2008/09/05(金)22:44
助産所での出産体験<その1>
出産が近づいてきたら、なんだか前回の息子の出産の
ことをあれこれ思い出すことが多くなりました。
周りにも妊婦さんがたくさん♪なので、
参考?!になるかどうかはわかりませんが、
助産所での私の自然出産体験を書いてみたいと思います☆
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
息子は、貧血以外特に問題もなくすくすくとおなかの中で育ち、
4年前の寒い朝、予定日より二日早く、この世に生まれてきました。
助産師さんが、
「お腹の赤ちゃんは本当に親孝行で、よく要望を聞いて
くれるから頼んでおき~!」と話されていたので、
「いつでも時期が来たら、生まれたいときにつるんと出ておいで。
ただ・・・
ママはできたら3000gになって、パパが一緒に
立ち会ってくれる時がいいなあ♪」
と、主人が特に仕事が忙しい時期だったので、
とにかくお腹にむかってお願いしていました(笑)
そうしたら、えらいものでちゃんと出生体重3030g、
主人が唯一仕事を抜けて立ち会える日を選んで、
ちゃーんと生まれてくれたのです。感動~~☆
陣痛が始まったのは真夜中でした。
一眠りして夜中2,3時頃になると、ちょっとズキズキ。
でもまだまだ我慢できる感じ。
間隔をはかると、3分だったり5分だったり色々。
でもさすがに3分ってそろそろ行かなくちゃ?!と思い、
主人を起こし、また助産所に電話してタクシーで準備して向かう。
助産所についたのが、確か朝方4時前後だったかな??
すぐに着替えて、横になる。
この時すでに、子宮口は8センチも開いていたのです♪♪
病院では、この時点で点滴うって、導尿して、陣痛をはかる
機械をつけるそうですが、助産所では特になにもしません。
この頃になるとさすがに結構痛かったけど、
助産師さんがずっと傍について背中や腰をさすってくれ、
「大丈夫大丈夫。痛いねえ。赤ちゃんもがんばってるからね。」とか、
「今のいきみ方上手だったよ~!その調子!」
とすごく優しく励ましてくださって、この時の痛みにも耐えられました。
子宮口が全開になるまでが一番痛かったような気がする。
赤ちゃんが産道にでてからは、好きなアロマオイルを
焚いてもらって、陣痛の間もすごくリラックスできるようになり、
助産師さんの提案で、穴の開いた椅子に座った姿勢でいきんでみる。
すると、さっきとは違ってぐんぐん赤ちゃんが回りながら
降りてくるのがわかり、痛いけどかなり頑張れました。
そして、痛みのための防御反応なのか、脳内麻薬?!が
バンバンでていてるのが自分でもわかり、
「ランナーズ・ハイ」のようにものすごく気持ちよかった~~(笑)
陣痛と陣痛の間は眠ってしまったり、普通にお茶飲んだり
喋ったりしてました。
この時のことはなぜかすごく楽しくてよく覚えています!!
「あとどれくらいで生まれそうですか??」と聞いてみたら、
「初産だし、このまま順調にいくと今日の夜には生まれるねーー!!」と
助産師さんがおっしゃったので、びっくりして、
「夜までなんてこれが続くなんて無理無理~~!!!
絶対もっと早く生んでみせますから」と言うと驚かれる(笑)
この時点で朝7時くらいだったかな。
暗いお部屋の窓から、夜が明けて日が昇り始め、
明るくなっていく朝焼けの空を眺めながら、
ついに赤ちゃんに会えるんだなーと
しみじみ嬉しく感じたことを覚えています。
この頃、仮眠してた主人も起こされてやっと分娩のお部屋へ。
というか、私がぎゃーぎゃー言ってるのに、腰もさすらずに
隣の部屋で余裕で寝てたことにもびっくりしたけど(笑)
座った姿勢で余りに早く進んだので、ちょっとペースをおとした
ほうがいいと、椅子と主人によりかかって四つんばいに。
もう頭も出かかっていて、
「ここ触ってみて!!赤ちゃんの頭がここまで来てるよ!!」
と言われて触ると、硬くて丸いものが・・・!!!あと少し!!
それからは、会陰が裂けないように、ゆっくりゆっくりと
進めて、そして宣言どおり(!)、朝9時すぎにつるりと
無事出産☆☆☆
「二人目だっけ??!」って聞かれたほどのスピード安産でした。
なのに、赤ちゃんの泣き声が聞こえない・・・?!
四つんばいだし、赤ちゃんがすぐにみえなくて
「大丈夫??!」と聞くと、なんと最後まで破水をしなかったせいか、
卵膜と羊水に包まれたままで、まるで生まれたての牛の子みたい・・(笑)
私も四つんばいだったし。すごく動物的?!な出産でした~☆
卵膜を破ると、やっと、ほげぇぇと泣いて赤ちゃんが現れ、
ほっとしたのを覚えています。びっくりした~~!!
でも、よくみたら首にへその緒を2回も巻いてたので、
もし破水して卵膜に包まれていなかったら、産道で首がしまって
緊急輸送&帝王切開になってたかもしれない・・・と思うと
ぞっとしました。
普通は途中でわざと破って破水させるそうですが、
毛利さんでは自然にまかせて何もしないの方針。
そのおかげで助かったんだと思うと、
「やはり自然の力って偉大だなーー」と
感じたと同時に、ここで産んでよかったと
つくづく思いました。
長くなりそうなので、その2に続く。。。