テーマ:教育を語ろう(69)
カテゴリ:教育問題
昨日の朝日新聞佐賀県版に次のような記事がでていました。
生徒直立不動 校長に礼 推薦をする生徒に、校長が礼を言わせていたということだが、そもそも「礼」とは、強制するものだろうか。 この校長は「恩着せがましいと思うなら、推薦を受けないこと。だって、他の子は受けないから。何やかんや言われるのは筋違い」と説明したらしいが、学校の役割がなんだかわかっていないようだ。 尾木直樹さんの「推薦は生徒たちの努力によって得られるもので、あくまで学校の業務。礼を言わせるのはおかしいし、恩着せがましい。自分たちが生徒の優位に立ちたいという権威主義の表れではないか。とんでもない時代錯誤だ。」というコメントは、前半は的を得ているが、後半は少し違う。 この校長は、「生徒の優位に立ちたい」などとは思っていないだろう。それより、このことを「正しい」と信じ、「教育」の一環と考えているにちがいない。 悪意はないのだ。きっと。 そして、それが、一番の問題点である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.03.16 01:30:25
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