テーマ:鬱病(2269)
カテゴリ:死
海へいこうと思った。
薬を多めに飲む。 ありったけの薬をもって家をでる。 足元はしっかりしていたつもり。 車には乗れない。 バスだ。 待つこと数分。 来た。 乗る。 乗客は私だけ。 体調変化なし。 着く。 ここからは電車だ。 わからない。 路線図を見る。 とりあえず水を買いベンチで休む。 腕をつかまれた。 「かえろう・・・」。 おろかな私はメールを送っていたのだ。 「これから海行きまーす。今バスにのってまーす」。 息を切らした彼は帰宅途中で気付き車で追いかけたらしい。 私が何も考えずに電車にのっていれば・・・。 死ぬ気になればバスには乗れる。 色々言われたけれど覚えてない。 今車はうちにはない。 修理にだしたらしい。 娘がディーラーさんとやりとりしてくれてた。 「直すからな。前の車は運転しやすかったんだぞ。これとは違うんだ」。 薬をしこたま飲んだ私は起きてはいたが目はうつろ。 寝室へ連れて行かれ、熟睡。 朝誰よりも早く目覚めまたごみ出し。 気付くと追いかけられてる。 「ここじゃないから」。 そうだ。月曜日のごみの収集所はここではない。 本当に頭が、脳がおかしくなってしまった。 娘が起きてくる。 「朝食は?」 「ベーコンと卵」。 用意をしようとする私を制止する。 「いいから。私が作るから」。 でも 世の中のお母さんはやってるんだ。 「いいから。うちはうちだから。ママ休んでいて。お願い」。 本当に死んでも生きてても人騒がせ。 「頼むから何もしないで休んでいてくれ」。 彼のいってきますの後に続いた言葉。 頭痛。 私は幸せです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.08.07 14:53:13
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