2008/09/29(月)07:12
問題は書き出すべし(下田)
やらなきゃいけないことが、たくさん溜まってしまい、
「大変だ・・・、できるだろうか・・・」と、
不安になったり、しんどい気持ちになったとき、
あせる気持ちをちょっと抑えて
やるべきことを、ひとつひとつ書き出していくと、
作業の全体量が見えてきて、ペース配分ができたり、
人に頼める仕事を切り分けられて負担が軽くなったり、
後回しにできることを選り分けられたりして、
意外と問題は少ない(小さい)ことが見えてくるものです。
そうすると、落ち着いて取り組むことができます。
「書き出す」という作業が、
自然に、問題を整理したり、分析したりすることに
つながっていきます。
でも、「どうしよう」「できるだろうか?」と
頭の中で考えているだけでは、
考えているはずのに、解決策がなかなか見えてこないことがある。
経験的にそう感じていて、なぜかな?と思っていたら
築山 節著
「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める」
に理由が書かれていました。
脳と気持ちの整理術
問題がたくさんあって「大変だ」「何とかしなければ」と
悩んでいる状況は、
脳が問題を「実際よりも過大に評価」して、
「感情的」になっている状態。
問題を紙に書き出して目に見える形にすると、
問題は感情から切り離されて、
冷静に評価できるようになるのだそうです。
冷静になると、問題を整理・分析できるようになるわけです。
納得です。