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piano street

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2017年12月17日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
調律師さんが亡くなって一週間、教室のピアノの音色がその死を悼むように音色を変えながら、生徒たちの耳を育てていくさまを、ずーっと眺めていました。

事情を知らない人でもわかってしまうほど、澄み切った音色の日があったり、ステージの照明に似たきらめいた音色が、スッといい意味で枯れた夜があったり、そのタイミングが告別式のスケジュールとリンクしているかのような出来事に、それも当然、と思って過ごしました。

教室のピアノと過ごしたのは、18年だったそうで、それを20年と括っていた私は、その記憶の誤差2年分だけ、若返った気持ちになったり?していました。

そのピアノと一緒にその調律師さんと出会ってからのすべてが、こういう形で良かったことになっていくんだなぁというのは、そのピアノをお世話してくれた同じ歳のかつての営業さんとの小さな女子会で悼みました。

初めて私がピアノを指弾したときから、なぜかキューンとして泣きそうになった、と言い続けていたその営業さんと、名前の文字が一緒で、読みだけ違うことが、運命みたいだね!と笑っていたのも、なぜか特に問題なく続いています。(笑)

私のピアノを聴くのが好きな彼女の前で、今は星になってしまった調律師さんが好きだった音色でピアノを弾くと、何の疑いもなく、「ああ、ここに生きているんですね。」と。

・・・そうでしょうとも。(笑)だから、大変なのよ、は、適度に飲み込んで、もう、迷いなく弾けるようになった音色に、その大変さが薄れていくのも感じていました。

彼女も楽器店を去っているけれど、だからこその違う形での出会い直しですけれど、彼女の人脈を辿って、とにかく調律をどうしていくか、の連絡は済ませました。

あまりにも高みに繋がってしまったその音色を、まっすぐに継げる自信はない、というところで、とても正直で誠意ある対応をしてくれる調律師さんに、今後をお任せするめどをつけてもらうために、お迎えすることにだけはなりました。

大人の事情で、色々と本当に難しい、ステージのピアノの調律とおうちのピアノの調律など、分業をしてもらうよりほかにないのかもしれません。

仕方のないことだけれど、あの人は、そんな仕事をしてしまう人だったから、先生は、ちょっと新しい意地悪ばあさんの仮面をつけて、彼の遺した耳と体で、その波に乗っていくだけです。

技術者のオッケーが出る、ということは、耳と体が、私の意志とはちょっと違うところにあるって、若いころだったからこそ、わかんなかったんでしょうけれど。・・・今はいろいろわかるようになったので、すり合わせが大変ですけれど、まぁ、私もまだ弾けるっちゃ弾けるわけだし。

サンタの、「ね?こっちだったでしょ?」のすさまじいまでの言い訳がすごすぎて、時々やっぱり気絶するけれど、その気絶も采配のうち・・・というくらいの演技ならば、ずーーーーっとやってきとる!(笑)

いつまで演じればいいの?という私の問いに対しては、奇妙なニヤニヤ顔のサンタのような、奇妙な真面目顔のサンタのようなヤツが、変な風に闊歩しているような気がするので、まぁいいかと思っています。

ピアノの音色を聴いていたかつての営業さんが、「幸せ・・・。」と言いました。(笑)

そうだろうか?とは、まだちょっと思うんですけれどね。(笑)

たまに録音して自分のピアノを聴いてみると、調律師さんが弾いているような錯覚にも陥るほど、私のピアノのようでありながら、私のピアノではない感じが、その幸せと言う言葉としっくりしなくても、まぁ、今は仕方ないかな、と思ったりしています。






Last updated  2017年12月17日 06時24分30秒
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2017年12月09日
カテゴリ:カテゴリ未分類

来年の合同発表会の会場予約金の清算をしているところに、いきなりの訃報が飛び込んできてしまいました。

年齢が45を過ぎる頃、教室にしろ、発表会にしろ、少しギアチェンジをしたほうがいいけれど、どっちに?なんて、呑気な話が、一気に凍りつくような気持ちになりました。

私のピアノと防音室が新品だった時から、一緒に20年、楽器の音作りのすべてを、その調律師さんとしてきたことを思うと、あまりの事の大きさに、頭がストップしてしまいます。

教室が場所を変えて少しずつ大きくなってきたときも、私が奏でなければならない音色が、あり得ないほどの技能を要求されてしまった時も、正しく美しい音色を作ってくれる人がそこにいて、彼もまた、彼の人生の中での紆余曲折にめげずに、ただただ、技能の追求と研鑽を繰り返していました。

音楽と言うのは難しいもので、点数が出るわけではないから、どうとでも受け取られてしまう。

そんな場所で、自分の与えられた役割にあえぐようにして生き延びるときに、彼が作る音色があったから、その音色を確実にいつでも出せる私になっていくことで、どれほど多くの事を実らせてきたか、もうわかりません。

20年のうち、最後の数年は、技術者の前で、恥じる必要が全くなくなる安心感というものの中で、ただただ、その人が好きな美しい曲を弾いていれば良くなりました。

発表会でのリハーサルも、その人がオッケーと言えばそれで済むということの安心感の中で、時間に余裕があれば、リハーサルでも関係の無い曲を弾いていたりもしました。

それを、何度でも聞きたい、と喜んでくれていて、私もまた、たくさんの音楽愛好者の中にあっても、私たちの音色と音楽はこれだと、揺らがずに弾くことができるようになっていました。

その二人三脚、その一心同体さ、ピアノという一つの楽器を挟んで、立場の違う二人の耳が一致するような時間は、とてもはかなくあっけなく、去って行ってしまいましたが、私はまだその意味のすべてがわからないくらいにポカンとしています。

でも、来年のスケジュールも決まっていて、生徒たちも、そこにいて、彼が遺した音色を継ごうとしているからこそ、まぁそりゃ淡々と、次の調律師さん探しに動き出してみたものの、代わりの人のいるはずのない技能の高さに、ただただ、困ってしまいます。

それでも、人は、亡くなる時にこうやって必ず、生きている人同士をまさかの形で結んで去っていく、というところはあって、このピアノを売ってくれた時のやり手の営業さんなどと、改めて連絡を取ったりしています。

結婚した彼女が、音楽から離れていても、先生のピアノが聞きたいし、会いたいから、と、駆けつけてくれることの後ろに、彼女がまた音楽に飢えているのもうかがえました。

音楽は、どうしても、こうやって、人の心の深いところで、どうにもならない衝動を与えてくるということを、こんなにさみしい形で実感したくはなかったけれど。

彼ほどの技能が、途絶えてしまったらもったいない、誰に継いでもらおう、と、思う時、私に遺されたのは、彼が私に植え付けたかのように、同じ音色を愛した耳とか、その音色を出せる体、とか、なんだかおぼつかないものばかりなんですけれど。

おぼつかないからこそなのか、私はこの20年、この楽器と共に過ごしたその人を思う時に、やけに美しく思い出してしまいます。

ピアノ教師が技術者の前ですべてをさらすのが、いかに情けなく恥ずかしいかも省みず、彼に導かれるままに生きたこの20年を、そんな恥ずかしく情けないものだと思い出したら、その人に悪い気がしてしまいます。

だから、思いっきり美化してやろうと思っています。それこそ、サンタに届くほど。(笑)

生徒たちに、「この音色はもう戻ってこないのよ。」と話すときに、さすがにグッと来てしまうのですが、私の体が、それを忘れることもないとわかっているからこそ、やけに気丈に振る舞うこともできてしまいます。

先日の発表会で、彼が遺した最期の言葉は、「先生の優しい曲で発表会が始まれば、みんなが安心して弾けるのにね。」でしたけれど、その言葉の悲しいほどの深さは、私がちゃんとわかっていればいい、と思うと、なんだか心強い気もします。







Last updated  2017年12月09日 21時44分44秒
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2017年11月22日
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今回の発表会では、生徒の演奏後、お辞儀を待たずに客席から拍手が湧きあがる、というそりゃもう、おとぎ話のようなこともありました。

そんな拍手をいただいた生徒たちは、お客さんが喜んで聞いてくれていたのかな、と思ったようで、その拍手に励まされて、次の曲を練習すると言い始めています。(笑)

NHKの大河ドラマのメインテーマを弾いた女の子は、一生懸命、みんなが知っている曲を練習するっていいことだなぁって思ったようで、少しだけ技術的に難しい曲にチャレンジする、と言ったのですが、二通りのアレンジを聞いて、難しい方は、「弾ける気がしない。」と言いました。

そうやって、自分の力と、これからの努力の折り合うレベルを吟味していくって、本当に素敵なことだなぁと思います。なんでもかんでも、やるやる!って言うだけ言って、スッと逃げ出すよりも、ずっと真面目でいいなぁと思いました。

運動会の曲としておなじみのクシコスポストを弾いた年長さんの男の子は、今回、かなりの自信があったようで、「リハーサルでは弾かないでおいて、本番でお楽しみ、って弾く。」みたいな様子だったと、お母様が目を細めて話してくださいました。

ちょっと、男の子らしい、エンターテイメント性のある取り組みに、お客さんは、やっぱり、お辞儀を待たずに盛大な拍手をしてくださったので、とーーーーってもいい気持だったそうです!!(笑)

ものすごく頑張って練習したのに、本番で前の人の素晴らしい演奏にちょっと飲まれてしまったフランス人形は、そのあと、悔しかったけれど、しゃぶしゃぶをたくさん食べて、それで切り替えたそうです。(笑)

「あたしは、食べれば解消できるの!!」って、華奢なフランス人形が言うと、なんだかおもしろいです。

今は、その妹のフランス人形も発表会で頑張っていますが、この下にもう一人、教室の空き時間待ちのフランス人形もいるので、そっちも楽しみです。

今のところ、上二人の姉妹で、ドラマのコウノドリのテーマ曲を連弾するということになっていて、発表会が終わったので、さぁ始めよう、と二人で何度も何度も練習している姿は、キラキラしていましたよ。

パパは、一番上のフランス人形が、実力を発揮できなくて悔しかった、ということそのものに感動していて、もう、それで俺は何もいらない!くらいに喜んでいました。

努力が報われなかったことに、悔しいと思える心。パパが娘に持ってほしかったもの。教室の景色に実るものが、より一層複雑なプリズムのように光り輝いています。


とにかく、どの子も、いろんな人たちの演奏で、次はあれを弾きたい、これを弾きたい、と騒ぎ出しているんだけれど、いつもより、ちょっと大人になっちゃったみたいです。(笑)なんで浮かれていないのかな、と思うんですが、どの子も多分、あの本番のスタインウェイのキラキラした音色で、本番がそう簡単にいう事を聞いてくれないことを知ったのかもしれません。(笑)


私が子どもたちに知ってほしかったものは、それも大きかったです。舞台の上は、違う次元の世界と言うか、そこで甘やかしてくれないものの偉大さは、言葉では伝えられないもの。自分の体で知るよりほかにないもの。


発表会の日には、これまた勘のいいクソババアちゃんが、「教室に遊びに行く!」とラインしてきていて、発表会の翌日の最後の時間は、クソババアちゃんの貸切タイムになりました。

ドーナツ持ってきて、食べたいだけ食べて、1時間半もピアノで遊んで帰りましたよ。(笑)あなたが小さかったころ、ママがあなたに着せたいドレスがある、という理由で始まった秋の発表会の日に、ラインしてくるんだねぇと思ったら、フフッと笑いそうになりました。

大学受験直前で、ピアノどころじゃないはずなのに、行き詰まったらピアノを弾きに行けばいい、の、その場所を守るために、私がしてきたことと、それを始めるきっかけになったあの小さな女の子が今必要なものが、シンクロするときに、采配は、前もってそれを用意しておいてくれるのかもしれません。

でっかくなったはずなのに、小さな女の子に見える・・・というほど、綺麗なお話ではないですけれどね。(笑)そこまでのお花畑は、まだ来ちゃいない。(笑)あたしもそこまでおばあちゃんじゃないって!!(笑)

彼女のピアノが、つい最近聞いた時よりも、愁いを帯びていたのが驚きました。

本当に、お勉強で行き詰まってんね。(笑)

じゃ、もっと上手にするには、こんな風にちょっと練習してごらん、と、お得意の即席レッスンで、いきなり上手にしてやっておいて、いつもは言わない事を言ってみました。

「ほーーーーら、あたしの指導力ったらすごいでしょ!!」って、ドヤ顔の一番嫌味なヤツ。


さすがに全く否定はしませんでした。(笑)


ただ、私はわかっているんです。その即席レッスンの向こうに、サンタの嫌味な仕込みが、そんなに嫌味じゃないでしょう?と言いたげに光っていることくらいは。


・・・でも、そこだけは絶対に、嫌味にしか見えないし、嫌味だと思ってツンケン対応しているくらいが、ちょうど笑いが溢れていい感じになるの!!


そこで、そのすべてを理解してしまうと、先生の膝が折れるから。

・・・そんなこと、前もってお見通しで、あのルートにしやがったんだな、というところで、まぁそりゃもうどえらく腹が立っているので、しばらく、膝も折れないだろうと思います。(笑)






Last updated  2017年11月22日 08時44分14秒
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2017年11月20日
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リハーサルから本番まで、本当にぎゅう詰めの大賑わいの発表会が終わりました。

リハーサルですでにドラマが山ほどあって、途中で、何度もおなかがすいて、10秒チャージでエネルギーを補給しながらでしたけれど。

合同の発表会が、ここで続いている前から、本当に色々な立場で来ていたこの場所が、もはや、ホームだな、と思っておくくらいでちょうどいいということにして、とにかく笑って過ごしました。

いろんな立場のいろんな思い出を、色々とうまい具合に繋ぎなおすために、あのすべてがあったんだと、ただただ、それだけが腑に落ちるんですが、案外とその「あのすべて」が、たわいもないことで繋がれているように見せての・・・そうでもない感じは、相変わらずでした。

あの時の私に、あの記憶をあんな風にとどめたのは、今のため、というだけの、毎年おなじみのサンタショーでした、ということなんですけれど、恐ろしいまでの伏線の複雑さに、ちょいちょい記憶が混濁していて、そのくらいもまた、緊張しすぎないのにちょうどいいことを、改めて知った気がしました。

そのくらいに、頑張った子、そうでない子、お祭り騒ぎの子、などが、年齢や環境に応じて、山ほどいるわけですし、私たち講師陣も、女が盛りを過ぎていく、これまた絶妙にめんどくさい時期にいます。(笑)

どこまで、あでやかに咲いて見せていればいいの?という、ピアノなんてそっちのけの課題で、私は、全精力が吸い取られちゃうので、そこはもう、成り行きのままにしておきました。(笑)

毎回、発表会と言えば、装いに関してザワザワするんですが、今年も、さぁ、出かけるか、予定していた服を着るか、の段階で、まず、超絶意地悪な難問と言うか、自分が脇役なのかそうでないのか、の微妙なラインをあてこすられるような気分になって、結局、楽な方を選んでいました。(笑)

まぁ、結果的にそっちの方が良かったという事に、後日なるかならないかは、本当に今までの経験上で言えば、「そっちでよかったってことにするしかないでしょ!!」と、あたしがツノを生やして内心切れまくる感じなんですけれどね。

美人でスタイル抜群な先生と合同って、どれだけ辛いと思ってんの!!(笑)

しかし、リハーサルも本番も、なぜか、楽な方を選んだ私は、ゆったりと微笑みまくっていて、どうも、あっちの子も、こっちの子も、見境なくこっちに来ちゃいそうで、そっちでハラハラしていました。

年に一回、この発表会でしか会わない小さな子どもたちが、安心しきった顔で、こっちを見て笑っていて、あらかわいい、と思ってみていると、また違うのが横から顔を見せてくる感じで、それだけで忙しかったです。

合同発表会も、もう何年になるか忘れちゃいましたけれど、結局、どっちの子だろうが、育っていれば微笑ましいだけのことで、かわいく見えちゃう、ただ、それだけのことなんですけれど。


音楽は、楽しいものなの?厳しいものなの?を、お勉強するには、きっと、私たちはちょうどいいコンビなんだろうな、というのも、今年が一番よくわかりました。

お互いの気にするツボ、気にしないツボが、絶妙にずれていて、それが歩み寄っていく過程が、そのままハーモニーであることを、サンタが私に教えたかったのも、いつものことでしたけれど。

昨今は、だいたい、そのハーモニーを乱すのはあたしじゃないし、というところだけで、でも、成り行きがこうなら、こう言っておけば、角が立たないでしょ、というセリフを、その場で考えるだけで日々が回っていきます。


歳を取ったからわかることというのはあって、余裕のない方が、ガミガミ言うの。(笑)

そういう意味では、まぁ、ほんの少しのことを除いては、私は立派なおばあちゃん!!(笑)

でも、おばあちゃんにしては、全然、そうは見えないこともわかっているから、一番難しいけれど、一番おいしいところを取れるようにしておいた、と、多分、サンタなら言うでしょうけれど、私なら、いや違う、それは、お前の男目線がクールすぎるんだ、で、永遠に喧嘩が終わらないところです。

子どもたちは、いつ、発表会が、綺麗なドレスを着て、記念品をもらって、家族に拍手してもらう楽しいイベントではない、ということを知るんでしょうね。

小学校高学年になったくらいの子どもたちが、ハッとするような音楽を奏でていて、その子たちが育った背景に、何があったか、それだけは、何が何でも忘れられない私の脳は、その日々だけを、逆走していましたが。


発表会に来て、感動していたのは、もしかしたら、親御さんたちの方だったかな、とは思いました。

それで十分じゃない?とも思います。

最終的に、私たちが、今、悩んでいるのは、講師演奏、いつ辞める?だったりします。


私たちが、弾いて聞かせなくては、彼らが知らないことがあって、それはまだ、子どもたちに任せられないけれど、私たちだって、そろそろねぇ、と、そこをどう締めくくるか、そればっかり。(笑)


ちゃんとした発表会では、案外、講師は弾かなくて、こういうスタイルだから、私たちが辛いのは、どうしようねぇ、と。

それは、成り行きのままでいいと思うんですけれど、まぁ、手が動くうちは、弾いてもいいよ、というくらいの気分です。


枯れた味わいの演奏は、わかる人にしかわからないだろうから、それを、どう魅せるか、ということに尽きていくわけで、答えなんて、私も知りません。(笑)


ただ、1年ぶりのあのピアノの音色は、出すのがもう、楽でしかなくて、昼寝の続きみたいに弾いとくだけで、あら失礼、程度にはなっていました。


音色の振動が、目に見えるような、あのデリケートな響きと、とてつもなく暖かいハーモニーと、その日のみんなの状態に応じて変化する演奏と、それを繰り出す自分の体の現状とが、完璧に、常に一致するなんていう神話を叶えられるほど、私も強くないけれど。


長年のお付き合いの調律師さんは、「先生の演奏で始められれば、全部があの雰囲気になるから、いいと思うんだけどね。」とは言っていました。


私たちがとてつもなくお気に入りの、優しくて、小さな曲たちで、そっと始められたら、みんなが安心するのにねっていう感じ。

その曲は、リハーサルで弾いただけでも十分にその役目を果たしていたから、子どもたちがニコニコしていたんだと思いますけれどね。(笑)


頑張ったのに、力が出し切れなかった子どもたちは、悔しくて悔しくて。

・・・それが何より微笑ましい、という私にとって、未来のことは、あまり気にかからないことでしかなくなっていました。






Last updated  2017年11月20日 10時06分45秒
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2017年11月16日
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中学生の生徒が、クラスの伴奏をした感想が、あまりにもすごくて、さすがにちょっとだけビックリしてしまいました。

小さい時は、お姉ちゃんのレッスンにくっついて、パジャマで来ていたあの子が、こんなことを言うようになるなんてねぇ!って、心底驚いたので、

「先生も、ずーーーっとピアノを弾いていたけれど、そんな風に思えるなんて知らなかったよ!」と絶賛してしまいましたよ。

前日の練習で、急に頭の中が真っ白になって、弾けなくなって、でも、緊張の一夜を過ごして、本番は、

「これで最後だから、みんなの顔を見ながら弾きたいから、楽譜を見ないことにした。」

って言うんです。

そしたら、みんなが一生懸命歌ってくれていて、普段ふざけていた男子まで一生懸命で、それに感動して泣きそうになりながら弾いて、完璧だったんですって!!!

・・・すげえな。

弟子に師匠が負ける日って、いいもんですよ。(笑)

・・・あたしゃ、この先もそんな日は来ないと思うよ、と言いながら、これから育つ子どもの未知数の可能性に、驚嘆していました。


歳をとると、見ないほうがいいことの方が多く見えちゃうことってありますから、なるべく、周りを見なくなって、そうやって人生が細くなっていくことでいい、なんて強がっていましたけれど、こうやって、子どもたちが、美しい景色を届けてくれるんですからね。

まるで、おとぎ話みたいじゃん、という、いつもの私らしい、とてつもなくドライでクールな感想もあるんですけれど、これみんな、サンタの仕込だから、嫌になっちゃう。(笑)

相変わらず、アイツ、いい仕事してるな、とは思うばかりです。(笑)


私はたぶん、そんな大きな何かの手先として使われるだけの、些細な存在だけど、だからありがたいって話でいいでしょ、と思うんですけれど、相変わらずちょっとだけ、プンスカしています。(笑)


そのプンスカの根の深さ、私の怒っているところがどこなのか、は、相変わらず、この生涯をまかせっきりでいいその何かに任せておくとして。


どうでもいいけど、仕込みが長くて、思い出させるやり方が、毎度おなじみのばっかみたいなおふざけで、そのたびに一旦、あたしが目を開いたまま気絶するのだけ、なんとかしてくれ。


・・・という、結局いつも通りの毎日ですが、どんなに俺様がすごいかわかったか!!と、威張り散らしているようなサンタの気配が、威張ってる割に、ちょっとだけ、なんか変なのは、多分、気のせいです。
(笑)






Last updated  2017年11月16日 09時09分17秒
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2017年11月15日
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毎年、秋の合同発表会は人数が増え続けています。

合同の教室の増え方がまぁすごくて、こちらは、夏の発表会にも出て、秋にも出る、という生徒たちや、秋だけに絞っている生徒たちをを30人くらい出すだけですが、トータルで60人って、規模的にもゾッとする感じになってきています。

・・・あまりに人数が多いので、準備をしながら、私たち二人でチェックしあっても、準備段階からミスが多発しているので、二人で考えてもミスになっちゃうところは、もう神様のお仕事としてお任せするために、アイツに任しておこうよ!!と、悪い意味で、合同の先生の足を引っ張って、呑気にしています。(笑)

そうやって、歳を重ねていくことの素敵さに、気持ちを切り替えないと、みっともないお年頃になったということだよ!!って。(笑)

なかなかどうして、それが一番難しいことはわかっているけれど、私もそこは通ったから、こっちこっち!みたいに、たった二歳差なのに先輩面して、裏方に回る提案ばかりしています。(笑)

あちらの教室は、そんな風に言っても、どうせちゃんと真剣に、いわゆる発表会らしくお上品にしてきてくれると思いますけれど。(笑)

こちらはもう、「夏の発表会みたいな、アットホームなのがいい!!」っていう呑気な親御さんばかりが増えつつあって、そこがいいバランスになるといいなぁと思っています。

夏の発表会では、赤いドレスのウサギさんみたいなかわいい女の子を抱っこして、講評していたんだけど、今度は、どんなかわいいハプニングがあるんでしょうね。(笑)

すでに、夢の国ディズニーランドから援軍が放り込まれていて、ミニーちゃんに扮したかわいい女の子が、ミッキーマウスマーチを弾くことになっていたりするので、合同の先生も、それで嬉しくなっちゃってなごんでいるそうです!!

ミニーちゃんのお耳をつけて、ドレスを着て、ミニーちゃんの手袋をはめて弾く・・・ちょっと待て!!(笑)

ミニーちゃんの手袋は、4本指だ!そこはダメだ!と、ストップをかけたりしています。(笑)

多分、あの子なら、4本指の手袋で弾くために、手袋はめて練習するからね!!(笑)

ピアノ教室だから、そこは5本指にしておこう、とか、ストップをかけるところも、ちょっと迷ってしまいますよ。(笑)そういえば、昔、骨折した指にボルトを入れて、4本指でもレッスンに来て、それで弾いていた子もいたな、なんて思い出したりして。(笑)

あの子ももう、高校生!今頃どうしているんでしょう。

そんな風に、過ぎた時を懐かしむ頃、発表会には関係ないけれど、やっぱり高校生になったクソババアちゃんが、急に遊びに来ちゃったりして、昔と変わらない態度で、ドーナツ持ち込んでおやつ食べ食べ、スクリャービンの楽譜を持って帰っていたりします。(笑)

ほぼ、3年くらい、教室に来ていなかったのに、その手が、かつて以上にしっかりとした筋肉をまとい、肝の据わったフォルテを出し、「毎日、ピアノは弾いてるもん!」と言っていることに、いい意味で、ゾッとしました。(笑)

確かな耳を育てておけば、私の手元を離れても、そのすべてに狂いが生じることが無いことの、あっけないほどの強さに。

室内楽だかなんだかを部活でやっていて、ウィーンにも行ったとか言っていましたよ。相変わらずのセレブだな!!

彼女に引きずり回されて、プリクラ撮らされたり、映画を観たり、なんていう日々も、どれほど昔の事かわかりませんが、当時のプリクラを久しぶりに見たら、私が若くて、なんか急に凹みました。(笑)

あの頃の私、今よりずーーーーーーーーーっとかわいかったのに(当社比)、もっと遊んどきゃ良かったと!!そこで、思いっきり凹んでやりました。(笑)

文句の言いたいところはたくさんありますが、クソババアちゃんがいなくなってからの教室は、そりゃもう赤ちゃん天国で、いまだにそればっかり。(笑)次から次へと、かわいい爆弾が放り込まれて、もう大変!!

あっちでギャー!!!こっちでギャー!!のまま、気づけば、家族丸ごとレッスンの体制も、ほとんど定着済です。パパもママもおばあちゃんもみーーーんな、私にピアノを弾かされて、みんなで、ピアノや音楽の話ばっかりしているそうです。

特に、子どもたちを連れてくるパパたちにピアノを弾かせるのがおもしろくって!!

全く経験がないなんて、聞いちゃいませんからね!さぁ弾け!さぁ弾け!!で、渋々弾くパパたちが、ママたちとは違った意味で、能力を開発する喜びに顔を輝かせているのを見ると、ニヤリとしてしまいます。

暴れん坊の双子のパパも、無理やり弾かされていますが、あそこんちの息子たち、まぁ、昔に比べれば、かなりそれなりになってきましたし、クリスマス生まれの妹も、間もなく3歳。毎回、飄々とした態度で、ウンチをして、歌いながらピアノを弾いてるみたいなことをして、結局、一番威張って帰ります。(笑)

私のために、この道を敷いてくれた、あのサンタの導きは、今、ちょっと奇妙な展開になり過ぎて、結局、私にいつでもガミガミ怒られている感じですが、そのくらいが、一番、お互いにちょうどいいのかもしれません。(笑)

この道の一番美しいところに、もっとも美しいものを置いといて、とりあえず、今のところ、それを隠しやがったので、もーーーー絶対に許さない!!ってなっちゃっています。

…そうやって、拗ねていれば、絶対にぶれないほど、完璧に美しいものの記憶だけを、私に残して、それ以外の危ういところを、なんかどうにかして、なんとかしてる気がします。(笑)

美しいものの記憶って、強いものですね。それはもう二度と、揺らがせられず、生涯、より一層美しくなるからね!!!

私たちの音楽は、その何よりも美しいものとして、胸に秘めて、私はまたもや、勝手知ったる、

「こうやって弾けば、うまくなるんです!」だけを、かつてよりも自然に簡単に提供するだけのこと。

昔は、「ピアノの先生」ということがどういうことか、あれだけ迷ったのに、今は、近所のピアノがちょっと弾けるかもしれないおばさんくらいでいいや、となってしまって、案外その方がいろいろうまくいくことで驚いています。

どんなに遊んでいるだけのようなことの先にも、あの確かな音色があることを、私たちは知っている。

そう、サンタが言いたかっただけの割には、ちょっとどうだろう、が、挟まってしまったことを、この先の私がどう思うかもわかりませんけれど。(笑)


結局、誰よりもワガママに気紛れに振舞う事を許された私が、サンタの帝国で、相変わらず、やりたい放題らしいです。(笑)







Last updated  2017年11月15日 09時49分55秒
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2017年07月24日
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発表会の感想もすごいのですが、結局、いつもと同じように、どの子も、「次に弾く曲!!」と大騒ぎで、それが、親御さんたちにも伝染して行っているのが、微笑ましいです。

今回の発表会で、なかなかエンジンがかからずに、リハーサルでもレッスンしながら、なんとか弾き終えた子のおうちでは、ママも一緒になって、発表会後も、一生懸命曲を選んでいました。(笑)

この美人さんのママが、発表会当日、かわいい赤ウサギを連れて、緊張感で一杯になって、とてつもなく美人さんなのに、いつも以上に美人さんだったのも、いまだに記憶に焼き付いています。

一番下の赤ウサギのお守りを私に任せて、娘と一緒にステージに上がっているような緊張感だったのかもしれませんね。(笑)彼女が、娘と一緒に楽譜をめくっている姿は、発表会後の素敵な光景でした。

暴れん坊の双子兄弟は、もう完全にクラシックの虜で、クラシック以外に興味はない!という様子です。(笑)自分の弾いた作曲家にしか興味が無い、という感じのクラシックの虜なのですが。(笑)

「またバッハが弾きたい!」と、彼が言うようになるなんてね。今回のバッハが気に入ったんでしょうけれど。…でも、違う曲を弾いて聞かせると、すぐさまそっちにお熱になっちゃいます。(笑)こうやって、クラシックへの興味を広げていくんだなぁと思うと、おもしろくなります。ピアノ教室に、自分の弾いている曲の作曲者の伝記を持って来たりして、子どもの熱意って、本気だと、やっぱりすごいです。

双子兄弟の妹は、自分に興味を向けたくて、兄たちのレッスンを邪魔するために、あの手この手です。(笑)野太い声で、海は広いな大きいなぁぁぁーーー!!とがなり立てたり、お尻フリフリダンスをしたり、テントウムシの歌を弾き語ったり、そりのおもちゃに乗っかって、「ちぇんちぇ!ちぇんちぇ!」と呼んだりするので、大忙しです。

2歳半の自己顕示欲…。これにはやっぱりかないません。(笑)発表会中も、兄の演奏を妨げるように、客席で、あはは、あはは、と笑いながら走り回っていて、それを止めることなんて、誰にもできない勢いでした。(笑)…さすが、あの兄弟の妹。(笑)120年ぶりにこの家系に生まれたという女の子!!(笑)

…兄たちをうまい具合に従えているそのかわいい顔と、女ならではの狡猾な様子が、おもしろくてたまりません。(笑)2歳半で、すごい貫録です。(笑)浅い付き合いではないので、彼女が全身を私に預けてくるさまも、すでにどこからどこまでがその子で、どこからが私かわからないほどのぴったりぶりですし、顔も、ちょっと怖いくらいに似ているときがあって、

「この顔に似ている現在に関しては、満足してやってもいい。」と、その点だけは、真上からサンタに威張り散らしています。(笑)そのくらいに双子の妹の顔はかわいい。そして、態度がでかく、たくましく、怖いものが無さそうな感じです。(笑)

家族がマッサージしても便秘気味なのに、私がマッサージすると、いつでもモリモリウンチが出ちゃうところも、かわいい・・・。(笑)そのウンチのヒット率は100%と言うことなので、ますますかわいい。(笑)それだけ、心が通じているってことみたいじゃないですか。(笑)

ただ、重くなったし、毎度、ウンチコースにアレンジを加えるのが大変。(笑)同じやり方に素直に従うようなお嬢様じゃないんでね!(笑)ピアノを教えるより、クタクタになるほど大変です。

しかし、生徒たちが楽しそうにピアノを弾いている姿は今まで以上ですし、この頃、適度なスパルタの挟み込み方にも、ある程度のルールが見えてきたので、ここぞという時に、ほんのかすかなスパルタに切り替えると、子どもたちが、目を一層輝かせてついてきます。

子どもの向上心は、甘くみちゃいけないと痛感します。ご褒美が、シールや飴玉から、自分の成長に切り替わるときの、一瞬の判断ミスで、何のために生きているのかわからなくなることって、多いと思うんです。

人は、成長したい生き物だからこそ、苦しいこともあるけれど、成長できるんだから。

思えば、この10年は、そこがわからない人たちへのブレーキ役としてだけ、使い潰されてきた感があるので、ご機嫌がめちゃくちゃに悪かったんだと思います。(笑)ブレーキも摩耗するんだ、ということは、ブレーキを持っていない人にはわからない、と、わかっている側だけが摩耗するサイクルには、本当に堪忍袋の緒も切れ切ったらしく、わかんねえ奴は、知らねえ!と、心底思うようになりました。

こっちも歳なんだよ!という45歳ならではの開き直りです。(笑)
これがもしかしたら、一番おもしろいところかもしれません。(笑)

笑顔でいいことを言いながら、内心で、まだわかんないの?あんた嫌い!って思うの、もう、演技じゃないかもしれませんよ!!(笑)開き直った女って、ホントに怖い。(笑)

子どもたちは敏感なので、とっくに、「先生を怒らせたらヤバイ。」と、顔色を窺うようになってもいるので、そこも結構スムーズです。

発表会の写真を飾ってみたら、なんとなく、ドレスの子どもたちが、プリズムの様な虹色に一瞬見えました。錯覚?と思うようなかすかな感覚でしたけれど。

この俺様に限って、錯覚なんて安っぽいことをするもんか!と、サンタがすさまじい勢いで、虹色ビームを当て続けているので、はいはいわかったわかった、サンタ様すごいすごい、と、こっちもいつも通りのやっつけ仕事みたいに、そのすべてをあしらっています。(笑)

そうじゃなくちゃ、虹色ビームがすごすぎて、こっちもめんどくさくなるんだよ、というだけの毎日です。(笑)

息抜きは今でも、大人の生徒の次男のお散歩ですが、こちらもかなり重くなってきて、抱っこねんねでお昼寝をしたいから、踏切のところから動くな、という、彼の命令に従うのも大変になってきました。(笑)

どこの殿様がここまで威張ってんだか知らないけれど。(笑)結局かわいいので、抱っこひもの調整をしたり、なんなら新しい抱っこ紐でもミシンで作ってやろうかとか、兵児帯やさらしで代用するパターンにしてやろうかとか、悪巧みをしています。(笑)

この子も来年は幼稚園に行っちゃうので、暑くて重い夏も、最後の夏だと思うと、もうちょっとだけ、抱っこしておきたい気がして。(笑)

小さな男の子が、眠りに落ちていく瞬間の、あのかわいい様子だけは、何回見ても見飽きることがありません。

だっこ紐よりずっと小さかったころも、だっこ紐からあふれるようになった今も、同じ顔をして眠るので。(笑)

結局、私を夢中にさせる音楽は、こっちの音楽になってしまいましたけれど。

瞬きの回数、まつ毛がそっと閉じられる様、時折聞こえる鳥の鳴き声、暑い空気、カンカンカンカンと鳴る踏切の音。

なぜかこの子を抱いているところに吹く風は、暑い夏でも、涼しくて、サンタも憎たらしいそぶりを見せながら、いい風を吹かせてくれているんだなと思います。(笑)

このかわいい口からこぼれる声が、その片言が、どれほどの印を載せているかだけは、私の生涯忘れえない記憶になることもわかっちゃいるけれど。

スッといつも通りのキャラになった私は、そこのところは、サンタ以上の憎まれ口で、相変わらず脳内罵詈雑言ですが。

どうしても、そういうオチになっちゃうのは、その些細なことがあまりに尊いから、というだけのことなのは、サンタもよくわかっているらしく、私の愚痴に延々と付き合ってくれています。(笑)

ついでにホントに、全部忘れていく脳みそなので、忘れずに残ったものだけで生きているんですが、その忘れてはいけないものを再構築するやり方は、やっぱり神様っていて、そいつってすごすぎる!っていうことなんですよね。

そこだけは、本当に本当にすごいことを、案外私はよくわかっている方にいるからこんなことになっているんだな、と、いい解釈もできるようになってきました。(笑)






Last updated  2017年07月24日 06時16分11秒
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2017年07月20日
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今回の発表会は、うちの教室の生徒だけの出演なので、休憩前のトリという大役を、新しく伸び盛りの生徒に任せてみました!

中1の彼女は、学校でもいろんな曲を任されて、そりゃもう頑張っています。

そんな忙しさの中、かっこよく、小さな子たちまでびっくりさせるようなパイレーツオブカリビアンの曲を弾き切ってくれたのですが、その子の感想がとても良かったです。

・・・とにかく、小さな子たちのいいところを、一つ一つ数え上げられるくらいにちゃんと聞いていてくれたんです。

・・・自分がうまいか下手かだけで、頭がいっぱい、という時期はあるものですが、そんなこともなく、

「みんな、小さな子たちも聴きごたえがあって良かった!」

・・・と言っている、彼女のその言葉が聴きごたえがありました。(笑)


自分の努力で成長した生徒は、自分より小さな子どもたちの成長がちゃんと見えるんだな!と感心してしまいました。

発表会で、他の子の演奏から学べなかったら、もったいないですから!


今回の発表会のいいところは、彼女のその言葉に始まり、他の小さな子たちが、「あのお姉さんの曲、弾きたい!」と言う気持ちにつながり、かわいい海賊が溢れるようなことにもなっていきそうです。(笑)

さすが、海の日の発表会!!いい海賊が、いっぱい出そうだよー!!(笑)


他の子どもたちも、次に弾く曲を考える、とっても楽しい時間になりました。次の曲を決めるのが、一番楽しいらしいです。


クラシックに憧れた子どもたちは、次もクラシック、とか、ジャズの素敵な演奏をした子は、次もジャズとか、自分が気に入ったものを追求したがっていて、「どんな曲があるの?」と興味を持っています。


音楽って、そうやってつながっていくもので、音楽はそうやって、人の心を守るもの。

音楽が無くても生きていける人の方が少ないと思うんですが、どうなんでしょうね。(笑)


とにかく、音楽と生徒たちの関係は、とっても良好みたいで何よりだなぁと思っています。






Last updated  2017年07月20日 09時53分56秒
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2017年07月17日
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夏の発表会は、とにかく、ほのぼの、のんびりと!で、始まった一日でしたが、いろんな小さい子どもたちのハプニングもありつつも、それがまた楽しい発表会になりました。

何しろ、真っ赤なドレスを着た小さなウサギさんが来ちゃっていたので、今回の発表会は、彼女が中心になってしまいました。(笑)

出演するお姉ちゃんと同じドレスを来て来ちゃう子が、のちのち、かわいい生徒になったりもするので、油断はできません。(笑)

結局、そのかわいい小さな真っ赤なウサギさんを抱っこしたまま、司会のお姉さんと舞台の方に、ぜーんぶお任せで、発表会を私も楽しんで過ごしました。(笑)


リハーサルは、とにかくみんな真剣でしたが、ホールに響くフルコンサートのヤマハのピアノが、なんとも贅沢な音を奏でていました。

それに、育てられて、みんなが一回ごとに上達していくさまを見ていると、舞台の練習はそれはそれで、また大切なことだと思い知らされます。そこの音色に導かれて、情感豊かな演奏を深めていくお姉さんたちを見ている小さな子どもたちも、ドレスで嬉しいだけの発表会が、何やらその先のありそうなものだと、ちょっとずつ何かを学んでいくようです。

客席も、おじいちゃんおばあちゃんまでが応援に駆け付けてくださって、お客さんの多いこと!

そこで、初めて、緊張する、ということを学んでいく子どもたちの成長ぶりに、ついつい微笑んでしまいました。

発表会後の私の挨拶も、かわいい小さな赤いウサギさんを抱っこした状態になっていましたが、そこもなかなか素敵な演出だったんじゃないかと思います。(笑)成り行きでしたけれど。(笑)

・・・あ、サンタの国から来たウサギさんだったから、赤いドレスだったんでしょうか。(笑)

去年、お地蔵さんの近くからやってきたかわいい女の子は、素敵なトルコ行進曲を演奏して、演奏後には、なぜか、浴衣にお色直し!!(笑)

「これから、夏祭り?」と尋ねると、違うんですって!!自分でリュックに浴衣を入れてきたんだけど、自分で入れたから、帯を忘れちゃって、というそのかわいらしい浴衣姿は、発表会が終わっても、まだまだ楽しいことが起こりそうな予感に満ちていました。(笑)

こんな子どもたちが、音楽が大好きなまま、音楽に導かれて、音楽と仲良く育ってくれれば、何よりです。


いつも間違えないところで間違えちゃって悔しいと泣いた男の子もいました。悔しがるその気持ちが嬉しい!と、目を輝かせているお母さん。

成長は、そういう、心の大切なところから始まるのだから、何一つ、見落としたくないなぁと思います。

間違えることで成長すること、間違えなかったことで学ぶこと、どれも、子どもたちにとっての財産ですからね。

この、ローカル線の駅近くの、街の中心からは少し離れたホールが、新しくできてから、ずっと、夏の発表会は、この会場でしたけれど、いつもドラマが満載で、どのドラマの後ろにも、敏腕プロデューサー、サンタの影がチラついています。(笑)


もはや、サンタが、すっさまじいドヤ状態ですけれど、ここまで引っ張ってくるためにあれだけの細かい伏線をちりばめてくれていたというのは、つくづくわかって、今日一日、まぁすごい、まぁすごい、で過ごせました。(笑)


私自身の演奏は、会場入りが早めだったので、調律上がりを待って、控室でストレッチしていたのが効いたのか、まぁそりゃ優雅に弾ききったはずです。(笑)でも、迫力のあるところになったら、まだ床をドン!と蹴る左足が、私の中に渦巻くとても強いものを思い起こさせたりもします。(笑)

甘いだけではないけれど、表面はとにかく甘く優しく、が、私の年齢と経験に合わせて、整っていく時期ですが、消えない炎もあるんでしょう。(笑)


本番用に、指運びだけを、耳栓して叩き込んだけれど、そのくらいでちょうどよかったと思います。

控室のフロアーの様子が、とにかく、「ああ・・・ストレッチ向き・・・。」と思えたとたん、パイプ椅子まで持ち込んで、こっそりストレッチしてたんですよ。(笑)

新しいふんわりとしたゆるやかなワンピースだったので、余計に、ストレッチ向きで、ついつい、

「床に座ってやる方のストレッチもしようかな・・・。でも、さすがにドレスで、床に座ってのストレッチは違うかな・・・。」と、興味がそっちに向かってしまっていましたけれど、調律師さんが、ちょうどいいところで、呼びに来てくれました。(笑)危ない危ない。(笑)

調律師さんが、「先生の音は、本当に綺麗!」と褒めてくださったのは、ストレッチのおかげかもしれません。(笑)


潤沢に響く、状態の良いピアノの音色が、空中に散っていくのに、邪魔にならない体を作るのは、なかなか大変でしたけれど。(笑)

子どもたちのレッスンに付き添ってくださる親御さんたちの耳も、どんどん音色を聞き分けるようになってきていて、ご家族みんなが、ピアノを弾くって素晴らしいことだと思ってくださったら、何よりです。

色々と、試練のようなものもありますが、時間が経つと、その時のちょっと厳しめのサポートこそが、あとの甘さにつながることは、すっかりサンタに叩き込まれているので、そこはすっかり呑気になりました。(笑)

どんな試練の時も、サンタが喜ぶだろうものを見失うことは、この先もないだろうと思います。

それを忘れさせないために、すべてのことがあった、と思えるようになった今、結局、育つ子どもの美しさこそ、何よりも美しい、とわかる私であれて、本当に良かったと思っています。






Last updated  2017年07月17日 18時09分24秒
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2017年07月16日
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今年も海の日が発表会なので、前日の今日ですが、全く呑気に過ごしています。

今年も、去年司会をお願いした教室の先輩に、司会をしてもらえるので、ますます安心です。

彼女に、「これから教室のテーマは、かわいいは正義!今後ブレる予定はありません!」と言ったら、大喜びで賛成してくれました。

小さい時ならではの愛くるしい仕草もかわいいかわいい!うまくいかなくて、ちょっと悔しそうな顔もかわいいかわいい!うまくなっちゃって、大人になっちゃった子たちもかわいいかわいい!で、全部それだけでやっつけられるんだから、かわいいは正義!はとっても便利です。(笑)

呑気な子たちも、ようやくギリギリになって始動したりしていますが、そういう変化も、かわいい!!(笑)

生徒たちについてくるパパママのオマケレッスンも好調で、家族でピアノを取り合って練習しているそうですよ!


新しい生徒たちも、あちこちから集まっていますが、まぁ、その「あたしたち、サンタのところから来てるんだけど?」のすごいことったら、とうとう、どうにも疑えないほどすごくなりすぎて、相変わらず、ワケわからん!で、私も済ませられるようになりました。(笑)

子どもたちは、生まれたときから、自分に適した育ち方を、ちゃんと知っているんだと、学べてよかったです。(笑)それを尊重しているだけで、彼らが示してくる「こっちでよかったでしょ!」のサインのすごさで、私だけが大混乱ですが、別にそれも日常の当たり前のことになりました。(笑)

受験で休んでいた先輩が戻ってきては、大感動のドラマ!とか、いちいちすごすぎて、覚えてもいられませんが、忘れようもないほど確かにそれが繋がっていて、ああ、そうだったそうだった、と、慌てて思い出しては、また忘れています。(笑)


暴れん坊の双子たちの妹も、順調に英才教育に参加し始めて・・・というか、自分で勝手にあちこちから音楽に参加し始めて、今は、お尻フリフリダンスと、テントウムシの歌の弾き語りで、毎回素晴らしいライブを見せつけて、大威張りで帰って行きます。(笑)

ついでに「ありがとー!」とか言うんですが、言い方のまぁすごいこと。(笑)かわいい顔して、その言い方?で、笑い転げてしまいます。ちょっとだけ、変なの。(笑)

暑くなった教室は、またもやオーナーが知らないうちに変わって、それがまぁ、都会からのハプニングを雨漏り経由で引っ張ってきたりしているので、それでも少々、混乱しています。(笑)

今度のオーナーは、東京の人らしいですけれど、間に入る人も東京の人とかで、色々私もついていけなくて困っています。(笑)まだ、雨漏りしているというのも、なかなかすごい話です。(笑)10年経っても、雨漏りが常駐って。(笑)

でも、ずいぶん軽い雨漏りになりましたよ。(笑)もう、泉は湧かなくなりました。(笑)ただ、東京や福井の人が、雨漏り対策に来るようになっただけのこと。(笑)雨漏りしても、すぐ呼びにくいところだけが難点ですが、そこは前のオーナーから引き継いでいる地元の業者の人に、今まで以上に図々しく、

「雨漏りした!変なものが外に落ちてる!」と呼びつけられるようになってしまうくらいに、私もおばちゃんになりました。(笑)

とにかく、明日の発表会を無事に過ごして、そのまた先の日々も一歩ずつです。

来年の夏の発表会も海の日に決まっているし、秋にも合同発表会です。そうやって、繋いでいく日々の先にあるものは、知らずにいて、見つけてビックリすればいいんだなと思うと、それが何よりホッとします。






Last updated  2017年07月16日 07時21分21秒
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