢となったことが6日、分かった。札幌市が冬季五輪の招致時期を34年以降に変更する方針を固めたことで、政府関係者は同日「札幌延伸を急ぐ理由がなくなった」と述べ、新幹線の札幌開業を延期する環境が整ったとの認識を示した。国土交通省と建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)、JR北海道は今後、延期期間などの調整に入る。  新幹線が予定通り30年度末の31年3月に開業しても、30年2月ごろに開かれる冬季五輪には間に合わないが、招致が実現した場合、開業を前倒しして五輪に間に合わせるべきだとの政治的要求が高まる可能性があった。このため招致の方向性が決着するまで、開業延期の判断は困難とみられていた。  工事が約4年遅れているのは、巨大な岩塊群にぶつかった後志管内倶知安町―ニセコ町間で建設中の羊蹄トンネル比羅夫工区(5・6キロ)。同区間は掘削工事が2年以上停止し、11月から掘削を再開するが、掘削ルートは複雑な地層で、同様の岩塊を調査している。  さらに来年以降は、建設業の残業時間に上限が課される24年問題が控える。トンネル以上に人手が必要になる高架橋の工事も本格化し、千歳市でラピダス(東京)が建設中の次世代半導体工場に、機材や人員が集中する影響を受ける可能性も高い。  札幌延伸への工事は大幅に遅れている一方で、建設費を増額することでトンネルなどの工事に当たる人員や機材を増やし、ペースを速めることは可能。大手ゼネコン関係者は「認められないだろうが、2倍3倍以上の建設費を投入すれば間に合うかもしれない」と話す。ただ、国交省幹部は「例えカネを積んでも人が確保できないので、無理だ」と懐疑的な見方を示す。 国交省は昨年末に人件費や資材高騰で事業費を当初より6450億円高い2兆3150億円になると試算し、道や札幌市などに負担を求めたばかり。別の国交省幹部は「公式には五輪と新幹線はリンクしていないが、水面下で連動している」と認める。公共事業の工事費が高騰する中、予算を獲得する最後の根拠となっていた30年の札幌五輪招致が消え、予算増額に理解を得るのが難しくなった。 ----------------------------私の意見----------------------------------- 2030年の札幌五輪誘致を断念した理由がまさに新幹線札幌まで2030年度末開業ができなくなったからだ。最初から2030年誘致はバクチみたいなものだった。秋元札幌市長の仮説は、2030年札幌五輪開催というスケジュールに合わせて新幹線開業という算段だったのだろうと思うが、なんせ人手不足による工期の遅れが一番の原因だ。特に建設業の人手不足は深刻の度を増している。 この人手不足をどう解消していくかしかない。札幌五輪誘致は2038年以降という報道もある。 札幌五輪、38年以降も視野 30年断念 市長、JOC会長と11日会談:北海道新聞デジタル (hokkaido-np.co.jp) 私の記憶ではあるが、当初北海道新幹線の函館北斗と札幌間のルートは長万部から室蘭・登別・苫小牧・千歳空港・札幌というルートが主流だった。それが長万部・倶知安・小樽・札幌という距離優先のルートに当時恐らく政治決着したものと思う。北海道の豪雪地帯のルートのため80%がトンネルとなるので当初から工事費は莫大になると言われていた。それが苫小牧ルートだと、北海道でも積雪があまりなく、洞爺・登別という観光地、室蘭・苫小牧といった港湾都市、そして空の玄関口千歳空港となると、トンネル区間が10%程度になるから、建設コストや営業面では、小樽周りよりも苫小牧周りの方が勝るただ時間が多少かかるという程度である。 北海道の人が関東や関西に行くのならまず新幹線は利用しないと思う。ほとんど航空機での移動だと思うし、LCCとJRじゃ既に勝負ありだと思う。 どうせ遅れるのなら新函館北斗から札幌までリニアにしたらと思う。 1972年札幌五輪当時私は中学2年生、観に行きましたよ!! 1972年札幌五輪で一躍アイドルとなったジャネット・リンさん トアエモア 虹と雪のバラード あいち交通死をなくすボランティアにじいろ会|さえりん♥ストラップ (aichinijiirokai.wixsite.com)

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