2016/11/18(金)19:49
#8 「ゲルマニウムの夜」 花村萬月(316ページ)
花村萬月の作品としては2冊目。
98年の芥川賞受賞作。
とても汚いというか醜い部分を冷静に描き臨場感が迫ってくる。
修道院が舞台だが全く間逆の世界がその聖なる空間で展開し理解に苦しむ部分もあるが以外に現実世界はこんなものかも・・・
同性愛の件はすこしビクッとする。同性愛なのか分からないがとにかく神父が少年に強要する件は読んでいて吐き気がした。
朧はそれまで女性の性に興味はなかったがかといって同姓の男に興味があったわけでもない。
しかし教子との関係からはまり込んでいく・・・その描写は共有できる。
ハーフの美少年、ジャンとの関係にはハラハラさせられるが基本heterosexualであってほしい。
葉巻のストックが減り、お気に入りのPunch Championも残り僅か・・・
発注したいが失業中の身、それに為替が100円近くまで円安になると$200近くの発注で4000円も高い買い物になってしまうのです・・・
なので今晩はAlec Bradley SCR (5 x 50) に久しぶりに着火。
ん~やっぱり好みとは違う。少しスカスカ感がありMedium body にしては少し物足りない。
Cigar Aficionado MagazineでAlec Bradleyは2011年の#1を獲得したらしいがこのSCR(Special Cabinet Reserve)は生産中止になりAtlantic Cigarではclose out sale として$124→$62.45で販売していた。
今見るとBoxは完売しているようだが、説明にもあったが少し軽いボディ、そしてスムーズさと甘さのバランスは自分好みではなかった。