北海道・道北の旅・・(5)
ニポポ北方民族の守り神ニポポは網走市の民芸品として網走刑務所の受刑者が制作しています・・ニポポとは木の小さな子・または人形の意味でどんな願いでもかなえて幸せになるという意味があります・・ニポポに向かって「今日は沢山の獲物を与えて下さい」とお願いをして出かけます・・そして得てきた物は料理し食べる前に先ずニポポの口に与えて感謝をしました・・網走市の民芸品として考古民族研究家米村喜男衛氏の考証により素朴で優雅な手彫りのニポポを皆様の幸福の為にと広く紹介したのです・・オホーツク流氷館でも紹介したニポポです・・釧路地方裁判所網走支部法廷復元棟この建物は釧路地方裁判所網走支部及び網走簡易裁判所が新庁舎建設のために旧庁舎を取り壊すのに際して単独法廷(1人の裁判官によって重罪以外の比較的軽い刑罰を審査する)合議法廷(重罪事件を3人の裁判官によって審理する)合議室(合議裁判の途中で当事者から異議申し立てなどがなされその場で即断出来ないような場合に三人の裁判官がこの部屋に入り合議する部屋)仮監置室(自分の裁判まで待たされた部屋)及び勾留質問室(裁判官が被疑者または被告人に質問して勾留すべきか否かを判断するのに使われた部屋)を譲り受けました・・この建物の外観は明治33年から昭和27年まで使われた旧網走区裁判所の外観を再現していますが内部の移築物は昭和27年から平成3年まで使用されていたものを配置し広さ高さを元通りに復原し法廷内部の机や椅子・照明器具・カーテン等は実際に使用されていたものを展示しています・・耕耘庫(こううんこ)農園刑務所として全国的に有名な網走刑務所は明治29年に開墾された農地は220町歩(21,800アール)にもなり農機具や肥料を入れておく倉庫や収穫された作物を入れる小屋がこのような板葺きや草葺で10棟ありました・・アメリカの近代農業制度を取り入れていましたのでその技術は非常に進歩したものでした・・つけもの庫網走地方で野菜の自給耕作が始まったのは明治15年で網走農業のはじまりとなっています・・網走分監でも創設時にまず野菜が栽培されやがて二見ケ岡や湖畔農場の開墾によって穀類も生産され自給体制が整いました・・野菜は季節の食膳に供され秋になると収穫した大根を乾かして桶(3,000本)に”たくあん漬け”として大量に貯蔵しこの味は天下一の評判でした・・監獄歴史館この建物は網走監獄に関する歴史的資料や網走二監獄が設置された理由を「赫い囚徒の森」体感シアターを中心に紹介しています・・左右前方の3面に映し出される映像が五感に響き120年前の道路建設現場の世界へ誘います・・また・新法に基づく現在の網走刑務所居室を忠実に再現していますので矯正施設の役割を担う刑務所を学ぶことができます・・新しい体験と発見が交差する歴史館です・・出口は橋を渡って出ます・・続くFC2・・はこちらから