2007/05/15(火)19:37
イルカの島にいってきました
例年、5月にはイルカの棲む島「御蔵島」に行っております
かれこれ4年目。天候次第で上陸できない年もありましたが
今回、無事上陸して3度目の御蔵島ドルフィンスイムの旅です
この御蔵島。
周囲16kmで意外と大きく、屋久島のようにさまざまな植生と固有種がいます
標高は800mを越え、中央部には湿原も広がっているという
3度目にして、イルカ以外の一面に目を向けることができました
いずれは世界遺産として遺していきたい、そんな島です
いつものダイブキッズのツアーで、山崎さんと再会
http://www.divekids.net/IRUKA/mikura.html
そのまま「さるびあ丸」に乗り込むと、今回も条件付き出港。
座敷席が確保できた途端に、眠りこけちゃいました
レインボーブリッジなんて見に行きません。もう慣れました
で、翌日早朝。6時過ぎには、なんだかんだと無事。御蔵島に上陸
今回、3度目の上陸にして文句のつけようのない快晴。
海もウソのように穏やかで、意気揚々とイルカに会いに行きます
初日午前の船は、いつものゲンさんの船でなくて
かつて、ベッキ~も乗ったという船。
今年一発目のドルフィンスイムは、鮮烈でした
遊びに飽きたイルカの群れが去って、船に戻ろうとすると
次の群れが遊びにやってくるのです
もう少しのところで、足つっちゃうトコでした
5月の海はまずまずの水温ですが
水着でイルカと泳がれているヒトは寒そう・・・
でも、身軽で楽しそうですね
2時間くらいイルカと戯れ、満足して港へ帰還
午後はゲンさんの船に乗ります
ゲンさんは、ベッキ~船より突っ走り、イルカへGo!
ですが、午後のイルカたちは興味ないようで
こちらに構わず、どんどん泳ぎ去っていきます
午前の凄まじさからすると、非常に素っ気ない
何度、イルカの群れにアプローチしても、すぐサヨナラ
あぁ~~~。俺ってモテねぇ~~。
完全にフラれまくった午後のドルフィンスイム
帰還後、ツアーメンバーで記念撮影。
風呂にはいると、日本人の幸せを実感できました
まだ、夕食まで時間があったので、島を散歩
そういえば、いつもは散歩してなかったっすね
御蔵島は断崖絶壁の島で、人家は港のあるあたりにしかなく
人口は200人程度、イルカも200頭程度なので
ひとり一頭のイルカがいる島なんですね
そんな限られた村のエリアは、小一時間もあれば全部まわれますね
神社や、名産のツゲ細工、御蔵の源水の呑める水飲み場を観ると
あとは、うねる林道が木々の中に消えていきます
今回はじめて山の方に踏み込んでみました
稜線を越えていくと、港と断崖絶壁に集まった村の全貌が実感できました
さらに奥地に分け入りたい衝動にも駆られましたが
素人が遭難してもいけないし、夕食も待っているので引き返しました
夕食後は、デジカメをTVにつないでイルカとのランデヴーの余韻に浸ります
最近では、ガイドの山崎さんの撮ったビデオが恒例で
う~~む、翌日のイルカにも期待が高まります
今回は、御蔵島ナイトツアーにもでかけました
ゲンさんのクルマを借りて、島の南側、未開の地へ
御蔵島は数百万羽のオオミズナギドリの営巣地で
この時期から、多くのオオミズナギドリが渡ってきます
が、このオオミズナギドリ。飛ぶのがヘタっぴぃでして
木によじ登って飛び立ち、島に帰ってくると
地面にベタッと落っこちて着地・・・脳しんとうで道路に落ちているのです
肉食の獣がいない御蔵島だから生きていけるんですね
われわれも落ちてたヤツを見つけて、記念撮影
あと、写真には撮れなかったですが、星空もキレイでした
御蔵島は雨の多い島で、雲がかかってるのが多いんですが
今回はハレオトコ完勝!満天の星空なんて、久しぶりでした
久しぶりに、北斗七星ワキの4等星「死兆星」を観てしまいました
朝から晩まで、海から山まで御蔵島を堪能した一日でした
翌日は海が荒れそうだったので、朝飯前からイルカに逢いに行きます
早々に就寝