若泉さな絵の「ティティのつらつらな日々」イラスト日記

2007/02/18(日)14:26

「江戸しぐさ」その2-(見越しのしぐさ)

つやつやな毎日(29)

「江戸しぐさ」は、「江戸思草」とも書くそうです。 「思」はモノの見方や考え方のこと、「草」はそれにもとづく行動のことなんですって。 江戸しぐさには、「見越しのしぐさ」というのがあり、江戸の商人にとって、一年先の盆ぐらいまでのことを、見越すことができなければいけなかったそうです。 農家でも、今年は雨の多い年になるだろうか、それとも日照りが続くだろうかなどと、経験にもとづいて、予測し備えようとしますよね。 予測するのはむずかしそうだけど、一年先、三年先、十年先の自分の姿を思い描くことは、私にもできそうです。 そういう未来への道筋を描きながら、 今日やることをきちんとこなしていく。 なんだかいいですよね。 それって、毎日のことに未来への展望を 織り込んでいくことにもなりますものね。 未来を思い、行動で現在をつくっていく。。 そんなことから、「見越しのしぐさ」も 身についていくのかもしれませんね。

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