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みえこ55@ Re:新しい調律に向けて。(12/17) 素敵なピアノとの出逢い、素敵な調律師さ…
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みえこ55@ Re:調律師さんが亡くなってしまいました。(12/09) 20年間も二人三脚で人生を共にされてきた…
2016年09月18日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
生徒のバレエの発表会に招待されて、行ってきました。

もう、何年目になるのか忘れてしまったくらい、毎年、楽しませていただいて、気づいたら、バレエの発表会の大ファンになっていました。(笑)

はじめは、生徒の出番のことだけしか気にならなかったくらいに、バレエのことはわかりませんでしたが、プロの方たちの素晴らしいバレエや、生オーケストラの伴奏や、いろんな発表会を見せていただくうちに、ああ、バレエの世界はこんな風になっているのね、とか、本当にいろんなことを学びました。

コンテンポラリーの素晴らしいプロのダンスなんて、去年も今年も大号泣。(笑)

なんて美しいんだろう、と、総合芸術と称されるその世界に浸りました。

生徒は、ピアノ教室での日々と連動するようにして、その成長ぶりを見せてくれますし。

はじめは、小さなチュチュがフワフワしているだけだったのに、今は、すらりと伸びた長い手足をもてあますくらいに綺麗な少女になっていて、そこは、親目線で楽しめます。

これだけ身長が急に伸びると、バランスを保つのが大変そう・・・なんて思うようになるまで見せていただけるなんて、本当にそういう贅沢さもたっぷりあります。

大きくなったね、と、またそっちでも大号泣。(笑)

バレエの発表会と言えば、招待された側のマナーとして、お洋服にも散々、気を使いました。(笑)

教室の発表会と、バレエの発表会のおよばれとを同時に考えて、あのワンピースをこっちで着て、こっちのワンピースを新調する?なんて感じで、おしゃれも大忙しでした。

今年は、そういうことも考えて、いかにも華やかなフォーマルの場面に合いそうなブラウスを二色大人買い!(笑)黒とベージュという違いだけで、全く違うデザインに思えるほど難しいブラウスでしたから、バレエの発表会前は、どう着こなすか、何と合わせるかだけで、そりゃもう大忙しでした。

タイトなフォーマルっぽいパンツにするか、スカートにするか、バランスだけで、コロコロと雰囲気が変わる恐ろしいブラウスでした。ショールのように肩を覆うこともできるし、首にかけてノースリーブにもできるし、着こなしが無限大な分だけ、コーディネートも無限大になるという悪魔のブラウス。(笑)

コンプレックスになる部分を浮き彫りにする厳しさがあるけれど、なんとか着こなすと、ハッとする華やかさがそこはかとなく漂う、相性がいいんだか悪いんだか、謎のブラウス。(笑)シンプルなのに、細かいところが丁寧に作られているので、着ているときに、自然に身のこなしがレディになっていく、ということにしておきます。(笑)

レディになることを忘れると、あとから遅れて、「歩き方に注意!」とか、色々とうるさい洋服なんですけれど。(笑)楽に着こなせるようになると、それまでの苦労のせいで、着る気も失せるというオマケもついて、新しいのが欲しくなるという、よくできた洋服です。(笑)

相変わらず、いつもの洋服屋で、喧嘩しながら買っただけのことはありました。(笑)

最終的に、黒のブラウスを、ショールが肩を覆うスタイルで着て、日ごろからよく使うニットのタイトスカートとえんじの低めのハイヒールで、気張り過ぎないけれど、お洒落した感じで落ち着かせました。

久しぶりのハイヒール。(笑)後から怒られないように、歩き方に気をつけておきました。(笑)

洋服に守られるようにして、しばらく開園時間までをロビーのソファでのんびり過ごしました。

そう、このロビーで、緊張マックスの状態で、何百人と言うお客さんを前に、二胡とのコンサートもしたけれど。

・・・それすらも、もう完全に過去のことになっていました。

このホールそのものに、演奏した、ありとあらゆる記憶が絡みついているはずだったのに、もう私にとって、そのすべてが、過去よりも遠く、痛みもよみがえらない日が来ることを、私より先に知っていた誰かが確かにいたことだけを思い返していました。

その声を、その手を信じて、こっちに来たら、この景色。

そこにあるのは、飢えるようにして欲するものでなく、振り返ったところに実ったものを見つけるようなものばかりでした。

今の美しさや、自分の欲得より、いつかの実りのために、身を粉にするようにして、黙々と過ごすことを教えてくれたその声は、単に、ほらどうだ、すごいだろ俺って、だけになっていますけれど。(笑)

結局、いつでも正しかっただけなのに、何回すごいねと言っても、絶対に、そこで威張るのはやめないどころか、実りと実りをかぶせて、もっとすごくして見せてくるヤツが確かにいて。

そのロマンチストぶりに、結局、日々も号泣することも多いけれど、泣いてる暇が無くなってくるほど、私の毎日の一分一秒までが、美しい出来事だけになっています。

・・・この勢いで、この先どうする気?と、いつもボヤいていましたが、もっとすごくなっただけのことでした。(笑)

教室に咲き乱れる愛らしいお花たちは、素直に賑やかに育ち、縁は縁を呼び、暴れん坊将軍たちは、逞しくも生真面目に進歩しています。(笑)

サンタも私も、美しいと思うものだけは似ているなぁといつも思うんですけれど、古きものの良さと、新しいものの良さを、絶妙に絡ませるその手腕には、相変わらずビックリしているだけで、十分なようです。

後は、男の子のピアノの良さ、女の子のピアノの良さ、みたいな、本当に大切な違いについても、たっぷり教わりました。(笑)同じ育て方じゃ、絶対にダメ!(笑)それぞれを尊重する、誠実な生き方は、そういうところに見つかるものだと知りました。

サンタのロマンの中に、私がなるべくのんびりボンヤリしていることが含まれている、と、わかるまでは、かなり苦労したけれど、そこで私だけに無理をさせる人たちとの縁が途絶えたころ、私はただただ、のんびりして、ニコニコして、綺麗にしていることだけを考えていればよくなりました。

私だけに無理させた人たちが欲したものを覚えていれば、この先の答えに迷うことも少なくて済むと思うと、そこが何よりホッとします。

欲は大切だけれど、欲を剥き出しにしていることって、案外誰もが自分にとっての盲点であるわけで、そこでは、今まで通り、私なりの価値観で、対処していければいいかなぁと、少しずつ私も、未来を遠くまで見るようになってきました。





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Last updated  2016年09月18日 10時48分26秒
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