カテゴリ:子供たち
なんか、こんな記事を見つけちゃったので、ついつい載せてしまいました(^^;
体外受精児:10万人超す 02年は76人に1人 体外受精によって国内で生まれた子どもが10万人を超えたことが27日、日本産科婦人科学会(日産婦、会長・藤井信吾京都大教授)の調査で判明した。体外受精児はここ数年、急増しており、今回集計された02年の出生数は1万5223人で、年間出生数115万3855人の1.3%に達した。実施機関が増えて全国各地で受けられるようになったほか、技術の進歩で、これまでは妊娠が難しかった夫婦間でも子どもができるようになったことなどが理由とみられる。 日本で初めて体外受精児が誕生したのは83年。日産婦は86年から、体外受精を実施する病院やクリニックに対し、学会への登録と実施数、出生数の報告を義務付けた。 調査によると、02年までの出生数は10万189人。通常の体外受精で生まれた子どもが5万5688人と半数を占めた。受精卵を凍結保存した後、母体に戻す凍結受精卵での誕生は1万3316人。また、同学会が92年の見解で実施を認めた顕微鏡を見ながら細い針で卵子に精子を直接、注入する顕微授精で生まれたのは3万1185人だった。 体外受精は90年代を通じて増え続けている。このうち、とくに増えているのが顕微授精。精子の動きが悪かったり、数が少ないなど男性側の原因で不妊になった場合の方法で、90年代半ばから出生数が急増、02年は5481人が誕生、体外受精児全体の36%を占めるまでになった。 現在は10組に1組が不妊カップルといわれているが、体外受精や顕微授精は保険適用にならないため、全額自己負担の高額医療となっている。 不妊治療を受けた経験を著書にまとめた野田聖子衆院議員(44)らの取り組みもあり、昨年4月から体外受精を受ける夫婦に対し、国と地方自治体が治療費の一部を助成する「特定不妊治療費助成制度」が始まっている。所得制限(夫婦の合計で650万円未満)がつくが、年10万円を通算2年まで支給する。 調査を担当した久保春海・東邦大教授(不妊症学)は「体外受精は、昔に比べて特別なものでなくなってきた。晩婚化などで子どもができにくい夫婦は今後も増える。国の助成制度も始まったことで、体外受精は今後も増えるだろう」と話している。【山本建】 【人工授精と体外受精】精子の活動が十分でないなど男性側に原因がある場合、器具を使って精子を人工的に子宮内に入れる不妊治療法が人工授精。この方法で妊娠しなかったり、卵管が詰まっているなど女性側に原因がある場合、卵子を取り出して培養液中で精子と受精させた受精卵を子宮内に戻すのが体外受精。費用は人工授精が1回5000~3万円なのに対し、体外受精は25万~50万円かかる。体外受精の妊娠率は20~30%前後とされる。 毎日新聞 2005年1月27日 ****************************** こういうのがニュースになるということは、かなり不妊治療自体が社会的に認知されてきたって事でしょうかねぇ?まぁ、まだまだ金銭的にかなりの負担がかかる状態であることは間違いないですけど。 しかし、公的援助、二年を限度に年間10万円だなんて、少なすぎますってば(^^; うちなんて、一年四ヶ月の不妊治療の間にかかった金は、二百万円ですからね~。桁が一桁違うっつーの! まぁ、それでもまったく援助されなかった当時に比べて、少しは前進したってことは評価されてもいいかなって思いますけどね。 ともかく、不妊治療は金と根性ですわ。どちらが欠けても無理!あとはある程度の楽観主義。思い込みすぎるといけません。 この調査は02年度だけど、うちの子供たちは01年生まれ。年々産まれる数も増えてるみたいですね。ちなみに、うちの場合は顕微受精だったので、さらに選ばれし子供たち(爆) 将来大人になったときに、あんたらは産まれる前に針でぶすっと刺されたんやでっちゅーて言うたろかぃと思ってたりする私(^^; 早く、不妊治療に健康保険適用されるようになればいいのになぁ~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
January 27, 2005 05:50:38 PM
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