山形達也85歳の心理学

2012/10/05(金)18:33

方家が北大の修士を取って北京に就職

研究室風景(181)

さえ: 犬を飼いたいのに、日本に戻っても念願の盲導犬パピーを育てることは駄目だと盲導犬協会に言われているし、中国のグリーンカードはあと4年経たないと申請できないことが分かったけれど、それ迄ここにいられないから絶望だし、犬も飼えないとがっかりしていたのを案じたのでしょうか、昨日の夜8時半頃、陽暁艶と崔玉婷がうちにやってきたのですよ、あの子犬を抱いて。 それで、飼い主の学生は休暇から戻ってきたけれど、夜は面倒を見ていないので、連れて行って良いというので借りてきました、今晩一緒に遊んであげて、っていうのです。 藪から棒の話でしたが、目の前では可愛い子犬がしっぽを振っています。一晩くらいならいいか、と引き受けてしまいました。 お腹が空いたときのためのミルクがあるとミルクのワンパックと、タオルが3枚。 この子犬は、飼い主に聞いたら、小黒(シアオヘイ)だそうです。 箱を見つけて入れたのですが、ぼくを見上げて出たがるので、つい抱き上げて一緒に遊んで、もじもじしたときは床においてオシッコをさせて、まだベッドの上で相手をして、気付いたら夜中の2時です。ベッドの置いてある部屋の一部にこの箱を置くと部屋が仕切られてチビクロの居場所になるので、一カ所のタオルを置いて寝ることにしました。それまでにオシッコ4回、ウンチが2回。 何時もの5時には目が覚めなくて起きたのが6時。シャワーを浴びてから大学に一緒に行きましたが、うちにいる間に、オシッコが8回、ウンチが3回。 寝不足で頭が重い一日でしたが、二年前の卒業生の方家さんが訪ねてきてくれました。北大の修士課程をこの夏に終えて、北京のMerckの研究職に就職したそうです。良かったですね。三日後の月曜日から働き始めるということでした。 元々、この国慶節の休暇のあいだうちの学生は全員が研究を続けたので、夜は羊蠍子レストランに行こうと言っていたのを昼食に変えて、全員で一緒に羊のしゃぶしゃぶを食べました。 気付いたら、方家と日本語を夢中でしゃべっていました。うちの学生は皆呆れた笑い顔です。だって、日本語を話すことが全然無いんですものね。方家はきちんとした日本語を話すし、ともかく、こうやって訪ねてきてくれて嬉しいことでした。 彼女の北大の研究室は今度一緒に北京に旅行に行こうという話になっているそうです。皆に可愛がられたのですね。これも嬉しいことです。再見

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