メルマガ「てぃーふれんど通信Vol16」の特集はアールグレイです。梅雨が明けたら暑い夏。アイスティーにおすすめのアールグレイです。
メーカーによってアールグレイのブレンドも違います。飲み比べてもおもしろいかも
◎1830年代に中国派遣の外交官が、当時の首相グレイ伯爵に献上した着香茶を元に出入りの茶商に作らせた紅茶がアールグレイだそうです。
その出入りの茶商は後程、ジャクソンに吸収合併したことから、正当なアールグレイの商品はジャクソンだと主張しているそうです。
◎この柑橘系の香りはベルガモッドオレンジを抽出して、使用しているそうですが、これは近年のことです。
それに、主にベースとなっている中国系紅茶も1830年代には、完成されていなかったので、本当に当時のアールグレイのレシピは不明です。
◎市販でもベルガモッドオレンジエッセンシャルオイルが販売されていますが、これはアロマオイルなので食用ではありませんご注意下さい。
でも、ハーブに同じように香りがするものがあるそうです。こちらは乾燥させればブレンドティーとして使用可能です。
名前も「ベルガモット」で和名「タイマツバナ」シソ科の植物です。
◎磯淵氏の著書によると当時、中国の武夷山での自生茶特有の香りは、龍眼(中国の果物)に似て、紅茶の発酵を止める際、松の木を燃やしたので、その香りがほんのり着いた紅茶になりました。それが龍眼の香りがする正山小種です。
これがアールグレイの元になったと解説してます。
正山小種に更に松で燻製したのがラプサンスーチョンになりました。
◎ちなみに、磯淵氏によるとフォートナムメイソンの「アールグレイ」がラプサンスーチョン+ベルガモッドの香りつけなので割と近い風味だそうです。
また、ロンドンで飲むアールグレイと日本で飲むアールグレイについても、日本で飲むと強烈な香りになるがロンドンの硬水で飲むと味も香りもやや抜けたように軽くなり渋みも薄れるそうですので、ミネラルウォーターで試してみるのもいいでしょうか。
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この本の前半は二人の紅茶王「トワィニング」と「リプトン」の話なのですが、後半は本当のアールグレイの話。元祖はトワイニングかジャクソンかと言われていますが、もちろん著者が中国まで行って、分かった事は・・・
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左記の本の中で、磯淵氏は当時、龍眼(ライチに似た果物だそうです)の香りがする正山小種がアールグレイの元になったのでは解説してます。
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ハーブのベルガモッドです。
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お菓子作りの時に材料と一緒に加えるとアールグレイ風味のお菓子が出来ます。
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