札幌発!テクニカルライター&Webライターの部屋

2009/08/20(木)07:36

石の上にも3年 (白藤)

ビジネス全般(276)

「あなたは、3年は使い物にならない。  会社に貢献できるのは、3年後ですね。」 とか、 「自分が納得しないと動けないから、  3年くらいは非常に苦労しますよ。」 とか言われたのは、新人時代の白藤。 パソコンを一度も使ったことがないのに、 マニュアルが書ける。 その思いだけで、ソフトウェアの開発会社に就職した。 コツをつかむまでに時間がかかるタイプなうえ、 自分で納得するまで考え続けるタイプなので、 時間がかかる (^_^;) こう言われたから、こうですね! ぱきっと動けるのではなく、 こう言われたけど、なぜこうなんだろうなどと考えてるからですね。 上司にとっては、決して使いやすいタイプではありません。 (ーー;) ですが、、、 マニュアルを書きたいという思いだけはぶれていなかったので、 時が流れるにつれ、やりたい仕事ができるようになってきました。 「マニュアル」とずっと言っていたので、 周囲もそういうものだと思っていたのですね。 そうして、仕事量が増えていき、 いっきに大量に集中してマニュアルを書くことで、 マニュアル執筆のコツをつかめたのだと思います。 3年がんばれば、環境が整ってくる。 そして、それ以降は仕事の質の問題になると思います。 納期を守りつつ、質を上げるには、 好奇心と予測が大事かなと思います。 知りたい・やってみたいという思いがまず大事。 製品を操作するだけでなく、 製品を投入する業界のこと、開発の背景などを知ると、 その製品のことがより理解できます。 そして、集めた知識と経験から、 この仕事だとどのくらいの作業量かなと予測したり、 前回の製品と今回の製品の違いを把握し、 そこから、作業工数を割り出すなどできます。 このようなコツを掴むと、 いい流れが自分の中にできてくるのかなと 思います。 ただ目の前にある製品の操作方法を執筆するだけ。 当初はあまり差がなくても、 年月がたつにつれ、 プロとしての覚悟に差がでてくるものなのだ と、最近は思います。

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