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TEA&GARDEN ちょっとひとりごと

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朝寝嬢

朝寝嬢

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September 19, 2021
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カテゴリ:美術館・博物館
去る​8/4​に行ってきた、
​『水木しげる 魂の漫画展』​

 











 ​岡崎市美術博物館にて。





​水木しげる、​​
​本名・武良茂(むらしげる)​は、​
1922年に生まれ、
2015年11月に惜しまれながら亡くなるまで、
​​その93年間の生涯を
現役で在り続けました。​​​



鳥取県境港で幼少期を過ごした茂は、​
武良家に出入りしていた
​近所の“のんのんばあ”に連れられて見た​
『地獄極楽絵図』に心を奪われ、​
以来、
​目に見えない世界に
魅入られるようになります。​​




その後、
​成年となった茂は戦地に召集され、​
​激戦地・ラバウルで​
​理不尽に多くの命が失われていく様を​
目の当たりにするとともに、
自身も​片腕を失い、​​
​生と死の境をさまよう壮絶な体験をします。​


復員後茂は、
​この過酷な体験から
ますます見えない世界に注目し、​

​​​魂​​妖怪​たちが往来する世界に​​
創作のヒントを見出すようになるのです。


40歳を過ぎた
遅咲きのメジャーデビューを果たすまでの
極貧生活時代から、​
押しも押されもせぬ
超人気作家になってからも、

​​水木しげるは
片腕独自の画風を模索し続けながら、​​

​かつて失われた命への慰めと、​
この世に生きる人々へのメッセージ
ともいえる作品を​

全身全霊で描き続けました。​




そう、水木しげるの世界には
「魂」が宿っているのです。​



「ゲゲゲの鬼太郎」に代表される​
妖怪漫画で有名になった水木ですが、
ユーモアと皮肉、
想像力あふれる短編の数々や、
​己の体験を基にした
誰にも真似できないリアルな戦記物など、​

妖怪以外の漫画作品においても
高い評価を得るようになります。



また近年発見された、
​​デビュー前に描いたスケッチ​や​
​絵の数々からも
その画力の非凡さがうかがわれ、​

​漫画家としての​スケールの大きさ​
改めて世に知らしめています。​






​​本展覧会は
漫画家・水木しげる
こうした多才な画業に迫り、​​

​その​​作品の尽きない魅力​​
改めて探求しようとするものです。​




作品一つ一つに込められた
​​「魂」を存分に味わっていただければ幸いです。​​​​​​​​​​​








展示室の入り口前にはこんなのが。





コレ、
水木センセ ?     ;・∀・







ねずみ男~。



ちなみにアタシ、
大学時代のあだ名が、
​​一反木綿​​だった・・・




​​白く長くて、​​
ペラペラで、​
​それでもって
ひょろひょろふらふらしてるから。​




なんだって。(汗)



ちょっとだけ色白だったし、
背が高いし、
当時は人生マックスの細さだったし。


・・・ってとこまではまあいいわ。




でも、


   ​​ひょろひょろ​​
        ふらふら​​
って。
     ;・∀・​​






自覚はないんだけど、
​歩き方​がそうなんだってサ。

遠くからでもすぐわかるって言われたわ。
・_・;








てな余談はさておき、


​水木しげる​と言えば、
朝ドラやね~。

何年か前に夕方再放送してるのを
録画で見たわ~。


本放送は見てなくて、
この再放送が初めて。





あーでも、
水木しげるが人気なくなってきたところで
ストップしてるなあ。


そー言えば。
もう長いこと。(汗)




​続きを見なければ​と、
この展覧会見に行った時、
思ったんだった。   ^ ^;








でも​朝ドラのおかげ​で、
この展覧会、
すんなりと見れたわ。
理解ができた。


水木しげるの半生が
わかっているのでね。   ^ ^;







展覧会の構成はこんな。


​​​​プロローグ

水木しげる劇場 ~波乱万丈人生紙芝居~​
 ​​​




​​第1章 

​​武良茂アートギャラリー ~少年天才画家あらわる!~​​
少年時代から非凡だった武良茂の絵画作品の数々。​​

​​




​第2章 ​

​水木しげる漫画研究 ~片腕で生み出す独自の画法~​
水木漫画ができるまでの舞台裏公開!​​

手帳、スクラップブック、人物スケッチ、筆と絵の具。

​​​




第3章 

​水木しげる人気三大漫画 ~鬼太郎/悪魔くん/河童の三平~​
代表作である三作品の誕生秘話と時代と共に歩む作品の人気に迫る。​​​

​​​




 









​第4章 ​


​​​​​総員玉砕せよ! ~壮絶な戦争体験記~
自らの悲惨な戦争体験を描いた作品は後世に残すべき日本人の遺産。​​​

作品原稿、ラバウルでのスケッチ、太平洋艦隊のプラモデル他を展示。
【当館の所蔵する戦時資料も併せて展示】

​​







​第5章 ​​

​溢れる好奇心 人物伝​
近藤勇、ヒットラー、そして南方熊楠。​​

独自の視点で個性的な人物を描いた水木しげる。





​第6章 ​

​​​短編に宿る時代へのまなざし​
多彩な短編作品には時代を映しだす「ほがらかなニヒリズム」が貫かれている。​

​​




​第7章 ​

​妖怪世界へようこそ​​
妖怪画(カラー/モノクロ)、ブロンズ像、フィギュアなどを展示。​​

​​





​第8章 ​

​人生の達人 水木しげる​
初公開作品であり事実上の絶筆となった「虫の絵本」や、​​

名言の数々と有名キャラクターが合体した作品を展示。




​エピローグ ​

水木しげるインタビュー映像~好きなことをやりなさい~
 ​​​

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​











水木しげる氏の​画力には驚嘆。​

緻密で細かい。
背景とかすごい。





漫画の域を超えてて、
立派に絵画だわ。

◎_◎;








これを
片手で描いていたんだからスゴイと思う。

朝ドラで向井理が演じていたけど、
途中からない左腕で、
原稿を抑えて描くのよね。


姿勢が不自然で、
疲れると思うんだけど・・・




​情熱​かなあ。
描きたいって言う。






水木しげる氏が、
​人物伝​とか書いてたの、
全然知らなくて、
原稿が展示されていたから
興味深く読んだんだけれども、
結構下の方まで展示してるのよ。

壁の下の方・・・



しゃがみこまないと読めないくらいの位置。







        ・・・読みにくいこと
                     この上なし。  

                       - -゛








何考えて
​​こんな展示の仕方​​をしたんだか。

学芸員さんに聞きたいと思ったわ。





   ​コレ、​
    いちいち読まんで
            ヨロシイ​って意味 ?​




         ・・・とすら思ったし。







まあ、
いちいち丁寧に読んでたの、
アタシだけだったけど。


- -;








ヒットラーのが興味深かったので、
売店に置いてあったし、
買おうかなあと思ったけど、
やめてコッチを買ってしまった。




​​       ​ 『方丈記』   ^ ^;​​​














最後に。

展示室を出たとこだったかなあ。


岡崎のゆるキャラ、
オカザえもん
鬼太郎のちゃんちゃんこ着てた。   ^ ^;


​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​

ちなみにオカザえもんは、
バツイチ子持ち​(笑)










この展覧会、
​9/26まで​​やっているので、
興味にある方はどうぞ♪



緊急事態宣言出てるけど、
やってる模様。   ^ ^;​​​









ちなみに
岡崎の後は、
​​10/9より帯広​​へ巡回だそう。





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Last updated  August 17, 2023 12:16:54 AM
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