2007/02/18(日)14:26
「江戸しぐさ」その2-(見越しのしぐさ)
「江戸しぐさ」は、「江戸思草」とも書くそうです。
「思」はモノの見方や考え方のこと、「草」はそれにもとづく行動のことなんですって。
江戸しぐさには、「見越しのしぐさ」というのがあり、江戸の商人にとって、一年先の盆ぐらいまでのことを、見越すことができなければいけなかったそうです。
農家でも、今年は雨の多い年になるだろうか、それとも日照りが続くだろうかなどと、経験にもとづいて、予測し備えようとしますよね。
予測するのはむずかしそうだけど、一年先、三年先、十年先の自分の姿を思い描くことは、私にもできそうです。
そういう未来への道筋を描きながら、
今日やることをきちんとこなしていく。
なんだかいいですよね。
それって、毎日のことに未来への展望を
織り込んでいくことにもなりますものね。
未来を思い、行動で現在をつくっていく。。
そんなことから、「見越しのしぐさ」も
身についていくのかもしれませんね。