2023/05/14(日)01:58
『ルネ・ラリック展』 その4。
去る8/25に見に行った、
『ルネ・ラリック展』の続き。
前記事
『ルネ・ラリック展 』その3。 | TEA&GARDEN ちょっとひとりごと - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
香水瓶<二人の人物、小像のある栓>
中心部が密着した、
型吹きプレス同時成型で製作。
ルネ・ラリックが特許を申請した技法。
ストッパーも人物の彫刻になっている。
下の写真、
中央の香水瓶。
実際に液体が入っているけど、
<二人の人物>もこんな感じになるのよね。
右・香水瓶<バラ窓形の人物像>
中央・香水瓶<牧神のくちづけ>
左・香水瓶<シレーヌ>
なんか実用品なんだけど、
芸術だなあって思っちゃう。 ^ ^;
香水瓶<カーネーション>
コッチは
カーネーションの花の中に
香水液が入る模様。
やっぱり芸術だわあ。
素敵。
香水瓶<彼女らの魂>
ドルセー社の香水『彼女らの魂』のために
作られた香水瓶。
香水瓶全体を覆うように広がる
ストッパーが特徴的。
もーすごいわねぇ。
コレ。
瓶本体より、
ストッパーが主役というか。
やっぱり芸術的。
もともと宝飾デザイナーであった、
ルネ・ラリックならでは。
^ ^
パフュームランプ<バラ>
香炉と常夜灯を兼ねたかわいらしい作品。
栓を支えるくぼみの部分に
練り香水を入れて、
ランプの熱で香りが広がるようになっている。
アロマオイルを垂らして香らせる、
似たような仕組みのがあるよなあと。
アタシ、
持ってるけど。
もう長いこと使ってないけど。 ^^;
↑
十数年 ?
中型常夜灯<キューピッド>
この常夜灯はどうなんだろ。
香炉は兼ねてない ? ? ?
かな。
パフュームランプとは呼んでないからねー。
左・ 香水瓶 <クレールフォンティーヌ>
右・香水瓶 <スズラン>
クレールフォンティーヌとは、
パリ郊外で、
ルネ・ラリックが初めて
ガラス工房を開いた場所でもある。
美しい森の中で自然豊かなところであった。
その森に咲く清楚なスズランの花を
香水瓶のモチーフにしている。
左・香水瓶 <二つのアネモネと花瓶>
中・香水瓶 <二つの花>
右・香水瓶 <グレゴワール>
左・香水瓶 <二つのアネモネと花瓶>
FORVIL社のためにデザインされた香水瓶。
立体感のある
2輪のアネモネをデザインした栓部を、
まるで花瓶に
アネモネを生けたかのようにデザインしている。
中・香水瓶 <二つの花>
花芯部分のガラスが裏表密着しており、
液体が花弁の部分だけに
行きわたるデザイン。
つまりこれも、
他のと同じく、
型吹きプレス同時成型。
ルネ・ラリックが特許をとっている製法。
右・香水瓶 <グレゴワール>
蕾のようなデザインの香水瓶。
アルコール式パフューム・バーナー<きんぽうげ>
香水瓶<真夜中>大・中・小
その5に続く。