テーマ:介護・看護・喪失(5314)
カテゴリ:考えること
帰り際に 「また来るわな」って 握った手を離すのをためらった 「また」 があるかどうかわからない いや おそらくないだろうのに そんな素振りを見せないように 最期の嘘をついた 笑顔で今生の別れを しなければならない辛さを ぐっと飲み込む
最期のときを迎えようとしてるのに 近くに居てあげられない 介護している両親の 力になってあげられないもどかしさ 実家から離れた土地に嫁に来て いつかは…と覚悟は出来ていたはずなのに 実際そのときが来てしまうと やり場の無い思いに囚われる
生まれてからずっと そこに居るのが当たり前の存在だったのに 近い将来 その存在が失われるだろう現実 諦めと現実 狭間にある自分の心
もしかして 自分の中に感じる大切な人を 私は初めて失うことになるのかな
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Last updated
August 16, 2006 06:40:52 PM
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