真っ白に燃え尽きたジョーのように
終わりました…ふうっ!しつこいようですが、今日はチェロの発表会。(←参加者の記念品*ごほうびだねっ)やるだけのこと、全部出し切った感あり。私にしては珍しく、自分にしちゃホントよくやったな、と思う。約3ヶ月、まつわる一連のことを一言で表すと「おもしろかったなあ~!」。最初から最後(当日)まで、めいっぱい、楽しかった。まさしく、すべてが体験学習。難度(今の自分にとっての)も、ちょうどよかったみたいだ。細かいスキルも、全体のダイナミックスへの着目もとても興味深いものだった。自分が上達するのもとても実感できたし、上達のためのコツもいくつか見出せた。上達ということが、こんなに楽しくワクワクで、かつ自信をもたらすものなのか?との発見もあった。<スキル>できない⇒できそう⇒たまにできる⇒いつもできるの「確立の上昇」が面白かった。それまでほとんどやったことのない「トリル」や「ビブラート」を飽きるほど練習した。練習すればするほど、上手くなるのが分かる。できるようになるほど、さらに色んなバリエーションがあることが分かってきた。(のが面白い)楽器を「鳴らす」の意味が分かってきた。腕の力まかせでなく、全体で響かせる、ということ。(が面白い)いまや、曲、ではなく、ただの一音、を出しているだけで、ものすごく楽しめる。<全体>初心者用の曲でさえ、曲の調子、雰囲気づくり、解釈法など・・・、めちゃくちゃ奥は深く、「正解」がない世界だと実感。(で、ワクワク)緊張する自分も含め、自分のとらえ方に拡がりが。自分を「保つ」、自分を「俯瞰する」、出している音を通して、自分を客観的に知る。普段、無意識での自分へのコントロールを意識化する。(お勉強チックな知識が、ここで反映・実用・活かされる)・・・などなど。この一年で、進歩できたなあ、と自分で思うことができたのが最大の収穫。何よりも、普段の出来が、どれくらいステージでも反映できるか?が自分との勝負だと思っていた。のだが、それすら忘れるくらい、弾くこと自体が楽しめた。そして、終わった時に、「ライフバランスが大事」と、チェロのレッスンを優先してくれた理解のある社長と同僚たちに深い感謝の念。ウルサイ練習に文句も言わずにいてくれる家族、にも。もちろん、常日ごろの先生からの影響は絶大で、良い意味で、暗示にかけてくださってありがとう先生!人にも、環境にも、過去のすべての体験も・・・本当に本当に、すべてが、ありがたいこと!