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TEA TIME

TEA TIME

観劇:夫婦共通の趣味

夫婦で共通の趣味を持つというのは、とても有意義なことだと思う。
休日の過ごし方でもめることもなく、感動を共有できる。
我が家の場合はたまたまお芝居だった。

遠くまで見に行くのではなく、無理のない範囲で楽しんでいる、夫婦共通の趣味。
今までに見たお芝居・ミュージカル、そしてそれに関する出来事を偏見たっぷりに紹介する。

1.42nd Street(イギリス・エディンバラにて)
  独身時代イギリスボランティア留学時代にはじめてミュージカルと出会う。
  そのきらびやかな舞台にウットリ!すっかりはまってしまった。  
  歴史と文化の待ちエディンバラでは、いろんな舞台が
  ビックリするほど安価で見ることが出来た。  
  一番いい席でも千円前後だったと思う。
  その後、片っ端からリーズナブルなお芝居を見まくる。   
  
2.カルメン・ジョーンズ(福岡市にて)
  ブロードウェイのミュージカルが来日!
  オペラカルメンを現代版にした感じの作品。
  結婚1年目の当時、嫌がる夫を無理矢理連れて行く。
  そのドラマティックな演出に夫感激、はまってしまう。
  翌年福岡市に劇団四季の劇場が出来るので、
  夫自ら「四季の会」の申込書をとりに行って入会。
 
3.オペラ座の怪人(劇団四季)
  正直言って、ちょっとガッカリだった。
  内容もいまいち感情投入できなかったし、
  日本人のミュージカルって迫力が足りないのかな・・・。
  が、8年後に2回目を観たときには、かなりレベルアップしてると感じた。
  でも演出は前の時のほうが好きだな・・・。

4.オペラ座の怪人(サンフランシスコにて)
  夫婦+夫の母でのアメリカ旅行の際に見てきた。
  あまり期待してはいなかったんだが、素晴らしかった!!
  怪人役が、「ゴッドファーザーパート3」でオペラ歌手役を
  演じてる人だっただけあって、その歌声にウットリ!
  帰国後、日本語版のCDも買ってみるが、このCDは素晴らしかった。
  怪人役は「山口祐一郎」。夫婦でいつかこの人の舞台を、と誓った。
  
5.アレグリア(シルクドソレイユ)
  まるで夢の中にいるかのような作品。
  ミュージカルとサーカスのコンビネーションといった感じ。
  午前の部を見たあとで、チケットオフィスに走り、午後の部の
  空席情報を調べたほど。(あいにく満席だった)

6.エビータ(劇団四季)
  四季かぁ~とさほど期待していなかったのだが、
  この舞台は素晴らしかった。
  すべてのセリフが歌になっていて、これこそミュージカル!
  チェ役の芝清道さんの大ファンになってしまう。
  また、マガルディ役の下村尊則さんはまさにはまり役!
  映画も観たし、ロンドンオリジナル版のCDも買ったが、
  下村さんほど面白くうまく演出してはいなかった。
  結局夫婦で3回足を運ぶ。

7.ヴェニスの商人(劇団四季)
  はじめての四季のストレートプレイ。なかなかいい。
  終了後、役者さんとの懇親会があり、栗原英夫さんの親父ギャグに笑う。

8.美女と野獣(劇団四季)
  そのきらびやかな世界に、口を開きっぱなし。
  ダンスも素晴らしく楽しい。  
  違いの分かる男・石丸幹二さんはやっぱり格好良かった。
  母の日のプレゼントとして、両方の母を連れて行く。
  トータルで3回観た。
  でも、ディズニー版にすることによって、原作と比べるとベルの家族構成も
  お父さんの仕事も、お城に迷い込んだ経緯もまったく違うものになっている。
  原作にはないガストンという悪者の出現は面白いのだが、
  ちょっと寂しい気もする。

9.元ゴダイゴ・スティーヴフォックスコンサート
  ちとテーマから外れちゃいますが、元熱烈なゴダイゴファンなので、
  これは外せなかった。
  ゴダイゴとの出会いのおかげで、私の英語の世界が広がったとも言える。
  ある意味恩師かな?
  (この年にもう一度スティーヴ&浅野氏のコンサートがあり、
   さらにタケカワ氏の「子育て講演会」もあった。当たり年?)
 
10. スモーキー・ジョーンズ・カフェ(福岡にて)
  4回目の結婚記念日の前日にブロードウェイ作品が来福。
  昔懐かしの60年代ロックでつづるミュージカル。
  ノリノリで踊れて、ラストはスタンディングオベーション。
  
11. キャッツ(劇団四季)
  これはまた、素晴らしい作品。
  劇場全体がゴミ捨て場の設定になってるため、
  「何でお金払ってゴミばっかり観なくちゃ行けないのよ!!」と
  元同僚は愚痴っていた。
  が、そのゴミは各地区によって趣向を凝らしてあるのだ。
  例えば福岡ではひよこやダイエーホークスグッズ
  広島ではもみじまんじゅう、  仙台では笹かまぼこ等が
  ゴミセットの中に隠されてる。それを探すのがまた醍醐味。
  マンカストラップが芝さんだったため、目はハート♪
  そしてミストフェリーズが、四季の振り付けも担当してる加藤敬二さん。
  この人の「くるくる舞い」は神業!!
  3回目は千秋楽だったが、この日の演出は今までと全然違う。
  やはり千秋楽が手に入ったらラッキー!!
 
12. WINDS OF GOD(今井雅之)
  ビデオ化もされたシリアス系コメディ。
  漫才師が第2次大戦中にタイムスリップし、特攻隊員になってしまう。
  99年に観たときには、哀しいラストで涙がボロボロだったが、
  2000年に観たときには、明日への希望を思わせるラストに心はぽかぽか。
  ビデオとはまた全然違う味で、どんどん進化してる作品。
  飛行機が落ちる話なので、なかなかスポンサーが付かないと
  今井さんがぼやいていた。

13. ソング・アンド・ダンス・パート1(劇団四季)
  普通のミュージカルとは違い、シンガーは歌だけ、
  ダンサーは踊るだけに徹底した作品。
  芝さんと石丸さん、そしてエビータを演じた野村玲子さんが
  シンガーででていたため、いくつもの作品を見た気分でお得。

14. コーラスライン(劇団四季・佐賀公演)
  こんなモンかなと思っていたら、映画でこの作品を何度も見ていた夫は
  「違う、こんなモンじゃない、もっと深いんだ」と不機嫌。
  後日ビデオで観てみて納得。舞台を膨らませて映画にしたらしい。

15. ローマの休日(博多座)
  ようやく念願の山口祐一郎作品にであえた。
  世界初のミュージカル化らしいが、映画を見事に再現できていた。
  お相手の大地真央が、オードリーヘップバーンそのものに見えてきた。
  作詞が斉藤由貴ということに、ちょっとビックリ。見事な才能!

16. ジーザス・クライスト・スーパースター(劇団四季)
  やはりこれはおさえておかないと!!
  ジーザス柳瀬大輔、ユダ芝清道、マリア保坂智寿。
  私は大感激で涙が止まらなかったが、夫は「眠かった」
  しかし2回目千秋楽の時には夫曰く「鳥肌たった」

17. 王女メディア(蜷川作品)
  すごいですね、蜷川ワールド。
  オープニングからゾゾゾッとしてしまいました。
  これほど感情にストレートに訴えてくるとは・・・恐れ入りました。

18. ライオンキング(劇団四季)  
  1回目、夫の東京出張にくっついていって、一緒に観劇。
  直前に銀座で遊んでいたときに、衣装の展示会に偶然であって、
  その衣装のすばらしさにため息。実際に舞台で観て呆然。
  2回目、夫が大阪に社員旅行の自由行動の時に夫一人で観劇。
  曰く「東京ほどじゃなかった」
  3回目、福岡に来たのが産後まもなくだったため、
  夫が双方の母を連れて行き「お礼」にした。
  4回目、実母にYOUを預け、ようやく博多弁バージョンを観られた。
  でもやっぱり東京バージョンが一番よかったかな。

19. 壁抜け男(劇団四季)
  フランスのミュージカルだが、四季が福岡を日本最初の公演場所に選んだ。
  他の作品に比べて、軽やかな印象。

20. 歌舞伎片岡仁左右衛門襲名披露(博多座)
  歌舞伎は(実は2回目だが)やっぱりちょっと難しい。
  でも、口上はかなり趣向を凝らしてあって楽しめた。
  初心者は口上があるものに限る。

21. スルース(劇団四季)
  探偵ものの、はらはらドキドキストレートプレイ。
  かなり楽しめるお芝居。
  終了後ステージツアーがあり、舞台上で大道具や小物をじっくり観られた。

22. 夢から醒めた夢(劇団四季)
  赤川次郎原作の、楽しいけど思いっきり泣ける作品。
  心がきゅーんと純粋になるような気持ちを味わえる。  
  私の中では一番泣けた作品だと思う。
  1回目は佐賀公演、2回目は福岡のシティ劇場で観たが、
  2回目は演出をがらっと変えてあり、より楽しめるようになっていた。
 
23. 四季パートナー会員となる
  お友達紹介会員のようなもの。
  説明にはライオンキングのシンバ坂元健児さんが同伴。
  実は妊娠判明2日目だったために、お腹に声をかけてもらった。

24. クレイジー・フォー・ユー(劇団四季)
  とにかくしあわせがいっぱい詰まった作品。
  みんなが見終わったあとでハッピーな気分になれる。
  1回目は最前列がとれたので、お腹の息子への最初のプレゼントとなった。
  2回目は終了後、役者さんとお話しする機会が得られ、
  ダンサー件振り付け師の加藤敬二さんにお腹の子に声をかけてもらう。
  「お~い、はやくでておいで!!こっちの世界は楽しいよ!」という言葉に
  加藤さんの優しさを感じた。

25. 李香蘭(劇団四季)
  ミュージカルとは言うものの、戦争を扱った重い作品。
  歴史の勉強にもなりいい作品だとは思うが、胎教には×。

26. スーパー歌舞伎・新三国志1(博多座)
出産3週間前、私の誕生日。  
  歌舞伎の常識を覆すかのような楽しい作品。
  現代語なので、解説なしですんなり分かるのが嬉しい。
  「歌舞伎は世界最古のミュージカルです」と断言する
  猿之助さんならではの切り口だったと思う。

27. エリザベート(博多座)
  1回目、母乳一筋だった息子に哺乳瓶を教え込み、実母に預けて
  産後初の観劇。 山口祐一郎さんのトート閣下が美しい!!
  一路真輝さんのエリザベートにも感激。宝塚時代にはトートも演じていた。
  う~ん、みてみたい・・・。
  2回目、やはり山口トート。
  演出ががらっと変わっていて、それぞれの役作りもかなり変わっていた。
  高嶋ルキーニが、分かりやすい発声になったのが印象的。
  もしかして、結婚間近になっての心境の変化???
  この作品が縁で結ばれた高嶋兄&シルビア・グラフさん、
  おめでとうございます♪♪

28. スーパー三国志3(博多座)
  2を見逃してしまったのが惜しまれる。
  はじめて見る人でも分かるように作られてはいるが、
  やはり理解・感動は全部見た人の方が数段上だろう。
  舞台上で火事が起こるわ、滝がでてくるわ、モモの花びらが舞うわで
  あっと驚く演出のオンパレード。
  でも猿之助さん、ちょっとお疲れモード??
  ・・・・しばらくして、別の公演(それも博多座)で倒れられました。
  お大事に・・・。

29. キダム(シルクドソレイユ)
  YOU、初観劇(?)3歳から有料と言うことだったので、
  3歳になる5日前に行った。
  やはりストーリーにサーカスを盛り込んだ作風であっぱれ。
  放浪・脱出癖のあるこのYOUが、2時間の公演中、
  じっと私の膝の上で舞台を見入っていた。
  時折身を乗り出したり、リズムに乗ったり。かなり気に入った模様。
  でも、私はアレグリアのほうがずっと好きだった。

29. レ・ミゼラブル(博多座)
  今回の博多座公演はすごい。
  バルジャンが4人、ジャベールも4人、他もダブルキャスト盛りだくさん。
  配役が違うと、まったく違った作品となってしまいそう。
  何度でも足を運びたいのだが、お財布が許してくれない。
  私たちはもちろん、山口バルジャン。他にも森久美子さん、井料留美さん
  そして、元シンバの坂健くんがでてる!!という我らがベストキャスト。
  思いっきり泣けたし、満足のいく作品。
  CDを買ったが、やはり違う役者さんのものだと、
  まったく違った作品のように思えた。


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