2008/03/08(土)01:38
日本音楽コンクール受賞者発表会
オペラシティ・コンサートホールにて
職場の人と音コン受賞者の演奏を聴く
ちなみに職場、オペラシティなんで開演10分前までオフィスにいました~
1. 作曲部門1位 稲森安太己
ピエドラ (室内楽作品=受賞作品再演)
2. フルート部門1位 井出朋子
ジョリヴェ:フルートと弦楽のための協奏曲
3. バイオリン部門1位 長尾春花
バルトーク:ラプソディー第2番
4. フルート部門1位 上野由恵
尾高尚忠:フルート小協奏曲 op.30
5. 声楽部門1位 廣田美穂
マスネ:歌劇「ル・シッド」より、“泣け 泣け わが瞳よ!”
ヴェルディ:歌劇「2人のフォスカリ」より“天よ、その全能のまなざしに”
6. ピアノ部門1位 佐藤彦大 シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54より 第1楽章
私以外の2人は本選も見てるので聞き比べなんかして楽しそう・・・
私が衝撃をうけたのは作曲部門
編成は
ハープ、バイオリン、チェロ、ビオラ、ソプラノ、笙
笙!?笙!?
解説によるとこの曲は
「愛し合っているのに相容れない価値観により結ばれない男女をえがいている」
のだそう。(相当はしょって書いちゃった)
現代曲なので女性役ソプラノの人は冒頭から
「はぁ~」「はぁぁ~」とため息から始まり
手紙を書いては破りすてたり、と小芝居も入ります
弦楽器は川の流れを表わしバイオリンはウクレレみたいに弾かれてる
笙の音はすれども姿は見えず・・・(笙は男性を象徴)
と思ったら最後の最後に笙を吹きながら
雅楽の格好の人が(越天楽とかのイメージね)
ステージ端から登場。ソプラノ(女性)は近寄ってひれ伏し泣く。
演奏後は大きな拍手に「う~む」とうなり声があちこちから
聞こえた。現代音楽は難解だけどテーマが男女の愛ということで
惹きつけられるのかな
個人的に好きだったのはフルートの上野さん。
尾高さんの曲で和のテイストが効いた美しい作品
↓
今回初めて見た上野さんですが、この協奏曲も彼女の雰囲気にあっていて
他の曲聴いてみたくなっちゃった。ステージマナーも決まってるなぁと
思ったらやっぱり既にご活躍経験が豊富な方だったんだ
公式HP
コンサート後お茶をしていると、偶然上野さん達も近くのテーブルに
。WOW!
思わず「がんばってくださいね~」って声かけちゃった
とても親切にお返事してくれたのでマスマス応援しちゃいます♪
5月に東京文化(小)でソロリサイタルをされるそうです
CHECK IT OUT!
他の受賞者についても書きたいこと一杯だけど
またそのうち・・・