カントリーの自宅SHOP「テディベアテラス」のゆみちゃんの日記  <毎日、一歩、一歩。>

2011/11/28(月)02:10

鎌倉旅その4・・・鎌倉と言えば(サザンの?)「建長寺」。日本で最初の禅寺は、奥の庭園で癒されました。

イベント・旅の一歩一歩(740)

鎌倉と言えば、紫陽花で有名な場所が 思い浮かびそうですが、ゆみにとって 一番印象が強いのは実は「建長寺」です。 なぜかと言えば… (真面目に聞かないでいいですよ) 昔桑田さんが、鎌倉学園時代に建長寺を 見下ろして、境内に来る修学旅行の 女子高生に声をかけたり野次を飛ばしたりしてた と、ラジオで言っていて、当時女子高生だったゆみたち、 鎌倉の建長寺の境内に行ってみました。 もうそこに桑田さんがいるわけもないのですが、 そこにはやっぱり男子高生がいて、 ピーピー言ったり手を振ったりしてました。 なんとなくそれで桑田さんに会えたような気分 になった女子高時代… 鎌倉と言えば、「桑田さんの鎌倉学園」です。 江ノ電も、サザンの歌やお話の中のイメージで乗って嬉しかったのでした。 2003年にはサザンが建長寺の山門をステージとしてライブをしています。 (【音楽寅さん】で見ましたー!) というわけで、やっぱり今回も建長寺に隣接して、鎌倉学園はありましたよ。   さて、建長寺 鎌倉五山第一位の臨済宗建長寺派の大本山。 建長5年(1253)北条時頼が蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)を開山として創建した、 わが国最初の禅の専門道場。 最盛期には塔頭が49院あったが火災により焼失。 現存する建物は江戸時代以降に再建または移建されたものである。 総門、三門、仏殿と一直線に並ぶ伽藍の周囲を10の塔頭寺院が取り囲む。 寺宝も豊富で木造漆塗りの須弥壇、木造北条時頼坐像などの国重文がある。 境内は史跡。   鎌倉五山の第一位の建長寺です。公式ホームページがありました。 臨済宗建長寺派 大本山 建長寺 日本で初めての「禅寺」なのですよね。 冒頭に変な女子高時代のエピソードなんか載せてしまいましたが、 もっとちゃんと、大人として、お寺のことも知っていないと、若者世代に伝えていくこともできないと今回、鎌倉のお寺巡りをするにあたり、予習をしました。 これまで、お寺なんて興味ない、とか思ってたこともありますが、最近妙に自分に近くなってきた 気がします。 いろんなことあって・・・考え方の基礎もわからなくなってた時に、 お寺巡りに誘われて行ってみれば、なんだか癒されたのと、わからないままに本を読んでいたら、 自分が納得して行きつくとこが、「禅の教え」だったりしたこともあり…  いろんなことがシンクロしてきて、今のゆみにはお寺巡りに違和感がありません。 何かを得る、までにはいかないけど、旅行気分で楽しいです。 「総門」 こふくさん と読みます。一山一寧の書。 巨の字に、筆の勢いで「、」がついてるので「百貫点」と言われる。(百貫の価値があるの意) 「三門」 唐破風造りで銅版萱葺き屋根の操縦で厳格な門。 総門をくぐると正面に高さ約30メートルの三門がそびえ立つ。 安永4年(1775) に再建した重層門で、楼上には五百羅漢像が祀られている。 平成8年(1996)4月、改修工事が完了した。   「梵鐘」(ぼんしょう)  三門右手の鐘楼には、建長7年(1255)物部重光によって作られた梵鐘が掛けられている。 創建当時の数少ない優品で国宝に指定されている。高さ約2.1メートル 円覚寺、常楽寺とともに鎌倉の三名鐘。   道なりに写真を撮りながら進みます。次々と現れる国宝級の建築物。 「法堂」(はっとう) 禅宗以外の寺院の「講堂」に相当する建物。文化11年(1814年)の建立である。 内部には千手観音坐像を安置する。2005年に重要文化財に指定された。 天井画は小泉淳作筆の雲龍図。 関東最大の木造建築とされる法堂。 やっぱり、ゆみは木造建築に惹かれます。この木の組み方は本当に感動します。 この職人技はコンピューターもかなわないと聞いたことがあります。 木は100年かけて固くなるものと言います。しっかり残ってる姿には感動します。 天井の雲龍図にも感動しました。これがあの写真で見た雲龍かぁ~と思ったのですが、 撮影禁止でもなかったと思うのに、写真がない・・・ こういう時はシャッターも忘れる、というか、厳かな雰囲気で押せなかったのかもしれません。 他からもらって来て載せます。見たことあるでしょう。 法堂天井 「雲龍図」 1814年(文化11年)に再建された建長寺の法堂には、 これまで天井画がなかったが、建長寺創建750年記念事業として、 平成14(2002)年、法堂天井に約80畳の小泉淳作 筆の雲龍図が掲げられた。 天井いっぱい、すっごい大きかったです。 「唐門」 唐門(からもん)は、屋根に独特の唐破風があることから呼ばれます。 破風とは一般に切妻屋根の側面にある三角形の合掌の部分をさしますが、 唐破風は弓を横にしたような形をし、中央が高く、左右になだらかに流れる曲線をもつものです。 あまりにもピカピカ!と思ったら実は今年修復工事をしたばかり。 5月30日に落慶法要があったそうです。 前はどうだったんだろう、と思ってネットで探したらありました。 この方が自然な感じ。 でも、ほぼ建立時の唐門を再現出来たのだそうです。 唐門は、寛永5年(1628年)に徳川秀忠の夫人「お江(ごう)」の霊屋 (みたまや=現建長寺仏殿)の門として東京の増上寺に建立の後、 1647年に仏殿とともに建長寺に移築されました。 今年「お江」ブームだから塗り替えたのかな?なんて思ってしまいました(^_^;) それにしてもぴかぴか!   唐門の奥は方丈・・・ 「方丈」(龍王殿)1732年(享保17年)建立 方丈は、「龍王殿」と呼ばれ、過去には度重なる罹災と復興が繰り返された。 1641年(寛永18年)にも再建されているが、大正12年の関東大震災により倒壊したため、 現在の建物は、総門同様に、昭和15年、京都の般舟三昧院から移築されたもの  本尊には、宝冠釈迦如来が安置されている。 「庭園」 建長寺庭園の名勝指定の対象は、仏殿前の柏槇の古木と方丈裏の池泉庭園。 方丈の裏に回ると、いきなり庭園が現れました。わあ!って感じです。 お庭に向かってベンチがあって、そこで休憩。 ずっと見ていたい景色。なんとも癒される光景でした。 心字池(さん碧池) 蘭渓道隆の作庭とされているが、現在の庭園は、江戸時代の作庭といわれている。 「心字池」と呼ばれている由縁は、心という字を池の形としたため。 向こうの坂に大木の切り株。   山はまだ紅葉の季節ではなく、木々の緑が深いです。 しばらく見ていましたが・・・まだ先のある旅。 お寺は本来、一つ所にゆっくり留まって見るものなのかもしれないけれど、 この鎌倉めぐりは、観光バス並みの強行軍です。めったに来れないからね。 写真であとから楽しみましょう・・・ と建長寺を後にします。見どころいっぱいの広い建長寺でした。

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