Green

2007/06/17(日)00:18

検証「回復の法則」(追記あり)

Red Stone(123)

青鯖のセンチネルさんより依頼された検証に似た検証を行ってきました。 フルヒールポーションは高価なため、リハーサルみたいな感じですw 検証「回復の法則」 今回の検証は 「回復中にダメージを受けた場合」や「連続で回復スキルを使われた場合」どうなるのか を調べてきました。 まず検証を行う前に、大型アップデートにより回復速度の式や薬回復OPの上限が変更されていないかを調べました。 健康が394で薬回復速度が0%で回復したときの連続写真(約800キロバイト) この連続写真は、リアル時間の1秒間に12回のペース(1フレーム毎)で撮られています。 1205のHPが177フレームで回復しているので、秒間81.69の回復速度であることが分かります。(1205*12/177=81.69) 上記条件の回復速度は85.59です。 少し値が違いますが、他の日に行った測定では殆ど同じものとなりました。 またここでは触れませんが、薬回復OPの上限も250%で変更されていませんでした。 さて、本題に移ります。 「回復中にダメージを受けた場合」の検証ですが、一定のダメージを一回だけ受けるという条件が難しいために実際は「回復が(一見)止まったかに見えた後に最大HPを上げる」という方法を用いました。 具体的には 健康が394で薬回復速度が0%、最大HP985で残りHP795の状態のキャラクターにHP回復量1205のフルヒーリングを使用します。 HPが最大になったところで「しばらく」待ち、あるタイミングで最大HPを2250まで上げます。 結果 連続写真(約850キロバイト) 「しばらく」待った後、あるタイミングが遅すぎなければ最大HPを増やした後にHPが回復されました。 ただし回復が止まった後の残りHPは、795+1205の2000ではありませんでした。 HPは、HPを変えるタイミングに依存し、タイミングが遅いほど795に近い値になりました。 また 「連続で回復スキルを使われた場合」の検証は、先程の条件から最大HPだけを4082に変更し、他の条件は変えないで行いました。 上記のフルヒーリングを2回連続で使用してもらい、回復が終わった後のHPと回復が終わるまでの時間を測定しました。 結果 連続写真(約1.5メガバイト) 残りHPは単純計算 795+1205*2=3205 となりました。 回復が終わるまでの時間は、フルヒーリング1回の回復が止まるまでの時間の2倍(338フレーム)になっていました。 この結果から分かることを考えてみます。 フルヒーリングやPOT等を使った場合の回復はじわじわと回復するのですが、 このときの回復速度は回復するキャラクターの健康と薬回復OPに依存します。 したがって、回復速度と何秒回復するのかが分かればHPがいくつ回復するのかが分かります。 「道のり=速さ×時間」の関係と同じ感じです。 今までの回復についての考え方は 「HP○○の状態から○○だけ回復してHP○○になる」 と言うものでしたが、この関係により 「HP○○の状態から○秒間回復してHP○○になる」 と考える事ができるようになります。 つまり 先程の条件では1回のフルヒーリングにより、「約170フレームの間回復し続ける」と考えられます。 もし同じフルヒーリングを受けるにしても、受け側の薬回復速度が大きければ更に短い時間の間だけ回復し続けます。 例えば先程は薬回復OPが0%でしたが、これが250%になると秒間299.566回復します。 よって 1205/299.566*12=48.27 となり、「約50フレームの間回復し続ける」ことになります。 この考え方を用いれば、二つ目の測定の結果が説明できます。 フルヒールを受けた段階で、ビショップ側から「1205だけ回復する」という情報が受け側に与えられたとします。 受けて側は、この情報と回復速度の値から何フレームの間回復し続けるかを計算します。 先程の条件で言えば「170フレームの間回復し続ける」と計算することになります。 こうすれば、たとえHPが最大値に到達していても、回復する時間が「時間切れ」にならない限り、 HPが回復する潜在性を持っていることになります。 よって最大HPが増えたり、ダメージを受けるなりしてHPが回復することが出来るようになると、回復が再開するわけです。 また、最後の測定により、この回復する時間は「スキルを使われるごとに加算される」と言うことが分かります。 もし加算されないとなると、回復時間が170フレームの約2倍になり、回復量も2倍になることはありえませんからね。 また、このことを裏付ける事例もあります。 HPが最大の状態のビショップが、パーティーヒーリングを使用したとします。 使用した直後(正確には「回復時間」以内に)に装備を変更し、最大HPを増やすとHPが回復しだします。 以上から、今回の検証で得られた結論は次のようになります。 HPの回復は「何秒(何フレーム)間回復するか」で考える。 回復時間は、スキルやPOTを使った時に回復速度と回復量から計算され、加算される。 回復時間中は、HPが回復する猶予がある限り回復し続ける。 この結果を踏まえつつ、近いうちにフルヒールポーションを用いて検証を行いたいです。 また、この説明が分かりづらければ図を用いて説明しようと思います。 追記 フルヒールポーションの「HP100%回復」の意味について調べてきました。 HPが最大の状態でフルヒールポーションを使い、すぐさま最大HPを上げたところ、HPが回復しだしました。 ただし、その回復が止まった時のHPは最大HPを上げたときの最大値とは程遠い値になりました。 このことからHP100%とは、(POT使用時の)キャラクターの最大HPの値分のHPのことだと分かります。 センチネルさんの予想である「使用した時点での最大HP分を、健康・回復速度OPによって決められた回復速度に従って回復」と相違ありませんね。 回復量が自分の「最大HP」になっている点が他の回復と違うだけのようです。 フルヒールポーションを連続して使用する検証は行っていませんが、恐らく通常回復と同じように「回復時間が加算される」と思われます。 「効果的な使い方」については上手く言えません… 最近(主に)リトルウィッチのウルトラノヴァとビショップのゴッドハンドで即死狩りが出来るという話を良く聞きます。 興味深いことですが、各種抵抗低下に関する検証や即死に関する検証が終わっていないのに、これらが掛け合わさった検証なんて今の段階では絶対ムリですw 私が検証を行うにしても、せいぜいスキルLvいくつ以上なら即死が発生するという確認が出来る程度で、発動確率等の具体的な数値計算は行えないでしょう。

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