昨日、
京都で
『縄文展』を
見てきたノリで、
今日は久しぶりに
この続きを・・・
^ ^;
去る9/4に行ってきた、
『古代DNA ー日本人のきた道ー 展』

名古屋市科学館にて開催。

先日、
会期終了してしまったけど、
続けてチマチマ書いてゆきます。
^ ^;
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『古代DNA ー日本人のきた道ー 展』その5。 | TEA&GARDEN ちょっとひとりごと - 楽天ブログ
第3章
日本人の源流
―さまざまな弥生人とその社会

・・・の続き。

鳥取県青谷上寺地遺跡から出土した
人骨32体のうち、
母系の血縁が認められたのは、
6体に過ぎなかったという。
DNAの解析からみて、
ここのムラは、
血縁関係がほとんどない、
多様なDNAを持つ人々で
構成されていたとみられる。
・・・って、
これ意外。
太古の昔って、
同族で結婚繰り返して、
集団を形成しているイメージだったから。
この青谷という地域は、
人々の流入・流出が盛んな場所だった
ということか・・・
意外と進んでるというか・・・
閉鎖的な社会じゃなかったんだなあ。
;・∀・

鳥取県
青谷上寺地遺跡8号人骨 復顔(左)
青谷上寺地遺跡8号人骨(右)

この顔は、
現代の日本人の顔に近い感じ。
^^;
何処かにこーゆー顔の人、
いそう。(笑)

一般的な弥生人のイメージって、
大陸から渡来した、
水田稲作の民。
でも実際には
縄文人と混じりあい、
在来(縄文)系弥生人と
呼ばれる人たちも多く、
弥生時代は、
多様な遺伝的特徴を持つ人々が
共に暮らしていたと思われる。
・・・ってことで、
つまりは
現代日本人と
そんなに変わらない ?
そういうことかな ?

佐賀県
大友遺跡3号人骨(男性)
在来(縄文)系弥生人
弥生前期(紀元前7世紀)
エラはりで、
前歯が上下カチンコ。
縄文人の特徴を持ってる弥生人。
↑
アタシ、
コレに該当するんだな。
目鼻立ちは
モロ弥生なんだけど、
エラはり上下ガチンコ前歯。
てことは、
在来(縄文)系弥生人 ?
;・∀・
一方・・・

福岡県
横隈狐塚遺跡ST-110人骨(女性)
渡来系弥生人
弥生中期(紀元前2世紀)
顎がシュッとしてるし、
前歯のかみ合わせも、
上の歯の方が出てて。
渡来系弥生人の特徴が濃い顔。
同じ弥生人でも、
顔立ちはそれぞれ。
多種多様。
その7に続く。