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カテゴリ:マニュアル作成
書けそうで書けないのが、操作マニュアル。
私はそんな風に思います。 操作がわからなくなってしまう一番の原因は、 説明文どおりに操作しても、 マニュアルどおりにならない。 これにつきると思います。 どうしてこのような結果になってしまうのか... それは書き手が、 ユーザが製品を買ってきてからの動作の流れを わかっていないことにあるでしょう。 機能ひとつひとつの操作は詳しくても、 起動してから、その機能にたどりつくまでの操作の過程が 省略されていて、操作できないということもあります。 そんな問題を解決するのは手段は何か。 それは、自分で1から順番に作業をすることです。 ソフトウェアの場合なら、 すべてを出荷時の設定に戻して、 インストールから順に、必要な操作を行います。 このとき、過程をちゃんとメモして、 あとで時間の順番に、操作手順をならべてみるといいですよ。 どの機能から説明するといいか、わかってくると思います。 すべてを出荷時の状態にするというのは、 とても大事なことです。 なぜなら、ソフトウェアの開発中は、 出荷時の設定が決まっておらず、 動作チェックに都合のよい設定になっていることが あるからです。 ですから、マニュアルライターは、 必ず、しつこいぐらい、設計担当者に出荷時の設定を 確認する必要があります。 前提条件が違っていれば、操作の過程が違うことも ざらにありますから。 でも、出荷時の設定は製品の使い勝手を左右する こともあるので、最後の最後まで決まらないことも あるのです。 こういうときは、ちょっとつらいです (^^ゞ さて、私も機器の設定をして、 マニュアルの検証に入ります!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007/02/13 12:23:59 AM
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