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カテゴリ:Trivia
こんばんは。
研究室と家の往復生活を送っています。 息抜きにフリーソフトのゲームをやったりしますが、 生活面では面白いことはあまりありません。 私もネタ帳を持ち歩いてみようかな、なんて思いますw 今回も少し、表計算ソフトについて書きます。 今回は初歩的なことに触れたいと思います。 関数について多くの方にとって、「関数」という言葉に初めて触れたのは、算数の勉強なのではないでしょうか。 算数アレルギー?の人は、この「関数」という言葉を聞いただけで思考停止してしまうとか…? 私は「関数」を簡単に説明する場合、 「何か原料になるものを入れたら、その原料を使って製品を作ることが出来る装置」 という風に説明します。 「関数」には入り口と出口がありまして、入り口から何かを入れたら、 「関数」が入れたものに加工を施して出口から出すのです。 Excel等の表計算ソフトで使われる「関数」にも、入り口と出口の概念があります。 Excelを使う人が恐らく最も使う頻度が高いであろう「SUM」関数を例にしてみます。 ※↓話が少し逸れます。 Excelにおいて、セルに数値、文字を入力する場合、 セルに直接入力する方法と、セルを選択して「数式バー」に入力する方法があります。 ここでは、後者の数式バーに入力する方法を用います。 ↓ここから話が戻ります。 数式バーに書かれている =SUM() が、関数になります。 バーのすぐ下に、簡単な使い方が浮かび上がっていますね。 「関数の入り口」は =SUM()の括弧"()"で囲まれている部分です。 SUM関数は、「入り口に入れられた数値の和(合計)を求める」関数です。 ですので、=SUM()の括弧の中には、数字を入れることになります。 数字の入れ方は、様々な方法が用意されています。 例えば「4と5の合計を求める」場合、次のように入力します。 =SUM(4,5) 数字と数字は、「,(半角コンマ)」によって区切ります。 また、 =SUM(4+5) と入力しても構いません。(違いは後ほど書きます) 4と5の合計はどこに出てくるのでしょうか。 =SUM(4,5)あるいは=SUM(4+5)は、最初に適当なセルを選択して、数式バーに入力しました。 もし、数式バーに入力したのが=SUM(4,5)等の関数ではなくて、数字や文字であった場合、 選択したセルには入力された数字や文字が表示されます。 C列の2行目に"1"が表示されています。 数式バーにも"1"が表示されています。 SUM関数を使った場合、セルに表示されるのは合計値です。 C列の2行目に"9"が出力されています。 しかし、数式バーには"=SUM(4,5)"と入力されています。 セルに関数を入力した場合、セルに表示されるのは関数ではなく関数の計算結果なのです。 …すこし言葉の表現を変えてみましたが、気づきましたでしょうか。 初心者の方は、表計算ソフトの「表計算」の意味に気づかずに、 このソフトをワープロソフトと同じような感覚で扱ってしまい、 セルに入力した数字や文字が、セルにそのまま表示されるものと考えてしまいがちです。 ※もちろん任意の位置に文章を書けますので、場合によってはワープロソフトで作るよりも良い文章が書けることもあります。 私はこのような使い方を否定するつもりは一切ありません。 表計算ソフトが「表計算」ソフトと言われていて、入力箇所がセル(直接入力)と数式バーの二箇所ある理由は、 「セルが入力(入り口)になる事もあれば、出力(出口)になることもある」 からです。 何かの計算をしようとするとき、次のように考えれば分かりやすいかもしれません。 「数式バーが関数と入り口に対応していて、セル(に表示されているの)は出口」 「色々計算機」にて、シート(ワープロソフトで言えば、ページ?)の保護をしていた理由はここにありまして、 保護を掛けて編集が出来ないようにしていたセルは、実は出口の役目をしていたセルだったのです。 出口が無くなってしまったら計算結果が見えなくなってしまいますね。 書きたい事の4割くらいしか書けていませんが、長くなったようなので今回はここまでにします。 記事を読んで分からないこと等がありましたら、遠慮なくコメントしてくださいませ。 余力がある方のために、新しい言葉の説明を以下に書きます。 引数について。 「引数」は「ひきすう」と読みます。 この言葉は、「関数」に入れる数字や文字の事を指します。 例えばSUM関数を用いて =SUM(4,5) と書いたならば、 "4"や"5"が引数になります。 =SUM(4+5) と書いたならば、 "4+5"が引数です。 要は"()"で囲まれているコンマ以外の数字や文字が引数なのです。 関数という言葉に対して、引数という言葉はあまり耳にしないと思いますが、 プログラミング等で使われる「関数」にも、対応する「引数」という言葉が存在します。 尚、SUM関数での合計値等、計算結果に対応する言葉は「戻り値(もどりち)」と呼ばれます。 計算して、値を表示する事を「値を返す」といいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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