こどもを守ろう TEAM県北 in みやぎ

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• ２月２０日 つながる音、つながる想い 【おとのわ】

  miomamaです。２０日に仙台の一番町にあるRensa(レンサ)で開催されました【おとのわ】に個人的に参加してきました。そのときのことを個人ブログ(ハチドリってみる ← リンクが右の欄にあります)の方に書きましたので、『なんだぁ？？？』と興味を持たれた方は読んでみてくださいな。(何回かに分けて書き込んでいきます。)

  2012年02月21日

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• 一緒に多賀城に行きませんか？

  事務局のmiomamaです。宮城県内で開催される勉強会・交流会・イベント等をお知らせ致します。今回は３月１３日(火)に放射線被曝から子どもを守る会 多賀城さん()が主催される交流会のお知らせです。これには私も参加しますので、もしお時間が取れる方はご一緒しませんか？以下、転載【第１回多賀茶会】日時：３月１３日（火曜日）９時～１２時場所：山王地区公民館（東北本線山王駅・道路挟んで北側）２階の第２第３和室　（駐車場に限りがありますので、なるべく乗合でのご協力お願します）参加費：３００円（お菓子付き）持ち物：飲み物申し込み締切日：３月６日定員：４０名程度申し込み先：larme0328@auone.jp【託児について】時間：９時半～１２時場所：ママと同じお部屋の一角料金：お子さんお一人につき２００円（おやつ代を含む）対象：６ヶ月～未就学児申し込み締切日：３月６日＊研修を受けた託児の派遣スタッフ「グランマ」さんにお願いする予定です。【内容（予定）】・これまでの経緯の説明・放射能に関する基本的な説明・事前アンケートへのお答え　（日程が近くなったら、聞いてみたい事などのアンケートを取ります）・地区ごとの対話・全体でのまとめ　など【サブコーナーの企画（予定）】ご自由に見れるように展示します。・書籍紹介コーナー（他団体さんのパンフレット、新聞スクラップなども）・気になるあれこれ紹介コーナー（EM菌、米のとぎ汁発酵液、塩麹など）・測ってみようコーナー（放射線測定器で、空間線量の数値を見てみよう）・お買い物コーナー（資料、お菓子）　など現在、多賀城市外の方も含めて、２５名ほど（託児は６名ほど）のママさん達から申し込みをいただいています。暗くなりがちな話題ですが、少しでも明るい雰囲気で語り合い、気持ちが楽になるような場にしたいと、頑張って企画中です！難しく考えずに気楽に遊びに来てみませんか？ご参加お待ちしております。以上、転載tagajyomamaさんのブログにある様々な活動にはいつも励まされます。いつかお目にかかりたいと思っていました。そんなときに多賀茶会のお知らせが！これはもう行くしかありません。もし一緒に行ってみたいと思われた方がいらっしゃいましたらお早めに(できれば２月中に)私にお知らせください。或いは直接tagajyomamaさんにお申し込みされてもよろしいかと思います。できれば何人かで参加したいと思います。

  2012年02月21日

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• 第三回 県議・市議との意見交換会 開催

  事務局のmiomamaです。２月２０日に大崎市古川にて三回目となる意見交換会を開催しました。今回の内容も近々こちらにアップできると思います。が…実は会のラスト３０分の録音に失敗していまして…。これからは二台のiPhoneで録音しようと反省中です。今回は先日発表された『宮城県健康影響に関する有識者会議 報告書』についての意見も交わされ、充実した内容になったと自負しています。なので、今しばらくお待ちください。

  2012年02月21日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(8)質疑応答・被爆検診編

  質疑応答・放射線測定編の続きです。被爆検診～参加者６/この前の週末のニュースで丸森の方で、子供達の放射線（被ばく）検査をしたってやっていたんですけど、あれって、すごく人数が限られていたんですけど・・・参加者１/７０人だったかな・・参加者２/どうやって選んだの？中島県議/地区とか、学校とか、２校で。さとう市議/全部じゃないの？参加者６/全部じゃないんですよ。参加者４/その地区の中でも線量の高いところの学校からやっているんだろう。参加者６/あれ（被ばく検査）って、県内の小学校以下の子供達、何年かかっても構わないので全員できませんか？２年かかっても３年かかっても良いので。そうでないと、（被ばくをしている、東電に対しての）証拠ができないんですよ。実際に被曝していても。　遺伝的に甲状腺に影響が出やすい子もいると思うんですよ。大人も本当は、全員、甲状腺の検査を義務にしてほしいくらいです。血を採って調べるだけなんですもん。普通のコレステロールの検査とかの一環として甲状腺の検査もしてほしい。甲状腺の病気って、バセトウとか、橋本病とかって実際にはすごく多いと思うんですよ。見つからないだけで。それで、その検査を子供達にも（してほしい）。　これから今の子供たちが２０年３０年と大きくなった時に、今の放射線の被ばくで（甲状腺の病気が）増えていくと思うんですよね。そうなった時に情報の蓄積というか、データの蓄積というためにも、一度、全部の子供達を（被ばく）調査して、できれば大人も健康診断の中に、甲状腺の検査を入れていただいて、ということ（をお願いしたい）。だって、もう甲状腺に一番影響が出るって言われているわけだから、そこをまず、注意してもらえないかと思うんです。これからたぶん甲状腺の病気は増えていくと思うんですよ。それは福島の子供達に限ったことではないと思うんです。なので、そのことを県なり、市で一度全部やっていただけるとありがたいと思います。今の被ばく量を測るだけでなく、経過を見ていくことも必要なのではないかと思います。これから甲状腺の病気が増えていって、癌で出る可能性も高いんです。でも、早期発見されれば、甲状腺がんは怖い病気ではないんです。手術で（甲状腺を）取ってしまえるので。その後は一生、薬を飲まなくてはいけないようにはなりますけど。なので、是非、それは前向きに考えていただきたいと思います。以上です。

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(7)質疑応答・放射能測定編

  質疑応答・除染編の続きです。放射能測定～さとう市議/あと、ＭＣＭさん、私昨日、行ってきました。見てきました。お話も聞いてきました。で、機械も見せてもらいました。で、せっかく一般の方にオープンにしていただいているんですが、誰も来ないんですって。ひとりも！まだ、一人も来ていませんということでした。なかなか電話も来なくて。参加者２/違うよ。何度、かけても担当者がいないんだよ。さとう市議/１検体３０分２０００円でやっていらっしゃるそうです。参加者２/でも２０ベクレルなんだよね。さとう市議/測定機械は『ベルトールドＬＢ２００ベクレルモニター』参加者４/これって仙台のネットカフェに入れられた奴と同じだよね。参加者２/（種類）判別をしないやつ？参加者４/そう。トータルで出るやつ。各種分析ができないやつ。これがさ、ＬＢ４ケタのやつはピークが出てくるけど、これは出ないやつ。参加者５/ざっくり測るにはいいのかな。参加者２/でも、ＭＣＭさんの取り組みには感謝。さとう市議/そうですよね。それが基本ですよね。参加者４/廃棄物処理業者だから、もしも、焼却施設で出た灰とかを測るための機械だったんでしょ？もともとは。さとう市議/もともとはそうでしょうね。参加者２/あと、持ちこんだら検体はＭＣＭで処分してくれるみたいだから。参加者５/すみません。ＪＡに（測定器が）入ったじゃないですか？（検査結果の）表示の仕方なんですけれども、折角なので数値で出してもらえると・・・参加者５/今は検査結果が〇で表現されてるんですよね。参加者２/珍しいよね。数値じゃなきゃ意味ないし。参加者５/基準値の半分の２５０ベクレル以下を◯と公表しているのがもったいないです。きとんと測定されているのに数字を出さないのがもったいないというか・・・良い機械じゃないですか？これ（ＪＡに入っている測定器）って。参加者５/県でしている発表の仕方に準じて、基準値の半分以下をオッケーで表示してるのはわかりますが、もったいないじゃないですか？さとう市議/わかりました。やっていることは同じなんですが。参加者５/同じです。だけど、「JAに測定器が導入されて、あ、良かった！これから数値が（確認できる）…。」と思っていたら、全部〇表示で…数字がわからずショックでした。さとう市議/わかりました。参加者５/数値にしてもらえると心強い。参考にできるので。（高い値が）出ないのは分かっているんですけど、基準値の半分(250ベクレル)が高い値すぎるので、測定結果がすべて◯になっても参考にならないんです。数値が出ているのと、（いないのとでは）印象が全く違います。参加者２/意外と（高い値の）数値が出ないんですね。測ってみると。さとう市議/でないでない。この辺は（高い数値は）出ない。でないか、出ても本当に低線量。計数は出した方が良いですね。丸だけだと「なんだ〇！？」となりますね。参加者４/ＪＡでの押し進め方ですよね。無農薬とか、低農薬というのに加えて、低線量、低ベクレル。「これくらい低ベクレルですよ。」というのでないと、（基準数値）圏外商品が表示されないと。さとう市議/もちろんもちろん。私の立場は簡単です。私も農家をやっていますし、私の両親も農家をやっていますし。簡単です。情報を公開すればいいんです。数字は関係ありません。判断するのは皆さんです。それでいいんです。後から減っていく、潜在的なマイナス要因よりも、積極的に公開されているというプラス（要因）の方が、たぶん良いんだろうと思うし、農家の方もそうしたいんですよ。参加者４/あと、そういう空気を作っていかないと、どうしても・・・参加者２/下手に数値を出すと・・・参加者４/数値を出して、出したことによって、所謂、風評被害。っていうんじゃなくて、逆に、風評被害をなくすためには、出さなければいけない。参加者５/出してもらった方が安心だよね。参加者４/（セシウムが）出ていても食べる人は食べるんだよね。「別に気にしないよ。」という人もいて、それでも、大人も子供も、給食も普通に売っているものも、十羽一絡げになっているから問題なんであって。参加者６/これが例えば、すごい低い（値）とか、ゼロとかのものを市とか、県で「お墨付き」をいただいて、シールを貼るとかできないですか？参加者２/それはダメ。悪用される可能性があるから。さとう市議/シールは難しいんだよね。参加者２/米袋とかも怪しいのがあるでしょ？ダメダメ。参加者６/だったらスーパーの（ポップ）表示でも良いじゃないですか。「市のお墨付きですよ。県のお墨付きですよ。」っていうので、参加者２/「実際に測定してこの値でした。」とかね。参加者６/そうそう。さとう市議/鹿島台のお米に関しては、（セシウムが）検出されないお米に関してはシールを作って、貼ったんですよ。あれは偽造できないですよね。枚数が決まっているから。参加者２/そういうのを付けて欲しい。参加者３/測ってみると案外低いんですね。私もっと高いと思っていたんですけど。さとう市議/そうなんですよ。測ってみると、ほとんど１で。高くても２か３でしょ？参加者５/それを表示してもらいたいんですよ。参加者２/その中から選びたいんですよ。その時に欲しいものがなかったら、他から選びますから。さとう市議/あれって測定で１以下って難しいですよね？参加者３/１以下は難しいですよ。さとう市議/１未満で良いんですよね。１未満で。参加者２/実際にゼロは誰も期待していないから。参加者一同/期待していないし、無理だよ。さとう市議/ないない。ありえないから。中島県議/どのくらいの数値だったら「安心だ。」と思えますか？参加者２/１。中島県議/え？一般に食べる農産物の数値で。参加者３/４以下。参加者１/子どもに与えるか、親が食べるかによっても違うよね。中島県議/子どもだったらいくらですか？参加者２/１。参加者１/子どもが食べるんだったら４以下とかですけど、大人が食べるならそんなに１５くらいからでそんなに低くなくてもね。中島県議/自分が食べる分には全然気にしない？参加者２/いや、全然気にしないわけじゃない。参加者５/子供に食べさせたくない数値の食べ物は、別の部屋で食べますよ。参加者２/うちも食べるもの違うもん。大人と子供で。参加者１/年齢でリスクが全然違うので。さとう市議/そうだな。リスクが違うな。参加者１/リスクが違うので、５０代の男の人のリスクってほとんどないじゃないですか？それに比べて、子供のリスクってすごく高いじゃないですか？それを考えてしまうと、やっぱり、我々も歳を食ってくれば来るほど、「食べての大丈夫だな。」って思うけど、子供にはあげられない物って出てくるので、リスクを見ますね。さとう市議/う～ん。参加者３/私なんかは被爆したくないですよね。年よりも若い子もみんな。参加者２/本当はね。できればね。参加者３/（今までの話って）千歩譲った妥協、何万歩も譲った妥協じゃないですか？本当は誰も被爆しちゃいけないのに・・・参加者４/食べ物を提供しているその先で、そういう取り組み（計測と情報公開）をやっているか、その姿勢（が重要）であって、数値は出てしまった、出なかったという問題はあるけれども、きちんとやっているかどうかなんですよ。さとう市議/多分出てしまったら、出てしまったなんですよね。取り組み方なんですよね。参加者４/出たやつを買うか買わないかは、消費者の判断だから。参加者６/農家さんもその方が絶対安心だと思うんですよ。参加者４/今日は懸念している人ばっかりが集まっているけれども、気にしていない人は「出ていても全然大丈夫だよ。」という人もいるわけだから。参加者２/その方が数は多いから。参加者４/よく引き合いに出される、煙草を吸っているのとどうのこうの、っていうのも、煙草を吸う人、吸わない人の自由と同じであって、でも、給食とかって、強制力があるものだから問題なんですよ。（一般に売られているものに関しては）選ぶ、選ばないということだから。数字が高い、低いじゃなくて。選ぶ、選ばないっていうのは、消費者と生産者の間のあれ（信頼関係）だからね。さとう市議/給食は（規制があっても）仕方がないですよね。結局は選べないってことですよね。参加者４/だから、その選択肢がないっていうのが問題なんだと思うんだよね。参加者５/そこはすごく見ますよ。行政がどこまで子供の健康を気にしてくれているのか。って言うのは、かなり厳しく見てしまいますよ。市民、県民の声をちゃんと吸い上げてくれるのかどうか。参加者４/ここで「お願いしますよ。」と、予防原則に基づいた提案をしても、動かないとなると、私達が考えてしまうのは「利権絡みかな。」「どうせ、あそことあそこが癒着しているから、だから動かないんだな。」と。それか、もしくは最初からやろうとしていないのか。「なんだ、大崎市、がっくり。」。そういう風になっちゃってからでは、気にする人にとってはね。気にしない人にとっては全然関係ない。「あ、今まで通り。大崎市、普通、普通。」ということなんだけれども、気にする人にとっては（それではだめ）。　私がが最初に言った、わかってしまった人が多くなってしまったから、その人の、その人分の対応を行政サービスとして新しく、作ってもらうしかない。ということです。【質疑応答・被爆検診編に続く】

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(6)質疑応答・除染編

  質疑応答・給食編の続きです。除染～さとう市議/　そこでですね。今、良いお話をいただきました。今日、こういった話を（懇談会を持ちまして）、皆さんのお声なんかもありまして、ここの場だけでは、当然も勿体ないし、すぐにでも政策に反映させたいということで、是非、放射線関係の相談室を設置できないかということで、提案しています。　あと、放射能関係というのは市の防災安全課という課でやっています。これは消防団とか、交通安全指導隊とかやっている課なんです。とても、追いつかない。それに県の会議が多い。１週間に１回、２週間に１回、必ず呼ばれていく。市の方も大変。防災無線があったりとか、消防団があるので。そこで、専門的の放射線対策室を作って、市民の方からのご意見もそこに行く、被害関係の対策もする、市長の政策にも影響があるようにしよう。といことで・・・参加者２/　そこで医療機関への働きかけもありますよね？さとう市議/　もちろん。全体をそこでやるわけです。３人くらいの職員を置いて。（ということを）かなり強く市長には要望を出しています。参加者２/　どんな職種の方を置くか、それによりますね。絵に描いた餅になるかね。なんか協議会みたいな、外部のアドバイザーみたいな形で、市民とか住民をそこに入れることも可能なのですか？さとう市議/　あとは安心安全メールですが、栗原市は出しているんですよ。もちろん考えさせていただきました。大崎市の方でも観光交流課というところが、そのメールの管轄なんですね。最近は不審者情報しかたくて、がっかりしたんですよ。こういうことはどんどん出せと言っていて、防災安全課の情報を観光交流課の所管団体課の方で（メールを）出すように今、話を詰めてもらっています。参加者４/　今年、（メール配信）多いからね。防災も多いし、救急（車）で出たのも多いし。これで線量も送られて来たら・・・さとう市議/　私からは最後になりますが、土壌調査、除染問題です。防災安全課の方で、危機管理官というのがいるんですけれども、全施設で、実施を予定しております。今、統一マニュアルを作って、統一した除染マニュアルで急いで作っています。１月末頃までには大崎市統一の除染マニュアルができます。で、各協議委員会とか、学校の方でまちまちになってしまうと大変なことになってしまうので、あと厳しい色々なことがありますから、統一基準を作っているようです。参加者２/　実際に稼働するのはいつ？さとう市議/１月末に（マニュアルを）作りまして、それからすぐに調査を始めますので。参加者一同/　真ん中１か所やっても意味がないよ。さとう市議/　意味がないんですよね。参加者２/　していただけるのはありがたいんですけど・・・さとう市議/　そこでの数値を見て、あとは除染法のお話になってくるのかな。と思います。参加者３/　除染をしてください。結果が出なければ調査をしても意味がないじゃないですか。参加者２/　まあ、まずはその前の段階だよね。一歩前進だから。さとう市議/　まずは一回調査をさせてください。参加者１/　私の子の通っている小学校では、（カウンターを持っている）保護者が何か所か図っていて、どこが高いかわかっているんですよ。わかっているので、測る時にそこの学校の人が入っていると、「ここが高いから測ってください。」と、言えるんですよね。さとう市議/多分、学校の関係者、教頭先生なのか主任さんなのかわかりませんが、学校の関係者と、市の職員と、業者さんが入るはずです。もちろん、黙って入って測るわけにいかないので。参加者２/そこに保護者が加わるのは無理ですか？さとう市議/むしろ隠すことではないので、「こことここだと。」と。参加者３/それって、周期的にやっていくんですか？期限、３か月に一回とか半年に一回とか。これで収束しないで、定期的にやっていただかないと。参加者１/吹き貯まる場所とかありますからね。さとう市議/参考にさせていただきます。学校によって、皆さん「ここだ。あそこだ。」があると思うんですよね。ポイントがあると思うんですよね。風の通りがここだとか。参加者２/高さとね。参加者６/今日ここで、何時に測ります。というのを出していただいて・・・参加者２/それいいですね。その方が早くないですか？参加者一同/そうしたらみんなで見に行きますよ。いいですよね。さとう市議/　学校によって「あそこが良い。」とかいうのは、学校の先生が立ち会うので。まあ、学校の先生がわかっていれば。という前提ですけどね。でも、お知らせされていれば、学校の先生が立ち会えないということあるだろうし。参加者一同/　素晴らしいです。参加者５/　いつ、こういう日程でこいうことがありますよ。という広報などでお知らせができて、保護者が立ち会えれば、保護者と学校との敷居が低くなって良いと思いますよ。保護者と先生方がそこで集まって、色々と話ができますし。参加者２/　情報の共有ができますしね。さとう市議/　提案をしてみます。参加者５/　それができれば本当に素晴らしいと思います。【質疑応答・放射線測定編に続く】

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(5)質疑応答・給食/２編

  参加者２　/じゃあ、牛乳の業者も変えられるってこと？参加者１/　牛乳は県の畜産課で割り当てされるから、変えられないって言われたんですよ。ここの地域はここの業者の牛乳を使ってください、というように決められていると。参加者２/　じゃあ、選択の余地がないってこと？参加者１/　県の畜産課の方で決めてもらわない限りは、他のところのものは使えない。って。参加者２/　じゃあ、県、県。県議何とかしてください。中島県議/　県にそんな権利があると思えないんだけど。参加者１/　だって、大崎市の方で何とかできる問題じゃないってお話でしたから。参加者２/　じゃあ、確認してください。中島県議/　確認します。初めて聞きました。参加者４/それって、エリア選定なんじゃない？ここからここはこういうところというように。参加者５/　その後の話で、市で牛乳業者を決めて、という話も・・・参加者２/　牛乳は市で決めよう。さとう市議/　基本的に学校給食に関しては、学校給食会というのがありまして、そこで県内全体の割り当てを決めているんです。参加者２/　牛乳に関しては、放射能汚染の前から怪しいので・・・参加者４/　天下りとかなんとか、そのへんも利権がらみで、すぐにシャットアウトできないんですよね。さとう市議/　４つか５つの地域に分かれていまして、その地域の中から概ね、地産地消の観点から地場産品を食べていただきたいということで。もともとの発想は悪くないんですよ。参加者２/　でも、残念ながら事故が起こってしまったんですよ。　宮城の中だけじゃなくて、ツイッターなんかを見ても宮城の牛乳は本当に叩かれていますし。本当は自慢したいんだよね。かつては、空気もきれいで、水もきれいで、牛乳も本当においしかったんだよって。でも、それが・・・（セシウムが）出ていない原乳もあると思うんですよ。使用に耐えうるようなものは。汚染度が高いものはそれこそバターとか汚染が解消されるようなものに回してという、そういうシステムをきっちりと作ってしまう。それをちゃんと公表していく。参加者５/（数値が）でないということよりも、きちんとやっているということが大切だと思う。参加者２/　具体的な数字なんかでね。中島県議/　今お話に合った、岩出山のクーラーステーションに原乳を出している畜産農家では、餌を全部切り替えましたので。この１２月から５とか７（ベクレル）とかそれはそれで、基準を下回っているんだけど、なかなか不安があるということで、（肥料の藁を）輸入物に切り替えて、自分達で育てた藁は使わずに、今は一時的に経費が掛かっても、と切り替えています。ただ、これは今日切り替えたから、すぐの牛乳に出るというものではないので、時間的にはまだかかるのですが、いずれは、岩出山のクーラーステーションもほぼ不検出になってくるかと思います。そういう努力も生産現場はしていますので、見ていていただきたいと思います。参加者２/その結果が出るまでは、県は別の所から牛乳を入れてもらうとか、してくれるとよいですね。参加者５/　実際に（数値が）下がるまでの間、（給食の牛乳だけは）止めるとか、変えてもらうとかはできないのかと思うのですが。参加者２/　給食の牛乳だけでよいのですから。他の牛乳までは言いませんので。一般に販売されているものに関しては、消費者が判断すれば良いものですから。中島県議/　変えていないんですか？保育所とか？参加者５/　うちの幼稚園は１月からは函館のものに変えていますよ。参加者１/　うちの幼稚園は４月から変わっていますね。参加者５/　幼稚園は私立なので、対応できるんだよ。小学校は対応できないんですよね。年間契約なのかなんなのか。そこをもうちょっと、柔軟に対応してもらいたいですよね。参加者２/（牛乳については）いったいどうなっているのか？本当に権限があってそうしているのか？今までの慣習でそうなっているのか？それは変えようのないものなのか？さとう市議/　いや、大きいものは権限、慣習というものではなく、基本的には一番は暫定基準値の問題ですよね。そこから下回っているから出す必要がなくて、じゃあ、業者の方に注意が行くかというと、国の基準値を下回っているのに、そこに対して「やめろ」とは言えないはずなんです。参加者２/　だから、選択肢を増やしてくれればいいんですよ。参加者４/　基準値を変えるって前提で話が進むってことなんですかな？さとう市議/　全体の中では強制権っていうのはそこしか生まれないですよ。参加者４/じゃあ、このくらい出ているから、実際に消費する側は心配だから、強制力のある給食では採用しないでください。っていっても、消費者側はそれで抑え込まれてしまうということ？さとう市議/　いや、いや、そういうことではないです。もちろん独自にやっている場合もあります。北海道とか、秋田とか、山形とか。いくつかあるようですけれども、宮城県では酷いようです。あと、栗原では１０（ベクレル）でやっています。参加者１/　この前、お話を聞いたところでは、栗原では給食センターが３軒くらいで、その３軒で給食を全部回しているから、（できると聞きました。）さとう市議/　だから、田尻のように１５００食くらいの給食センターがどこにでもできれば、それが（全食検査）一本化してできるんですが、自校方式だからね。本当はいいんだよ。本当はいいんだけどもね、自校方式て、いうのは。参加者２/　うん。臨機応変に対応してくれるからね。さとう市議/　今、岩出山と田尻と大崎南と（給食センターが）ありますけど、この３つに関しましては、ある程度、残念ですが地産地消ではないですよ。でも、物品も変わっていますし、業者の選別も（放射能対応を）しています。少しづつかもしれませんが。そういうところもあります。何もないということではないですので。取決めしているところもありますので。ただ、牛乳に関しては、学校給食会の方の指導もない。一切ない。宮城県の場合は。だから、どうも誰も「問題だ。」と言っていないんですよ。「ただ、その中に高い数値たまたまがあった。」と言っているんですよ。参加者２/「たまたま」じゃないよね？結構出ているよね？参加者５/　次にこの牛乳のようにわからないことが出てきたときに、保護者の声を聞き入れて臨機応変に対応できる組織作りをしてほしいと思います。【質疑応答・除染編に続く】

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(4)質疑応答・給食/１編

  質疑応答・瓦礫処理/1，2編の続きです。給食について～さとう市議/　給食問題に関して、前回１２月に色々とご意見をいただいたんですが、学校給食の担当課が大崎市にもあるものですから、昨年からずっと対応をさせてもらっていて、前の提案もさせてもらいました。ご存じの通り、４月から前提の基準値、規制値が暫定ではなくて少し下るということなのですが、それでも高い。牛乳の場合は５０、一般商品の場合１００です。その中で、今まで、大崎市の方の測定では、最高で２５ベクレルだったそうです。これが最高だったそうです。　今、お手元の方にこの２枚のプリントでお出ししたんですけど、かなり一生懸命、取り組んでもらっているんです。今ある（プリントの内容）のはこの国民生活センター、消費者庁の事業なんですが、大崎市の方はここに１２月の下旬に手を上げました。手を上げまして、是非、こちらの方の体制整備事業の実施要領で検査機器を貸してください。という話をしています。　簡易型のガンマ線スペクトロメーターではあるんですが、参考数値は出ますから、少しでも給食の安全性を高められますので、貸してくださいということで正式に申請をしています。　これが三次補正予算ということで国の方で認められれば、昨日の話では、岩出山の教育委員会の方に１月の末までに入るそうです。４次補正予算になりますと、その後になって４月くらいになってしまうそうです。しかし、４月からは学校給食、一点一品全部ではなくて、全量ということで、トレイに載ったものをドンと全部、丸ごと測る方法で大崎市でもしたい。と、今、考えてもらっています。　大崎市の方では４２校あるものですから、学校数が多いんですけど、１週間に１回は必ず１つの学校が測れるように、測定できるようにと、今、その方法を調査をしてもらっています。１週間に１回。必ず、各学校が測れるような体制作りを考えていますので、これは機器が来次第、すぐに実施して、とりあえずやってみて、４月からは１週間に１回、必ず各学校が測れる。というところまで話は来ましたので・・・参加者２/食べる前にね！さとう市議/はい・・・参加者４/４月から１週間に１回やる・・参加者２/本格稼働ですよね？さとう市議/ただ１月末までに（検査機器が）来れば、１月末から実際にスタートする。ということです。参加者２/　予算が下りれば。ということですよね？さとう市議/　あと、もう一つは暫定基準値が規制値に代わるところですが、これは４月からということで国からは出ておりますが、大崎市では１月から事実上、前倒しで取り組むということで、教育委員会の方からはっきりとお話をされています。あと、これに関しまして、１月末までに、できれば保護者さんの手に広報を出したい。大崎市の方に広報を出してください。と昨年末にお話がありましたので。参加者１/　一般食品１００で、牛乳５０とかだったと思うんですけど、たぶん、文科省の方では４０ベクレル以下ということで出されていたと思うんですけど、だから、１００ではなくこの４０の方でやっていただきたいです。さとう市議/　はい。参加者２/　４０でも実際のところでは出ないと思うけど。数値を出してほしい。これは下限値も出してほしい。参加者１/　仙台市で丸ごと測定して、一般の検査機関の方でやっていて、そんなに高い数値は出ていないという話は聞いているので、大崎市でやっても、高い数値は出ないと思うので、測っていただいた方が良いと思いますさとう市議/　この機械というのも、２４時間かければ１や２まで出るかも知れませんが、３０分１時間程度だと、２０ベクレル未満ということで、時間の問題と処理の問題がありますので、やはり１，２名配置して専門的にやっていくもので、とにかく朝から晩までずっと各学校給食に関しては、調査していくということです。参加者１/　職員１名を確実に配置して。ということ？さとう市議/　そうです。参加者２/　えと、機械って何が入るんでしたっけ？さとう市議/　向こう（国民生活センター）にあるものが来るので不明です。参加者１/　後方支援で臨時職員を作ったりということもあると思うので、そういうところでも活用していただいて。さとう市議/　対応していただける方も１月末までに今の状況と取り組みに関しまして広報を全校の方に配布をする予定になっているようです。それから国から機器が来次第、そういったこともきちんと（発表していきたい）。参加者２/　測定機器が来たら、市のホームページの方にアップされるということですよね・機種名も全部。さとう市議/　はい。それから、皆さんのお手元の方にも、保護者さんの方にも通知をさせていただきます。ということを、昨日までに確認させていただいていました。参加者２/　機器が来ないと下限値も分からない。と。さとう市議/　どんな機械が来るかっというのは、この国民生活センターの方が決めるので。中島県議/この前、テレビでやっていたのは給食を食べた後で測る例は出ていたと思うんですけど、物理的に、食べる前に、出来上がったものを測って、食べる前に結果が出てというのは・・・参加者２/（給食の為に）入れる食材って、日々違うんでしょ？中島県議/これ日々変わるんですよ。物理的に無理じゃないですか。その、食べる前に結果まで出すというのは。参加者４/やはりそうなると、食材の産地なんだよね。納入業者とか。それを例年通り、この業者。とか、年間契約でこの業者だからとか、といっていて、例年通りになってしまうと、ダメなところにぶつかってしまうとアウトなんだよね。（測定したことで業者を選ぶことができなければ）測定しました。数値が出ました。それでおしまいでは、何もならないでしょ。参加者３/　例えば全部ハウスにして、全部土を入れ替えて、ってできないんですか？私はずっと九州とかの野菜を食べなくてはいけないんですか？参加者４/　いや、そういうところは、選ぶかどうかでしょ？選ぶしかなくて、全員にゼロベクレルのやつを食べさせるのではなくて、給食とか、強制力のあるものはなるべくゼロに持って行きましょう。というお話でしょう。さとう市議/今、とてもよいお話をいただいて、そのお話を各学校に管理栄養士さんがいらっしゃって、業者が納入をする際に検査基準を設けていまして、皆さんの方にはお知らせが行っていないかもしれませんが、納入を自粛されたケースもあったようです。また、こちら（行政）の方でもちろんそういったことを求めています。ジャガイモなどについても、近くで買えるものと、山形、秋田、一部は県外からということもありえますので、そういったもので（放射線の値が）高いな。というものに関しては、業者から申し出のあるものと、こちら側から「どうですか？」「そういった検査はしていますか？」といって、自主防止で変えたものあるそうです。田尻の給食センターでも、大崎南の方でもやはり、あるそうです。なので、管理栄養士さんがやっぱり、ある程度基準かもしれませんが、完全に厳しく、ゼロ目標ではないですが、ある程度の食材選別はさせていただいていて、当然、きちんと検査をしている業者から、低いとわかっているところから、購入するような話になっています。参加者１/　そのことで疑問に感じることがあります。学校の管理栄養士さんとお話をさせていただくことがありまして、例えば、食材を買う時に人数が多い学校では、仕入れられるところが１箇所しか存在しないと言っていたんですね。他の業者を選べるという状態じゃない。ということを言っていたのと・・・　それから、例えば、「私は○○県産の××が欲しい。」と言っても店に物がなければ、他のものになってしまう。ということを言っていました。私は先に献立表を作れないか。と話をしました。献立表で、産地表示を全部してほしい。産地表示をしていれば、気にしている父兄が「ここの物はちょっとさけます。」ということも可能なので、そういうことができないかという話をしたんですけど、結局、そういうことで当日、調達できずに、他の産地のものが入ることもあるので、それはできない。と言われたんですね。さとう市議/　田尻の場合は、非常に取り入れ方も素晴らしくて、地産地消率も５０％以上というすごく高い数値なんですよね。参加者２/でも栄養士さんって、そこまでの権限ってあるんですか？さとう市議/あります。参加者２/　それをすることで栄養士さんが不利益を被ることはないんですね？さとう市議/　被りません。やるかどうかという話です。だから、つい３年前から例えば市民病院でもどこでも、鹿島台病院でも鹿島台病院は鹿島台から、お米を買っています。と承っております。古川は古川地域から、岩出山は岩出山地域から。参加者５/　栄養士さんがすごく言葉を選んでいらして。食材の選定や仕入れ先については話がしづらい事柄なのかと思えてしまいました。さとう市議/　栄養士さんは県費の方と、市費の方がいますから、県なのか市なのかということもありますよね。それからもちろん強制力はないですからね。参加者５/　栄養士さんが、その権限を使って大丈夫なんですね。 参加者２/　そういう権限があることを栄養士さん自身は知っているんですか？さとう市議/　もちろん、知ってます。学校給食の中で（そういった権限があることは知っています）参加者５/　地産地消でも里山の方が数値が高いので、わざわざ高い数値が出る可能性があるものを使わなくても、タケノコとかキノコとかね、そういうものは使わなくてもよいのでは。と話をしました。そのことについて、返事はいただけなかった。参加者２/　それは個々の栄養士さんの判断でいけるんですね？参加者１/「納入業者の方でも検査しています。ＪＡみどりさんの方では３０ベクレル以下ということで検査しています。ＪＡ古川さんでは４０ベクレル以下で検査しています。」というお話はされていたんですが、それで来ているから「はい、安全です。大丈夫です。」と言われても保護者としては納得できない。参加者５/例え、業者さんで必ず測っているから大丈夫です、ＪＡさんで測っていますから大丈夫ですと、言われても、個人商店からの測定資料は無いので、来た物が全部安心とは言い切れません。お話をして、保護者の意向を伝えていかないとだめなのかな？と・・・参加者４/そこに政治的絡みが発生しているんじゃないかと考えてしまうよね。さとう市議/業者とですか？参加者４/業者とか・・・参加者５/（業者を）変えられないのはどうしてかな？って、考えますよね。参加者４/　あとは所謂、『地産地消』がしがらみになっているのかもしれない。さとう市議/　それは～確かに一部、無いとは言えないかも知れないです。【質疑応答・給食/２編に続く】

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(3)質疑応答・瓦礫処理/2編

  2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・　質疑応答・瓦礫処理/1編の続きです。参加者３/そうですよね。でも、このバグフィルターも全土で使われていると思うんです。福島原発でも使われていたんだと思うんです。でも、結局、漏れているから、やっぱり、女川原発もそうだと思うんですが、結構、原発ができてから、女川の周辺で癌の確立が増えていると書いてあったんですよね。そうなると、どこかで漏れているんじゃないかと思うんです。９９．９９％以上の除去率っていうのを私は全然信じていないですよ。このバグフィルターに関しては。なんだか「バグフィルターを付けました。だから安心です。」という方に国が動いているように思うのです。　私は「これから宮城県で瓦礫が燃やされるのはどこなのだろう？」と思って、調べたんです。それで９か所になりますよね？臨時も（焼却所を）６か所くらい沿岸部に建設されますよね？２千億円くらいかけて。そういった情報（の告知）とかって県民に全く入ってこないですよね。私は県に直接電話をして聞いたんです。そういったこととか、知らない間に煙が上がっているって、本当に怖いと思うんですよね。沿岸部は名取市とか、山元町は瓦礫からストロンチウムの出ているんですよね？石巻は検出されていないみたいですけど。でも、このバグフィルターはセシウムについては取り除くのかもしれませんが、ストロンチウムはどうなんでしょうか？そういった問題もあるのではないでしょうか？　宮城県はもう汚染されていますから、もう瓦礫を燃やされても仕方がないと思います。でも、やっぱり他県に広めちゃいけないと思います。とにかく、「どうする？どうする？」ではなく、とりあえず、情報公開をしてほしい。「ここから煙が上がります。」とか、「これから瓦礫を処理します。」ということを、広く県民に知らせていただいて、子どもを安心してお友達の家に遊びに連れて行けるようにしてほしい。　情報公開が充分でないから、外国からも瓦礫処理に関しては、批判があると思うんですよね。私は燃やすのは受け入れているんですけど、情報公開をして、マスクをするとか、ゴーグルをするとかを指導する。また、そういう物資の支援も必要だと思います。中島県議/情報を公開するという面では、市民の方々に詳細な、例えば、どこにどのような施設ができて、何が燃やされるのか。というような詳細な部分が説明された場面というのは多分、無いのかも知れないですね。　県として、業者の連合体の方と契約して、こういう中身で。って、いうのは県の担当の部分ではもちろん分かっていても、それが市民に届いていない。そういうことでは、なかなか情報の伝達、公開っていうのは不足しているのかな。というのはその通りだと思います。それに関しては、まあこれから確実にそういうことが進んでいくので、それはお伝えする努力をしたいと思います。参加者３/それから、放射線量の公表の仕方も良くないですよね。『不検出』っていうのが、『ゼロ』だと勘違いされている方も多いです。不検出はカッコ付でＮＤ値（測定限界値）も書いてください。『不検出』で安心して食べていらっしゃる方がいるんですけど、決してゼロではないので、表示の仕方は、はっきりして欲しいです。参加者４/これって、震災で原発事故があって、放射能、放射線って話題がみんなに広まったから、こういうことになるんですよね。それと、放射線以外でも今までの体制で、私達が知らないで健康を脅かされていたことってあるはずなんです。でも、今回のこの放射線に関しては、私達は知ってしまった。だから、広まってしまってみんなの関心ごとの一つになってしまったものだから、その点に関しては、今までと同じ体制ではなくて、新しい行政サービスとか情報公開の仕方とかを行政の方で考えてもらった方が一番建設的だと思うんです。　色々と調べていけば調べていくほど、放射能だけじゃなくて、いくらバグフィルターあったとしても焼却炉から何が出ているかわからない。私達はそういうものに囲まれて生きているわけだから、そのことを知ってしまったんだから、それに対応した行政サービスをしなくてはいけないですよ。　行政も政治の方もこれから対応していってくれれば一番良いと思うんです。でも、それを「今までこうしてきたから。」とか、「今まで通り、慣習でこうなるんです。」というのは、やっぱり納得いかない人はたくさん出てきますよね。関心を持っている人が増えた分、その人達に対応できない部分が出てきて、怒ってしまう人がいて、ますます「どうせ宮城県はダメなんだから。」とか、「どうせ何もしてくれない。」とか。　今、日本全体がそうじゃないですか？政府の発表が信じられない。ということを解消していくためには、そのことに対応する新しい政策を打つしかないんじゃないかと思うんですよね。その為には、行政で働いていらっしゃる政治家の皆さんに頑張っていただいて、私達の声を吸い上げてもらわないといけないんですけど。そこの持って行き方だと思うんですよ。まあ、政治の方は政治の方で動きつつ、気にしている内容を「今、こういうことになっているんですよ。」って、いうのが情報公開なんですけど。信頼を回復させるためにも、必ず大切になってくるんじゃないかと思うけど。さとう市議/すみません。市の方では昨年、こういった懇談会があった以降、表記に関しては最低限、『不等号（≦）』、『不検出イコールではないんで、以下ですよ。基準値以下ですよ。』ということにっています。あと、機械の名称、どういったものを使っているんですか。例えば、最低下限値というようなものは必ず表記する。あと、基準値なんかは必ず表記する。これについては、一部やってもらっていなかったこともあったんですが、すべて、表記してもらっているはずです。【質疑応答・給食編に続く】

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(2)質疑応答・瓦礫処理/1編

  2012年1月18日　県議・市議との意見交換会・事前質問回答編の続きです。事前に提出させていただいた質問の回答の後、各参加者からの質問や意見に県議、市議にご回答ご意見をいただきました。瓦礫処理について～参加者１／　東京都市大学教授の青山貞一氏の説によると、放射線が降ってきていた所のものを、また、そこにある瓦礫を全国にばら撒く（処理を各地にお願いするということ〉ということは、結果的に取り返しのつかない汚染をすることになる。現在のシステムで薄く広くばらまいたものが、もう今の段階で、濃縮凝縮された形で一か所に集まってきている。結局、高い煙突で仮に放射性物質が含まれる瓦礫を全国で燃やせば、全国で放射性物質が最低でも30年、セシウムで半減期が30年というものが残ってしまいます。そして、青山氏はこう言っています。「ですから、合意形成等はありますが、福島原発のある海沿いの小さな町で現在警戒区域に指定されていて立ち入りが禁止されている地域、4，5か所に、除染した土や放射線物質を含む廃棄物を仮置き３０年保管する施設として、１０ｍとか２０ｍの高い遮断型防波堤を作ることを提案しています。」私としては、バグフィルターの効力がわからないのですが、燃やしてしまうことで拡散するのであれば、放射性物質の特徴から言っても、遮断された空間で時間を過ごさせ、減化を待つしかないのではないか。と考えます。循環をさせても、その特徴から放射性物質が薄まることも消えることもないのであれば、循環を止めて隔離させる（閉じ込める）必要があるのではないか。と思うのですが。中島県議/　今、県で出ている瓦礫の量が、県全体の１９年分と言われています。石巻だけでいうと、５０年分と言われていて、半端な量ではありません。ですから、局部的には遮断するという方法は可能かもしれませんが、１８２０万トンという膨大な量の瓦礫を集めて遮断した空間に閉じ込めるというのは、現実としてできるのか疑問です。参加者１/　一か所じゃなくて、地域ごとでも個人単位でもよいので、除染で出た土や汚染藁などをコンクリートの囲われた空間に集めて処理するということができるのではないか？中島県議/　その地域だけを守るという意味ではそれもありかもしれません。ただ、瓦礫については膨大な量の為、その全体量をどうするのかを最優先に考えなくてはならないのが、今の宮城の現状です。個々の幼稚園であるとか、保育所であるとか小規模であれば、地中にコンクリートの箱を作って埋めるとかで、安定させるということが一番現実的な方法なのかと思います。遮断するためのコンクリートの厚さ等は科学的にもうわかっていると思うのですが、あの膨大な量の瓦礫を埋める箱をどこに作るのかという話になると藁の束を置くかだけでも、どこも引き取り手がなく、個々の対応にゆだねているので、たぶん、どこの自治体も受け入れてはくれないだろう。参加者１/　除染で出た土などは一か所に集めるのではなく、個々で処理するというのが良いと思います。汚染物質は集めると濃度が上がり、線量も上がるため、少ない線量のまま、ある一定量が集まったら埋めるという方法で処理する方がよいと思われます。線量が少なければそれだけ簡易（コンクリート厚なども薄くなる）に処理できると思います。それによって、移動させないというやり方ができるのではないかと思います。中島県議/　コンクリートで固めるというのが良いのだと思っていますが、現実的にコストのことを考えると難しいのではと思います。コストと効果のバランスが悪いのでないでしょうか。コストと労力をかければ、どんなことでも可能かもしれませんが、自分達にいずれは帰ってくる（コスト面で）ことだと思います。それよりも、「どこまでだったら許容できるのか。」ということを考えて、「何が何でもすべてダメ。」ではなく、自然界に一定量普通にあるものだと考えるのであれば、その一定量を押えれば、「完全安心」ではないまでも、ある程度の「安心」を得られるのではないか。それが社会の選択になっていくのではないでしょうか。今、県が言っているのは表面の土を取るというのは、その分の容積をどこかに処分しなくてはいけないので、広大な牧草地の方面の土をどけて除染することは、それだけで、牧草地が存在できなくなります。そこで、汚染されている表面の土と汚染されていない下の土を入れ替える方法で除染できないかと考えています。土を反転させれプラウという機械を使って、汚染された土と汚染されていない土を入れ替えて、線量の下がった土に種をまいて牧草を育てる。というのが今のところ、牧草地についての考え方です。こういった方法が現場として実現性のある方法ではないかと思われます。小規模で対応できることが、その都度その都度、どういう穴が掘れるのか、個別で対応しなくてはならないのかと思います。参加者２/　私が今一番の関心ごととして、幼稚園の除染などで、コンクリートで固められるのは理想だと思いますが、土の天地返しをするとして、その作業を監視、定期的に線量を測定して管理していくための予算つけと、情報公開していくシステムを作る必要があるのかと思います。今のような放射線量を個人的に計測しようとすると「勝手なことをされては困ります。」とブロックされる状態では、保護者として不安が拭いきれません。幼稚園に関しては市議さんに話をしていますが、県からも指導等をしていただければと思います。東電やら国に文句を言う前に、県が今できることを、被爆している子供たちが、石巻の子供達の尿からセシウムが検出されているという現実を重く受け止めて、子供の体は一年待てない、待っていられない状態なので、より実践的な、先ほどの土の上下を入れ替えることが有意義なのであれば、もっと積極的に県民が呑み込みやすいように、誰もゼロにできるとは期待していないので、そのことも周知徹底、啓蒙活動をしっかりする。「安全ですよ。」というよりも、「私達はここまでできます。これでどうですか？」というのを具体的に提案してほしい。その方が選択肢の余地がある。それに対して「ＮＯ」であれば、落としどころを考えていく。世界中どこの国も経験したことのない事態なのだから、とりあえずやってみる。予算のことはあると思うのですが・・・さとう市議/　前回の提案、質問等ありましたので、市としても対応をしておりますので、お話しさせていただきます。たくさんの項目がありまして、難しい部分もあるのですが、まず、バグフィルターにつきまして、県に準じますので、省略させていただきます。アスベストに関してですが、各地域に一時保管場所に置いてあります。そこを市では定期的に放射線の検査をしております。基準は国に準ずる形になっておりますので、すべての検査で基準を下回っております。大崎市の方では、市ではなく清掃活動や廃棄物処理業者の組合、環境事業大崎会に委託をして、そちらの会の方で一時保管の段取りをしていただいております。シルバー人材などの方がそちらで監視をされておりまして、有害なもの、例えば、アスベスト等については、一時保管をしていまして、産廃扱いということで、別処理をしておりまして、今、置いてあるところに関しましては国の方で決められて基準値以下になっています。一般宅が中心ですので、その中にほぼアスベストはなくて、一部、あるものに関しては岩出山の上野目の一時保管場に別処理ということおいていて、業者さんの方で最終処分に持って行ってもらっています。分別、皆さんもご存じのように大崎市、厳しくやっていた為に、別処理、別扱いがしやすい環境にありまして、（震災ゴミに関しては）３月末まで、鹿島台、古川、岩出山の３か所で保管しております。申請期限は１月末までですが、保管期限は３月末まで保管しております。参加者２/バグフィルターは、すべての焼却施設に設置されているんですか？さとう市議/設置されております。参加者２/それに対して、使う前と使った後の空間線量の値の違いなんてどのようにしているんですか？さとう市議/それは測っていませんね。申し訳ありませんが。参加者２/じゃあ、効果があるか、ないかっていうのは、どこかの機関が出したものだけってことですよね？さとう市議/それに関しましては、各事業部、清掃事業の方々が、こういった問題が起こりましたので、各業者の方が任意でこの方々、全員持っているんですね（線量計？）。ＭＣＭについては後でお話しさせていただきたいと思いますが、民間の焼却施設の方も全員が放射線を測る機械を持っていらして、サンプル的にですが、一般に公表していないだけで、それぞれ独自にかなり厳密に測定していらっしゃるそうです。それはなぜかというと、そこで出た物（焼却灰？）や集めたものを東京とか他の地域に持っていくと宮城県は数値が高いからということで却下される、返されてしまう。そこで、独自に厳しい基準値を作って、国の基準の１/１０以下とかの基準を作って、持っていく側が「ＯＫ」と言っても、迎える側が却下といえばそれまでなので、業界の方で器具を設置して測っていらっしゃるそうです。参加者３/バグフィルターのセシウム除去９９．９９％以上というのはどこかで実験して調べたりしているのですか？どこで実験しているんですか？中島県議/それはですね。わからないんだそうです。参加者３/そうですよね。今までチェルノブイリしか大きな（原子力）事故ってないですよね？知られてないだけで・・・その中で、どこでこのバグフィルターを使用して、このような結果が出ているのか、その辺りを明確にしていただかないと。だって、もう日本しかありえないですよね？中島県議/これは県との話し合いで聞いたのは、結局、放射性物質の入ったものを焼却施設で焼却します。という結果で。参加者３/それは仮定ですか？中島県議/いえ。実際に。それは、試験的に登米の藁、放射性物質を含んだ藁を試験的に登米の広域焼却場で焼いたんですね。参加者３/そういうことを事前に付近の住民に知らせてあるんですか？中島県議/いや。登米は知らせてなかったんです。なので、あとから大問題になって、すぐ止めたんです。でも、どこかでやらないと、その結果は絶対に出ないんです。　【質疑応答・瓦礫処理/２編に続く】

  2012年02月10日

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  教育委員会から回答がきましたのでお知らせします

  昨日（２月９日）、教育委員会より１月２４日に提出した要望書についての回答が届きました。見にくいですが、ご了承ください。以下、２枚です。

  2012年02月10日

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• 2012年1月18日　県議・市議との意見交換会　・(1)事前質問回答編

  1月18日に宮城県議会議員の中島源陽(もとはる)さんと大崎市議会議員の佐藤弘樹さんのお二人と放射能問題に関する意見交換会を設けました。そのときの議事録をアップします。かなり長くなるので何回かに分けて書き込みます。前もって提出していた質問内容は以下の通りです。・がれき処理　バグフィルタの設置状況と効果を把握できているのか？　(放射性物質だけでなくアスベストの問題も含む)・給食問題(特に牛乳)・放射線測定室の設置・除染問題　中間貯蔵施設設備の進捗状況・土壌調査　教育施設を中心に、校庭の中心部に加えていかにもセシウムが検出されそうな　土壌の調査を行政が行う予定の有無・野焼きの規制・放射能問題相談室の設置　医療関係者、教育関係者、行政、議員、住民等を加えた放射能問題について気軽に　かつ専門性を備えた相談窓口の設置（中島県議が持参された資料の説明）1. 県がやっている放射能測定に関する資料の説明。1月16日までは東北大学や国の検査機関にお願いして測定していましたが、16日以降は県の測定機器による測定が開始されました。県の測定機が稼働することで農林水産品、牛乳も原乳から頻回で測定できるようになるのではと思っています。2. 農産物、畜産物、林産物、水産物で概ねの傾向のまとめ。概ね基準値以下ですが、一部、キノコ関係が高いと思います。牛乳に関してはクーラーステーションごとに測定をしていますが、10ベクレル以上7点、10ベクレル未満50点になっています。また、今日の河北新報には乳業メーカー側が各社測定する体制にするという記事が載っていたので、今後は原乳の段階で調べ、製品の段階でも調べる二重チェックの形になっていくのかと思います。3. 県議会で認めてきた予算。3ページ目は県議会が特に放射関連でどのような予算を認めてきたのかということが書いてあります。しかし、私が所属する環境生活部と農林水産部の予算のみなので、これですべてとは言い切れません。この他にも、保健福祉や教育分野でもそれぞれ予算としては何かしらあると思われます。環境生活部としては、ゲルマニュウム半導体検出器を何台か購入。大崎市内では、古川農協、みどりの農協、岩出山農協、合同庁舎にあります改良普及センターに入っています。そういったものの予算が8、9、11月の補正予算として付いて設置されています。ただ、この機器は誰でもいつでも持ち込んだものを測ってもらえるものではありません。行政や農協がサンプリングのために測定するだけで手一杯の状況だそうです。ただ、県で検討しているものとして、全市町村に国からの貸し出しで、市民がいつでも持ち込みで測定できる機器を設置できないか、今、国と協議中です。できれば、今年度内にその体制を整えたいと思っています。4.農林水産部で出した原発事故対応予算。4ページ目については、農林水産部の方で機器の購入だけでなく、風評被害により、買い手のつかない遅延牛を県で買い取り畜産農家の保護、支援をする予算を多く組んでいます。また、大崎市でもそうなると思いましが、登米の方でも汚染藁を一か所にまとめて保管する目途がついたそうですが。このような汚染藁を一時保管するための予算もこちらから出ています。その他にも風評被害によって売れない、値段のつかない農作物、水産物のイメージアップをはかるための予算もついています。5．モニタリングポストの配備計画。５ページ目の内容について。モニタリングポスト（空間放射線線量率の連続測定機器）の配備は年度内に全市町村に一か所という体制にします。現時点でも各市町村で独自に調べているものはあるのですが、連続で調べるものではないので、これからは連続24時間調べ続ける機械を全市町村に配備し、その結果は記録を取り、ネット上でも公開していきます。この体制を年度内に実施します。6．（独）国立環境研究所提供資料のバグフィルターの除去性能。６ページ目はバグフィルターについてですが、国の機関が出している資料の中では、セシウムについて99.99％以上除去できるとのお話がありました。ただ、色々なホームページで疑問を訴えるものもあるようなので、その真偽に関してはそれ以上の知識は私には今はありません。ただ、県としては国の見解をそのまま受け止めている状態です。また、基本的にはバグフィルターは県内の全ての廃棄物焼却施設の焼却炉で設置しているものと認識しています。7．被災地における大気環境モニタリング調査の結果。７ページ目、東日本大震災の被災地における大気環境モニタリング調査の結果として、アスベストについてのご質問があったので、それの回答ということで、昨年11月24日から12月1日にかけて9市町10地点で試料を採取、調査したところ、全地点で通常の大気環境と変わらない値が出ました。8ページ目は結果の一覧です。石巻で高い場所があったのですが、住宅地との境界線まで行くと通常の値まで下がるのですが、がれきの仮置き場では高い数値が出ることもあるので、充分注意していきたい。ということでした。アスベストに関しては、吹き付けで使用する場合の制限はあるのですが、何かに混ぜられていた場合の制限がないため、わからないまま一部解体される例がないわけではないということで、特に石巻が多いのですが、県と市の担当者が一緒に周りながら注意喚起を促しています。大崎市では今、大きな問題にはならないのではないかと考えています。8．野焼きの規制について。９ページ目は野焼きについてですが、法律上、規制があります。ただ、春になると水田に関しては消防団の見守る中で例外的に2週間許可（ずっとではなく、2週間あるうちのどちらか）をしている時期があって、その時には野焼きが行われます。それ以外では、規制が厳しく、野焼き自体が認められていません。9．宮城県の放射能に関する窓口。１０ページ目に書いてありますが、放射線・放射能に関する相談窓口を県で設けていますので、こちらを利用していただければと思います。この窓口は、専門の方が常駐しているわけではなく、あくまで窓口整理のための相談機関で、こちらで相談を受け給った後、各専門機関をご紹介するかたちになります。利用者は最大1日300件という時期もありましたが、今は、一日10件程度と比較的落ち着いているようです。県としてはこちらひとつでまとめています。（資料の内容以外の質問に対すると回答）1．牛乳に関して。昨日、某乳業メーカーに問い合わせたところ、特別の対応は考えていないという回答だったのですが、どこでどうなったのかわかりませんが、今日の新聞では基本的に検査をするという体制にするということでしたので、今後、それぞれの乳業メーカーの対応を見届けていく必要があるかと思います。2．放射線測定室について。県としては原子力センター自体が測定室そのもの、県の測定室が原子力センターです。今は東仙台にある消防学校の敷地内に仮に置いています。もとの原子力センターが津波で被災、全く使えなくなったため、東仙台に仮事務所にゲルマニュウム半導体測定器2台を置き、放射線測定室ということになっています。3．汚染土壌の保管場所。除染による汚染土壌の保管を国が福島県双葉町にという話をしていましたが、地元双葉町が反対表明をして以来、進捗が止まっている状態。というのが、宮城県としての見解です。また、それを宮城県ということは、県も国も考えていない状態です。4．土壌調査について。土壌調査については、特に幼稚園、保育所、小中学校については市町村が対応していく範疇であります。多分、今は各市町村が民間業者に委託をするかどうかの話し合いをしている時期なのかと思います。ただ、東電への損害賠償を考えると、個人での除染や、民間の保育所での除染は個々の損害になるので、県の相談窓口に相談していただければと思います。5．「安心、安全メール配信」について。栗原の「安心、安全メール」については栗原のホームページから情報を得ようと思ったのですが、入ることができませんでした。また、県として同じようなメール配信のサービスをする体制は今のところありません。そこで、今後の参考に「こういうものだといいな。」というものを皆さんに教えていただけたらと思います。【質疑応答・瓦礫処理編に続く】

  2012年02月09日

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• 週末避難・母子疎開はお金(費用)がかかる

  宮城県大崎市から北海道や沖縄へ放射能汚染を避けて避難された経験をもつお母さん(以後、Aさん)からお話を聞くことができました。現在は秋田への週末避難を検討中とのことで、そちらについての情報も今後お訊きする予定です。方法　1) 疎開を検討されている時期の風向きを考える → 北に行くのか、南に行くのか　2) どの県の、どの市町村へ行くのかを決めたらその自治体に電話する → 自治体としての支援があるかどうか　　 また、NPOや民間の支援団体へ連絡する　　 小さいお子さんを連れての疎開であれば滞在する周辺に病院、学校、スーパー等の施設や　　 日常的な交通機関の種類などについても検討する　3) 次にそこに行くまでの交通手段を考える → 車、フェリー、飛行機etc.(手段によってかかる費用が違うので要検討)北海道と沖縄の場合(宮城県民への支援が各自治体によりまだまだ沢山有るとのことです)　・北海道の場合(北海道へはフェリーがオススメ)　　千歳市 → 被災証明を提示する。　　　　　　 長期希望の場合、市営住宅を一年間無料で提供されます。　　小樽市 → えみなバックパッカーズを利用。　　　　　　 素泊まり被災者のみ半額(￥3000 → ￥1500)　　　　　　 こちらの周辺にはコンビニ、スーパー、小児科、郵便局、銀行がすべて徒歩圏内に有り。　　なお北海道の場合は一時避難施設『あったかい道ハウス』(http://michinokukai.info/?p=88)を　　検索されるともっと詳しい情報があります。　・沖縄の場合　　まずは宮城県人会(萩の会)へ連絡することをお勧めします。　　家電はすべて無料で借りられます。ただし、アパートや家を探すのに時間がかかるので、早めに事前に連絡を。以上がAさんからお聞きした内容です。これから週末だけの避難を考えるにせよ、本格的に疎開を考えるにせよ、それなりの費用がかかります。今現在受けることができる支援は受け、広げるべき支援は広がるようにしていかなくてはいけません。震災から一年が経ち、私の周りではどこか遠い過去の出来事のような空気感さえ漂い始めているようにも思います。放射能汚染問題は始まったばかりです。必要な支援や要望、提言はこれからもどんどんしていくべきだと考えます。

  2012年02月01日

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• 大崎市教育委員会へ要望書を提出しました（１月２４日）

  ２４日、社民党の豊島市議、大崎タイムズの記者立ち合いのもと、大崎市の教育委員会に要望書を提出してきました。対応してくださったのは、教育委員会事務局の吉田教育総務課長はじめ３名の職員さんです。応接室で１時間程要望書に沿って意見交換させていただきました。非常に真摯に対応してくださいました。おおまかな内容は次の３点です。１．校地の安全について　　２．校外学習の安全について　　３．給食の安全について話の中で、給食について今のところ国の決めた基準より低い基準を作る根拠がないので、独自の基準を作る予定は無いことと、牛乳が県の畜産課から割り当てられているのでこちらで変えられないということは、おっしゃってました。大崎の野菜は、実際測ってもそんなにセシウムが出ていないので、調理した給食は問題ないでしょう。そこは同意見です。ただ、牛乳について、業者さんの改善努力を待つ以外の方法も考えていただけたらと思います。それについては、給食牛乳で出た２０ベクレルは基準値より低いものであるし、牛乳を飲まないことによる栄養不足の方を心配されておられました。要望書の中には、全品検査は無理なので、あらかじめ高いベクレル数カウントしそうな食材を避けてくださいという要望も入っています。大崎は自校給食が多いのですが、これは各栄養士さんの研究会なり、勉強会などで、共通認識を作れば可能な範囲ではないかと思います。魚、里山のものなど、ここ１年のデータから汚染度の高い食材には傾向があるので、対策は取るべきだと思います。これがよく言われる風評被害とは違うということがきちんと伝わることを望むのみです。口頭で提案したのは、栄養士さんたちの研究会に一般の保護者も参加できるようにして、栄養の取り方や、セシウムについての考えを保護者にも知らせたらどうかという事です。保護者との距離を縮めて、お互いに納得のいく方法を実践していくのが一番なのではないでしょうか。大崎市教育委員会への要望書（資料込全２１ページ/４．２４ＭＢ）pdf回答は文書でいただける予定です。下に要望の部分を転載します。 子どもを放射能から守るための要望書　普段より子どもの健やかな成長のための環境づくりにご尽力いただき、大変感謝しております。東日本大震災後には、放射能から子どもたちを守るという新たな問題が課され、現在も対策を勘案中のことと思います。ここ大崎市にも、有志による測定では、ホットスポットと呼ばれる高い放射線量が検出される場所があり、子どもを持つ親として不安な気持ちは消えることがありません。放射線をどこまで許容できるかについては専門家でも意見が分かれています。しかし、子どもの健康に害が出てからでは取り返しがつきません。大崎市には、ぜひ周りに先駆けて子どもの安全のための予防策をとっていただきたく、以下の要望を提出させていただきます。記１．校地の安全を確保してください。（１） 校庭の中央だけでなく、側溝・草むら・軒下等の放射性物質の溜まりやすい場所の測定を定期的に行い、測定値　を公表してください。その際、関心のある保護者が立ち会えるよう、あらかじめ広報などで測定日を公表してください。（２）環境省が定めた基準、毎時0.23μ?以上検出された場合は除染してください。２．校外学習時の安全を確保してください。遠足、野外活動、修学旅行など、子どもたちが校外学習に使う場所を選定する際には、事前の調査でホットスポットを避ける配慮をお願いします。３．給食の安全を確保してください。（１）厚生労働省の定めた新基準値（一般食品100Ｂｑ/ｋｇ・牛乳５０Ｂｑ/ｋｇ・飲料水１０Bq/ｋｇ）より厳しい基準を大崎市で定め、子どもを内部被ばくから守ってください。（２）給食測定用に、検出限界値が低い食品測定器を準備してください。仕入れ業者が事前に食材を測定できるようにし、その検査結果は「不検出」や、ＪＡにおいては「精密検査の実施の目安以内」という表示ではなく、検出限界値を表記した明確な数字にしてすべて公開してください。（３）放射線が高い食品を提供する業者があれば、改善を求めてください。改善されない場合は、子どもの安全を最優先に考え、業者を変更してください。現在、大崎市の給食牛乳から全国的に見ても大変高い値の放射性セシウムが検出されています。早急に対応をお願いします。（４）学校で給食を作っている所が多いため、事前検査の徹底が不十分になることも考えられます。文科省が出した土壌汚染マップなどを参考に、汚染度が高いと思われる地域の食材を使用する場合は、放射能を少なくする調理法（皮をむく・水にさらす・ゆでる等）を実践するよう各学校に指導してください。（５）給食が提供される前に、わかる範囲の給食食材の産地を公開してください。その際、保護者には、「子どもに食べさせるかどうかの相談に応じます」という旨も知らせてください。以上「要望の趣旨」１．校地の安全確保について　放射性物質は雨や雪などで流れ、一か所に集積することがあります。そのため風通しの良い校庭の真ん中以外にも、定期的に校地内の数か所を測定することが必要だと思われます。放射性物質が溜り安い場所について、実際に子どもを預けている保護者の意見も取り入れながら測定することで、放射能を不安に感じている保護者の納得を得られるとともに、保護者が学校や市と意見交換できる貴重な機会にもなると考えます。校地内の測定実施の際には、関心のある保護者が立ち会えるよう、広報・回覧板・お便りなど、事前の通知をお考えください。２．校外学習時の安全を確保してください。　大崎市は市内にも、そして周辺地域にも、比較的放射線量の高い場所が存在しており、すでに学校では活動先の選定に苦労しておられることと思いますが、再度、活動場所の事前調査を行うよう、教育委員会より各学校施設へ指導していただきたいと思います。特に、合宿など長時間の野外活動の場合には、必ず活動場所の詳細な測定情報を前もって保護者に知らせ、高いところがあれば近づかせないなどの対応策をとっていただきますようお願いします。３．給食の安全確保について給食における基準値の考え方については、添付資料をご覧ください。厚生労働省の基準値より厳しい基準を望みます。大崎市では各学校で調理が行われるため、一食丸ごと測定を全校において行うのは難しく、同様に、すべての食材の事前測定も難しいと思われます。市で食品測定器を準備し、業者の段階で食品測定ができるよう、体制を整えて食の安全性を高めて欲しいと思います。また、現在の大崎市の給食食材の測定データは品目・測定の頻度も少なく、残念ながら日々の参考にできない状態です。保護者の判断材料を増やすために、献立におおよその食材産地を載せるようにしてください。産地表示は子どもの食育にもなると考えます。ぜひ実施するようお願いします。給食食材のデータを補う意味で、仕入れ先であるＪＡの測定値も見ているのですが、年末にＪＡに入った簡易測定器は１７Ｂｑ/ｋｇまで測定値が出るのに対し、公表値は「精密検査の実施の目安以内」（２５０Ｂｑ/ｋｇ以下）を〇と表示しているのみで、どの品目がどの程度の値なのかの傾向を知ることができません。ＪＡの測定値の記載方法を数値表示に改めるよう、教育委員会から要請していただけると助かります。もうひとつ、技術職員（学校栄養士）が食材を選ぶ際には、土壌汚染マップや過去の測定データなど、あらゆる情報を参考にするよう、徹底していただきたいと思います。現在、放射性物質の流れを堰き止める壁となった山脈、汚染物質の流れ出た太平洋側の海の汚染度が高いことがわかっています。そして、今までの食材調査から、きのこ類、山菜、たけのこ等は放射性セシウム吸収度が高いこともわかっています。あらかじめ危険な食材を避けた献立作りをするよう、技術職員へ指導してください。この大崎市で、子どもたちが健やかに成長していくことが私たちの願いです。できることから取り組んでいただけることを期待しています。

  2012年01月26日

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• はじまりのはじまり

  はじめまして。『こどもを守ろう TEAM県北inみやぎ』の事務局です。私たちは福島原発事故に始まった放射能汚染問題に対して、それぞれの場所で頑張っている仲間達をつなぐことを目的としたteamです。ときに小さなteamとして、ときに大きなteamとして、それぞれの願いにふさわしいteamを作っていきたいと考えます。目の前で笑っているこども達をかつてのこども達をそして、まだ見ぬ未来のこども達を守るために作られたteamです。生まれたばかりのヨチヨチ歩きのteamですが、どうぞよろしくお願いいたします。

  2012年01月26日

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