2017/01/18(水)17:19
#2 奥田英朗 「東京物語」 (集英社文庫/353ページ)
一昨日読み始め昨日の夜中にまた目が覚め5時までよんだら残り50ページくらいまで。
ちょっともったいなかったので眠くないけど今朝はいったん寝た。
午後散歩がてらウォーキングしパノラマ台で天気も良かったので海をバックに残りを読んだ。
このストーリーの主人公は自分より確か5年先輩。だから自分の高校卒業&上京~就職してバブル・・の時期がだいたい重なりその時の空気感はひしひしと伝わってきた。
いい時代だった。
1980年から入り、1978年、79年、81年、85年そして1989年。
80/12/9 ジョン・レノン暗殺
78/4/4 キャンディズ解散
79/6/2 江川プロ初登板
81/9/30 名古屋がオリンピックでソウルに負けた日
85/1/15 新日鉄釜石が同志社を下し7連覇(ゴーストバスターズ上映)
89/11/10 主人公の30歳の誕生日数日前(昭和→平成)
東京にはよく一人でも買い物に来ていたが、実際上京し大学生となり何もかも自由の身になって渋谷や下北沢を歩くとなんか自分も都会人になったつもりで歩いていたことを思い出す。
作中それぞれの都市の流行った曲やファッションなどがちょいちょい出てきて懐かしく思わずその当時にタイムスリップしたくなる。
だから最近は古い日本のドラマを見て当時のまだ新宿のビルが数本しかない光景などをみて郷愁にふけっているのである。