札幌発!テクニカルライター&Webライターの部屋

2008/09/29(月)07:12

問題は書き出すべし(下田)

ビジネス全般(276)

やらなきゃいけないことが、たくさん溜まってしまい、 「大変だ・・・、できるだろうか・・・」と、 不安になったり、しんどい気持ちになったとき、 あせる気持ちをちょっと抑えて やるべきことを、ひとつひとつ書き出していくと、 作業の全体量が見えてきて、ペース配分ができたり、 人に頼める仕事を切り分けられて負担が軽くなったり、 後回しにできることを選り分けられたりして、 意外と問題は少ない(小さい)ことが見えてくるものです。 そうすると、落ち着いて取り組むことができます。 「書き出す」という作業が、 自然に、問題を整理したり、分析したりすることに つながっていきます。 でも、「どうしよう」「できるだろうか?」と 頭の中で考えているだけでは、 考えているはずのに、解決策がなかなか見えてこないことがある。 経験的にそう感じていて、なぜかな?と思っていたら 築山 節著 「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める」 に理由が書かれていました。 脳と気持ちの整理術 問題がたくさんあって「大変だ」「何とかしなければ」と 悩んでいる状況は、 脳が問題を「実際よりも過大に評価」して、 「感情的」になっている状態。 問題を紙に書き出して目に見える形にすると、 問題は感情から切り離されて、 冷静に評価できるようになるのだそうです。 冷静になると、問題を整理・分析できるようになるわけです。 納得です。

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