2005/12/27(火)20:40
ちょっぴり予告の、サプライズサンタさん。その1
ねえ見て見てー!
これはなんでしょう?
ねえみんな昔
「飛び出す絵本」
って欲しくなかった?
なかなか買って
もらえなかった
んだよね。あれ。
でも今年、
念願かなって、
こんな素敵なカード
いただいちゃった!
可愛いでしょう。お家なんだよ、これ。
窓の外は雪景色。お家の中ではあったかい暖炉。
子供部屋のベットには可愛いお子ちゃまが寝ています。
今サンタさんがプレゼントを届けに来たところ。。。
いつまで見てても飽きることない可愛い可愛いカードを。。。
クリスマスイブに、ゆみのとこに、サンタとトナカイが届けに来ました。。。
ホントなんだよ。それが・・・今年のゆみのクリスマス。。。
クリスマスイブ前夜・・・ゆみちゃんにサプライズサンタ計画!は着々と計画されていたようです。
それが・・・ゆみちゃんの予感を感じさせる半分サプライズ計画~!に
変更されたのは・・・
二人組のうち一人が、とっても隠し事の出来ない、「お兄ちゃん」だったため。
いつもは、夜中に私書箱メールをくれるお姉ちゃまが沈黙。
やっぱり今日は明日のイブデートのための早寝かな?と思ってると、
お兄ちゃんからはメールが来た。
「ゆみちゃんにも明日いいことありますように。」と言ってくれたので、
「ゆみにはいいことなんてないよ。でも明日はお店を夜まであけてるよー。」とお返事。
すると・・・もしかしたら、今日いい事があるかもよ。
今日はイブだから、特別な事が起こっても
不思議はないからさ(^_-)-☆ って明け方近くのお返事。
あやしい。。。ゆみが望むいいことは、イブには起きないのは知ってるのに。。。
こんなに言うなんて・・・これは、きっとその奇跡はお兄ちゃんが起こすつもりなんだ。
ゆみちゃんピーンと来た。 って言うか、誰でもわかっちゃうでしょう。。。
でもね、ちょっとそこで思ったんだ。
「もしこの予感が外れたって、絶対がっかりしちゃ駄目なんだよ、ゆみ」ってね。
だってよーく考えてみたらさ、年に一度のクリスマスイブの恋人たちがさ、
わざわざゆみのとこなんかに来るはずないじゃん。
24日、ちょっとだけそわそわして、でもイブの夜は暮れて、
閉店の時間となった。
その日は、待ってた常連のお客様が、これからお台場にイルミネーションネーションを
見に行くと言って、その前にここにだけはどうしても寄りたかった、
といっぱいお買い物をしてくれました。
さあ、もうこれで満足。。。いいイブになってよかった・・・
そう思って電気を消して、二階に上がった。
上がってすぐに、お店のFAXが二回鳴って切れた。
携帯は・・・お店に置きっぱなしだった。。。
食事を軽く済ませて、「さ、今年のテディベアテラスもこれで終わり。。。
ゆみちゃん、よく頑張りました。。。」と、片付けのためにお店に戻る。
と、携帯が光っていた。
慌ててみると、お兄ちゃんからも、お姉ちゃまからもCメール。
・・・どうしよう。
きっとゆみが日記に、お姉ちゃまの名前を消しきれてなかったから、
お叱りを受けるのかしら。
それとも、何か書いちゃいけないことがあったんだろうか。。。
そう思って急いで電話した。
怒ってるんじゃなかった。電話の向こうで二人が仲良く笑ってた。よかった!
それでゆみは調子に乗って聞いちゃった。
「今どこ~?近くなの?会えるの~?」
「アハハ、ゆみちゃん、会えないよお。。。また電話するねー。」
そうかあ。そうだよねえ。 だけどなんだかやっぱり片付けられないで、
お店の電気だけ消して、お店を閉めた。
外にはまだ、いっぱい商品が出しっぱなしだった。。。
・・・電話はすぐにかかってきた!
「ゆみちゃん、どこ~?お店に来てごらーん。。。。」
「なになに~?」・・・お店の電気つけたら・・・
「ドンドンドン!!」 「ん?」
あ! サンタとトナカイが窓をたたいてるー!!
サンタとトナカイは、二人で両手を必死に振ってるー!
「ゆみちゃーん!」
「メリークリスマスー!!」
寒いのに・・・
早くあけて入れてあげなくちゃ・・・
と思うのだけど、おかしくって、体が動かない。。。
心から笑って・・・その笑い声があんまり大きいからはっと気づいたら、
床に座り込んでで笑ってた。。。 あーもう!立てないよぉ。。。
「わぁーい!!こんばんはー!!」(*^_^*)♪♪♪ ホントにキター!!
「ハイ、ゆみちゃん。。。プレゼント!!
モー、いないから失敗かと思っちゃったよー!!」
あ、ごめんなさい。でも予感してた。。。だけどとっさに怒られるのかと。。。ゆみだねー!
「ゆみに~?プレゼント~?」・・・「開けてもいい?」
クリスマスの夜に・・・誰かが笑顔で見守る中、プレゼントの包みを開けるなんて・・・
そんな究極の幸せの時が、ゆみにも今夜やってきたんだ!!
もうそれだけで涙が出そうになってるけど、胸は期待でいっぱいだった。。。
中から出てきたもの・・・それは・・・
きっとお小遣いもらって好きなモノ買いなさいと言われたら
ゆみが選ぶだろうものだった。
真っ白なファーのボンボンがついたマフラーだった!!
ホントにものすごーく可愛くて一目惚れ。
その真っ白さがとっても嬉しかった。
「あのネ、ゆみね、ホントは白が好きだけど、ワインカフェにいたでしょ。
白はワインがはねたら駄目で・・・洋服も小物も全部黒にしてたのね。
だから今年は白が欲しかったのー!」
ありがとう♪\(^o^)/
やっと正気に返って、よく見ると・・・
キャハハ! お兄ちゃんがトナカイで、お姉ちゃまがサンタだ。
お兄ちゃんは、頭にトナカイさんのベル付カチューシャをして、
お姉ちゃまは、サンタの帽子に、なんとそろえたような赤いカーディガン。
「あのネ、これは今着替えてきたんだよ。ホントは白を着てたの。」
えー?着替え持参のサプライズ?念入りー!
なのに、ちょっとばらしちゃってたお兄ちゃん。
でもね、でもね、ちょっと予感がしてたのに、その嬉しさは想像以上で、
マフラーのプレゼントも、可愛いカードも、みんなゆみをわかって選んでくれててさ、
こんな素敵なクリスマスを、わざわざ企画してくれてさ・・・
12月の12日に初めて会ったのに・・・
もう何十年も二人がゆみを見守ってくれてたような・・・
そんな安心感と、暖かさに包まれて、最高に幸せな夜でした。。。
その後、大撮影大会。 トナカイさんと帽子を取りかえっこして、
寄り添う恋人同士の二人。
仲良しゆみとお姉ちゃまの図。
そして・・・照れつつゆみに腕につかまられるお兄ちゃんの図を撮りました。
それから、お姉ちゃまが店内をもう一度見て待っててくれてる間に、
ゆみはお兄ちゃんの「馬券買い方講座」。
そう明日は決戦!!
ゆみに馬券を買ってくれるのは別の人ですが、その人に頼むために、
お兄ちゃんが馬券の種類を紙に書いて教えてくれました。
ゆみは、選んだ馬を言い、予算を言って、お兄ちゃんがそれを、割り振ってくれた。
ああ、自分にお兄ちゃんがいたら、こんななのかなあーってしみじみ思っちゃいました。
まだまだデートの続きがある二人を、お見送り。
近くのキャンパスのイルミネーションを見に行くのですって。。。
ゆみは、ん十年ここに住んでいて、そんなこと全然知らなかった。
心からの感謝を込めて。。。イブの闇に消える二人の後姿に・・・
その寄り添った背中・・・きっと永遠なれ・・・と祈るゆみ。。。
こんな年になって、こんなサプライズサンタが来てくれたゆみ。
人に感謝。神に感謝。
女子大以来の久々の、ミサ気分のクリスマスでした。
その2の後日談につづく。。。
お写真出しついでにもう一枚。(出し収め!)
プレゼントのマフラーを渡したら
はちきれそうというのはこういう笑顔のことみたいな
いっぱいの笑顔で大喜びしてくれた。
と、お姉ちゃまに書かれたゆみ。
(トナカイの角つけて・・・)
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