カテゴリ:美術館・博物館
去る6/19に行ってきた、 『コスチュームジュエリー 美の変革者たち 展』 愛知県美術館にて開催。 6月いっぱいで 終わっちゃったけど。 ^ ^; これは偽りなく美しい "ニセモノ" のジュエリー あえて 本真珠と模造パールをあわせて身に着けた、 ガブリエル・シャネルの言葉です。 彼女にとって、 素材が何であれ、 デザインやスタイルにこそ 真の価値があることを表しています。 コスチュームジュエリーとは、 宝石や貴金属を用いず、 ガラスや貝、樹脂など 多種多様な素材で制作される ファッションジュエリー。 素材から解放され、 自由なデザインを提案できる コスチュームジュエリーを、 20世紀初頭のポール・ポワレが先駆けとなり、 以降シャネルやディオール、スキャパレッリなど、 フランスのオートクチュールのデザイナーたちが こぞって取り入れました。 やがてヨーロッパ、 そして戦後はおもにアメリカで、 コスチュームジュエリーは広く普及し、 当時の女性たちに装う楽しみだけではなく、 生きる活力、自由や自立の精神をもたらしました。 本展は20世紀初めから戦後に至る、 コスチュームジュエリーの歴史的展開を紹介する、 日本初の展覧会です。 小瀧千佐子氏による 世界的に希少なコレクションから ジュエリー約450点と、 当時のドレスや ファッション雑誌などの関連作品を通して、 その魅力をご堪能ください。 コスチュームジュエリーなんてな言葉、 初めて聞いたわ。 装飾品なんて 模造品が当たり前というか、 まあ本真珠のネックレスくらいは 持っていたりもするけれど。 ↑ 冠婚葬祭用 ホンモノの 宝石や貴金属を使ってないのなんか 別にフツーでしょ、てな 現代の感覚でいると、 目からウロコ。 昔は宝石や貴金属を使うのが 当たり前だった・・・ そーか。 そーだよな。 ◎_◎; 20世紀初頭、 素材にこだわらないアクセサリーを作るということが、 どれだけ斬新だったか。 そんな時代背景に思いを寄せながら鑑賞。 偽物なんかと侮ることなかれ。 ホンモノにも劣らぬ 美しさ ! ! ! ≧▽≦ 大半が撮影可。 心惹かれたものを撮影してきたので、 順次載せていきます♪ ^ ^ 第1章 ポール・ポワレとメゾン・グリポワ コスチュームジュエリーの先駆者、 ポール・ポワレは、 女性をコルセットから解放したと 言われるデザイナー。 更にそのあとを、 シャネルやディオール、 スキャパレッリなどが 続いていく。 お出迎えはコレ。 ポール・ポワレ ポール・ポワレ (デデザイン) マドレーヌ・パニゾン (製作) 夜会用マスク ブレスレット「深海」 メタリックチュールに、 ガラスビーズとクリスタルガラスで 刺繍されたマスク。 きらっきらだし、 刺繍が細かくて ただただすごい。 ◎_◎; ちなみにこの刺繍はタコ・・・ そー言われてみれば・・・ ! !! ;゚Д゚ シャネル メゾン・グリポワ (製作) クリップ ブローチ 「カエル」「蜂」モチーフ カエルがかわいい。 ^ ^ クリスチャン・ディオール クリスチャン・ディオール (デザイン) メゾン・グリポワ (製作) ネックレス 「葉と藤の花」モチーフ クリスチャン・ディオール (デザイン) メゾン・グリポワ (製作) ネックレス イヤリング クリスチャン・ディオール (デザイン) メゾン・グリポワ (製作) イヤリング ブローチ 「すみれ」モチーフ その2に続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 10, 2024 12:51:03 PM
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