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2006年07月04日
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カテゴリ:About Real
これから続く文章中に書かれている出来事は実際に起こったことです。
起承転結も滅茶苦茶で、思いつくままに書き綴ったものです。
私自身未だに結論が出ていないことです。(果たしてそれがあるのかどうかも分かりませんが)
何も考えずに読んでしまうと、大変後味悪い気分になってしまう可能性があります。
面白い話、ためになる話を期待してくださった方には申し訳ありませんが、次回以降の更新をお待ちください。


















私にはある友達Oがいました。
彼とは、私が高校二年になった時に同じクラスになったのですが、彼のことは同じクラスになる以前から知っていました。
なぜならば、県下有数の進学校の中でも結構上位(?)の高校で、今までの歴史を塗り替えるような人の存在が知れ渡るのは当然の事だからです。

そうして初めて同じクラスになった時、私と彼に通じる友達の仲介Nのお陰で、少しずつ仲が良くなっていきました。

彼は噂通りの成績でした。
自慢ではありませんが、当時私も少々勉学が出来ると自惚れていましたので、醜い事ですが、嫉妬に近い憧れを抱いたものです。
もちろん彼は勉強だけが優れていたのではありません。
スポーツもそれなりに出来、ピアノは幼い頃からずっと続けていたらしく、かなりの腕前でした。
(性格は…少し曲がっていたかな…^^;w)
彼ほど何でもこなせる天才、まさに天才と呼べる人は今まで彼意外会ったことがありません。

そんな彼に少しでも近づこうと、私も出来る限りの努力をしました。
私は高校入学当初から志望する大学が決まっていたので、私はあらゆる物を捨てて三年間勉強に励みました。
学年が上がり、成績の差も縮まっていき、私は学年2位まで上がりましたが、とうとう彼に勝つ事無く卒業の日を迎えたのでした。

あらゆる面で目標にしていた彼に「いつか勝ってやろう」と心の中に誓いました。

高校卒業後、彼はある大学の医学部へ行き、神経外科の学科に進みました。
そこでも彼は天賦の才能を発揮したそうです。
成績は五本の指に入り、解剖の時は彼の力を頼りにする人が数知れず…

勉学だけでなく、恋愛に関しても、彼は上手くいっていたそうです。
彼女の親とも上手くいっていて、聞いた話によると、最近特注の婚約指輪を注文したそうです。


そんな私から見れば幸せ絶頂な彼ですが。

先週の月曜日、つまり一週間前、パソコンのコードを首に巻いて

自殺しました。



私がこのことを知ったのは水曜日の午前、Nからの電話でです。

変わり果てたOを最初に見たのは彼の彼女でした。

遺書は無く、部屋の様子は普段の生活感を残したままだったそうです。

前日まで普段通りの様子で、何の前兆も無く、まさに突然のコトだったそうです。


信じられませんよね。
私は初めその話を聞いたとき、Nは悪い冗談でも言っているのだと思いました。
ですが、(私が講義を受けている最中でしたので)何度着信拒否しても諦めず、いざ声を聞くと切羽詰った様子でしたので、段々とソレが本当であることが理解できました。

それからの私は全てが上の空。
虚しいと言うか、何かが抜け落ちた感じと言うか、上手く言葉に表せない感覚がしました。

NはOの家族から電話をもらったのですが、彼も同じような感覚だったのでしょう。
お互い無言のまま携帯電話を耳に当てることがしばしばありました。


「私には何が出来るのか?」

私が電話をもらった水曜日には既にOの葬式が終わっていて、家族は実家がある鹿児島に集まっていました。
鹿児島から比較的近い所に住んでいるNは、知らせを受けた途端授業を放り出し彼の家族に会いに行きました。
Nが知らせを受けて真っ先にこの事を教えてくれたのが私なのですが、私は仙台に住んでいるためOの家族に会うことはできません。

夜になり、Oの家族に会ったNから再び電話を受けるまでの時間は、今までで一番長く、空虚に感じました。

電話では、お互い何かを模索するように話し合いました。
とりあえずお盆になったらクラスメートでお線香を上げに行こうということになりました。

ですが。

それまでの間、お盆までの一ヶ月以上の期間を、私はどのように過ごせばよいのしょうか。

彼の死を忘れるくらい我武者羅に他の事に打ち込むべきでしょうか?

あれから一週間が経とうとしていますが、未だに答えが見出せません。



参考までに。

自殺に関する倫理観と自殺志願者の意見 ウィキペディアより
現在、『自殺をすることは良くないことであり、自殺志願者を全て救おう』とする動きが日本社会の一般的な理念となっている。
しかしながら自殺志願者達は既に他人の求めに耳を傾ける事が出来るほどの余裕を持ち合わせていない為、自殺防止を呼びかける人々の「生きていれば必ずいい事がある」「死ぬ気になれば何でもできる」等の励ましは多くの自殺志願者にとって気休めにもならず、また当事者を追い詰める可能性もあるという厳しい意見があり、精神ケアの難しさを顕著に示す例としても自殺は社会問題の一つとされている。
『自殺志願者を救いたい人々は自己満足のためだけに活動しているに過ぎない』という志願者側の見解に決定的な反証が出来ない事も多く、カウンセリング成功への道のりは険しい。
一方で自殺願望の念から立ち直った人から「どうしてあれほど死にたいと思っていたのかはっきりしない」「理由なく、何故か死にたかった」という意見も聞かれ、根本的な原因の追究と解決の難しさを表していると言えるだろう。

日本では近年個人主義が進んでいると言われているが、本質的な社会構造においては未だ集団主義的色合いが濃く残っている。
また、皆と同じである事で心理的に安心感を持ち得る国民性を有する。
そのため個人の思想やライフスタイルが社会に受け入れられないと感じたときや、他と違う、自分だけついていけないなどのプレッシャーが重く圧し掛かったときに耐え切れなくなって自殺に走る傾向が強いといわれる。

自殺の理由として挙がるのは「経済的困難」「疾病」等だそうです。
それに何らかのきっかけが加わって自殺を実行するという流れになります。

私は、彼はそのどちらにも当てはまらないと思っています。
話によると、月曜日に彼女と婚約指輪を受け取りに行く予定だったらしく「何となく死にたかった」等ということも有り得ません。

本当に「何故…」です。


今回の記事は、果たして記事にして良かったのか分かりません。
ただ、このままだと私自身がどうにかなってしまいそうなので、助けを求める意味でも書かせていただきました。
ただし、私は自殺をするつもりは更々ありませんので、その点はご安心ください。

とりあえず、現実逃避も兼ねて、ここに赤石復活宣言(?)をさせていただきます。





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最終更新日  2006年07月04日 22時56分23秒
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