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■4DACTL(デジアナ変換器)は魔法の道具? 自宅内アナログ放送をしたい
ロケフリサービスをいろいろと見ていると、デジタル放送の制約で、90日間で再認証が必要だとか、いろいろと制約があって、ロケフリサービスを複雑なものにしているようです。 DTCPとか面倒くさいですね。実は、ある意味での理想のテレビ録画環境は、デジタル放送以前のアナログキャプチャー時代にあったのではないかと思う今日この頃です。日常的な録画では、必ずしも高画質が必要なわけではありません。ニュース、情報番組、バラエティなどアナログ録画の画質で十分な場合も多いと思います。 アナログ放送から地デジへの移行期の業務用機器の4DACTLのように、地デジ放送信号をアナログ信号に変換するものがあれば、アナログ放送対応のTVキャプチャーを復活させられます。 4DACTLは地デジ4チャンネルを変換でき、さらに外部チューナーを2個つなげられます。最大6チャンネルの地デジをアナログ信号にできるのです。外部チューナーの1個をBSチューナーにすれば、地デジ5チャンネル、BS1チャンネルをアナログ信号にできます。 アナログダブルチューナーのI・O DATAのGV-MVP/GXWを3枚積んだパソコンでは、6チャンネルを同時録画できるので、4DACTLとの組み合わせで快適な録画環境を構築できます。 アナログ録画のいいところは、コピーが自由でいろいろなレガシーガジェットでも再生できる点です。アナログ録画では、ファイルサイズをそれほど大きくしなくてもガラポンTVのワンセグ画質よりきれいな画質で録画できます。foltia animelockerもよいですが、大量の録画ファイルをMP4に圧縮して利用するのであれば、アナログTVキャプチャーのハードウェアエンコーダーを利用した録画の方が消費電力が少なくて済みます。 ソニーのロケフリに内蔵されているTVチューナーも復活するので、ロケフリで地上波テレビを見るのに地デジチューナーをつなぐ必要がなくなります。4DACTLは10年前のガジェットやソフトウェアなどを一瞬にして現役復帰させることのできる魔法の道具です。4DACTLを試してみたいと思う今日この頃です。 【20190616・追記】昔のことを思い出したり、調べ直したりしましたが、デジアナ変換しても、CGMS-A信号がアナログ信号にのっているので、コピーワンス制限が生じます。
CGMS-A信号を感知しない、古いテレビキャプチャーボードであれば、アナログチューナーによる選局ができるようになるので、地デジチューナーを外部入力につなぐよりも格段に快適になります。 コピーワンス制限の録画に対応している機器の場合もアナログチューナーを使えて、外部入力に頼らなくてすむので、自由に選局して録画予約ができるので、やはり録画はより快適になります。ロケフリも、内蔵チューナーが使えるようになるので、外部入力にテレビチューナー以外のものをつなげるようになります。 昔使っていたVAIO MXでは、CGMS-A信号を感知した場合は録画ができなかったと思います。その後、VAIO MXの純正キャプチャーボードが壊れたので、I・O DATAのGV-MVPシリーズのキャプチャーボードと交換して使用していました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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これすばらしいですね、もう一台と言わず3~4台欲しいです。
(2019.06.15 08:48:14)
佐藤と田中さん様
この製品を初めて知った頃は価格が20万円以上でしたが、数年前アマゾンで中古で8万円くらいで売っていた時がありました。その頃に購入しておけばよかったのかなとも思います。今となっては、入手困難になってしまいました。なかなか出回らないようです。 (2019.06.15 10:15:01)
digital_21さんへ
私の場合地デジ化前まではソニーのXビデオステーションというものを使っていてこれの存在は当時から知っていたのですが、これが録画制限に引っかかるかどうかわからずそれを検証するだけのために約30万円もするこれを買うのはためらったのを記憶しています。 (2019.06.15 10:49:09)
佐藤と田中さん様
「Xビデオステーション」ですか。懐かしいですね。私もほしかったのですが、カタログを眺めるだけで終わりました。その代わり、I・O DATAのGV-MVP/GXWを3枚積んだ「Xビデオステーションもどき」のパソコンを組みました。 CGMS-A信号がのっているはずのJCOMのアナログ再送信の信号でもGV-MVP/GXWでは普通に録画できましたので、4DACTLでも録画制限の問題はないのではないかと思います。 (2019.06.15 11:55:32)
自己レスです。
昔のことを思い出したり、調べ直したりしましたが、デジアナ変換しても、CGMS-A信号がアナログ信号にのっているので、コピーワンス制限が生じるようです。 CGMS-A信号を感知しない古いキャプチャーボードであれば、アナログチューナーによる選局ができるようになるので、地デジチューナーを外部入力につなぐよりも格段に快適になります。コピーワンス制限であっても、録画対応していればアナログチューナーを使えて、外部入力に頼らなくてすむので、やはり快適になります。ロケフリも、内蔵チューナーが使えるようになるので、外部入力にテレビチューナー以外のものをつなげるようになります。 昔使っていたVAIO MXでは、CGMS-A信号を感知した場合は録画ができなかったと思いますので、Xビデオステーションなどの場合も、録画ができない、あるいはコピーワンス制限になる可能性が高そうです。 (2019.06.16 09:48:18)
digital_21さんへ
本当に面倒くさいシステムですね地デジって。 個人的な考えなのですが、これで一気にPCでTV録画が廃れたような気がします。 (2019.06.16 12:42:20)
佐藤と田中さん様
おっしゃる通り、コピー制限がテレビ録画の楽しさを奪ったと思います。 今年の2月に、テレビ王国のiEPGサービスが終了していました。最近は、レコーダーやANIME LOCKERで録画していて、パソコンでの録画予約をしていなかったので終了に気づきませんでした。パソコンでの録画予約環境は相当不便になってしまいました。 コピー制限によるファイル操作の不便さ、メディアとしてのテレビの地盤沈下、全録レコーダーの進化やTVerなどの見逃しサービス登場などの中で、パソコンでの録画が急速に縮小しているようです。TVキャプチャーボードの新製品も見かけなくなりました。 やはり、パソコンによるアナログ録画の時代が、ファイル変換とか編集とかの自由度が高く、いろいろな機器で自由に再生でき、楽しかったと思います。 (2019.06.16 18:33:29)
digital_21さんへ
入荷していますね60,800円ですって。 https://store.shopping.yahoo.co.jp/eeyanshop/20181207082730-00213.html?sc_e=mrsk_item# (2019.06.22 18:11:05)
あれ?すみません、売り切れてますね
(2019.06.23 12:24:53)
佐藤と田中様
私もたまに探すことがありますが、4DACTLはもともとの生産数が少なかったでしょうし、在庫なしのところばかりですね。 自宅内アナログ放送にとって、iEPGサービスの終了によって、アナログチューナーで番組表からの予約録画やキーワード録画ができなくなったのは大きな損失です。4DACTLのような機器の利用価値も低下することになってしまいました。 (2019.06.24 07:54:39)
テレビの新時代へ 全10chを同時受信するテレビチューナー MiyouTuner
https://www.makuake.com/project/miyoutuner/ なかなかおもしろそうなものが出てきそうです (2019.06.30 22:05:42)
佐藤と田中様
クラウドファンディングが成功していましたね。 10番組同時録画しながら、録画番組を視聴したり、スマホに配信したりした場合に、安定稼働するのかどうか興味深いです。 CPUは対応できても、HDDが追い付かないかもしれません。 現状の視聴ソフトのMiyouTVは、Chinachuなどで録画する仕組みのようです。 安定稼働するかどうかは、やはりソフトウエア次第ではないかと思います。 (2019.07.07 12:31:26) |
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