2007/07/01(日)14:41
わかりやすい とは どういうことか(蝦名)
またまた 文章セミナー の時期が近づいてまいりました。
実際、このセミナーのことは年中気になっていて、
ずっと悩んでいます。
なぜなら、このセミナーが私の担当するセミナーの中で
一番受講者のニーズの幅が広く、テーマを絞りにくいためです。
内容が正しく伝わる文章
誤解されにくい文章
わかりやすい文章
感情が正しく伝わる文章
説得力のある文章
まあ、こんな風にレベル分けできるとは思うのですが、
一日で全部網羅しようとすると、消化不良になりそうです。
でも、できることならすべてお教えしたいという
野望もあり...
---------
わかりやすい文章
とか
説得力のある文章
を書くことは、
結局はすべてのコミュニケーションと通ずるのです。
相手の知っていること、知らないことを調査・イメージ・分析します。
相手の知りたいこと、知らせるべきことを調査・イメージ・分析します。
このとき、相手の目的はもちろん、心情を把握することも大切です。
好きなのか、不安なのか、急いでいるのか、などなど。
知らないことを、説明ヌキで、心の準備も無い状態で語られたら、
イライラします。
知りたいことをなかなか知らせてくれないとき、
イライラします。
自分の心情を無視した口調(文体)には腹が立ちます。
説明量・説明の順番も大事です。
あれはわかりにくい、とか、サッパリ使えない
といわれる場合は、その辺りが原因であることが多いというわけです。
------
というわけで、
わかりやすい文章を書くことを
いかにわかりやすく教えることができるか。
そんな重圧に押しつぶされそうになりながら
日々悶絶しながら
ぜひ、皆様のためになるセミナーにしたいと
格闘しているエビナでした。