テーマ:毎日、一歩一歩。(2526)
カテゴリ:アーティストの一歩一歩
おかげさまでアートモールさんでの初挑戦「裕実展」が無事終了しました。 「裕実展」の日記をまとめていきたいと思います。 2月13日から25日まで開催していただいた、日本橋アートモールさんの「裕実展」、 無事(具合悪くなったりせずに)終わりました。 貴重な機会を作ってくださったアートモールさんに、大変感謝しております。 これまであちこちの展覧会や、銀座のギャラリーにも出展させていただいてましたが、 一番最初に国立新美術館に出展が決まった時よりも、ものすごい緊張感がありました。 ギャラリーガイドにしっかり載っているような本格的にメジャーな有名なギャラリーに 自分の作品を展示していただくのは初めてです。 しかもそれが、いきなりの個展! 何が何だかわからないまま…というならまだ緊張しないでよかったのですが、 「これはすごいことだ~!」と自分がかなり意識してしまいましたので、 そのプレッシャーと戦うのが大変でした。 それでももう決めてしまって、後戻りはできないのだから… DMができて、招待状を送って、絵を仕上げて梱包して、展示するものを準備して。 と作業が進んでいくに従い、覚悟も決まってきました。 (始まってからはあっという間だった気がします。) 日本橋のギャラリーでは無名の画家です。まさにデビュー。 美術愛好家さんが楽しみにされてるアートモール2階の個展。 それを二週間担う、という役目は相当重いものでした。 「裕実クマ絵でいいのでしょうか?」という思いはいつも消えなかったです。 そんな中、たくさんの動員数があったわけではありませんが、 自分の恩師や友達が駆け付けてくれたり、遠くからファンの方がわざわざ来てくれたり、 いつもアートモールを楽しみにしてる方からの良い評価もいただいたり、 ほかの作家さんたちとの交流や美術談義ができたり、 自分にとっては素敵なことがいろいろ起きました。久々エキサイティング。 こんな貴重な経験をさせていただいたことに感謝して、 これからも絵を描き続けていきたいと思っています。 道のりは厳しいことも今回実感しましたが、同時に頑張る価値があることも 体感できて、嬉しかったです。 裕実展の記録を残しておきたいと思います。 2月12日、車での搬入。家からいろいろ運び入れました。 会場ギャラリーはアートモールさんの2階。 階段を上がって運び入れて、展示を始めたらそこに取材が入りました。 その写真はその日のうちに、ツイッターで英語で紹介していただきました。 実はこの日、お友達の画家さん、ヒロ・ヤタベさんの個展の初日に先に伺い、 そこで、アートモールさんを英語でツイートしてらっしゃる方をご紹介いただきました。 これから搬入展示だと言ったら、「展示風景は珍しいから取材に行きます。」と おっしゃって、本当に写真を撮りに来てくれました。 この日の準備風景に始まり、裕実展期間中、毎日、英語のツイートで裕実展の 様子を伝えてくださいました。 さて、家から車一台分の荷物を運び入れました。 アートモールの2階は満杯に。裕実クマ家具のせいです。 今回は、あくまで「絵の展示」と思っていましたが、やっぱり欲しかったのは くつろぎの場所。 普通は立って見学するみたいですが、裕実が望んだのは「滞在型」の個展。 絵を見てほしいと言いながら備品を運び入れるのは異端だったかもしれないのですが、 裕実の考えでは、絵を見ていただくためにも、ゆっくり座れる椅子が欲しかったです。 そしてお客様が、何か書いたりお茶を飲んだりできるようにテーブルも欲しかったです。 まずは、絵の展示。50点以上の絵を持ってきてました。 通常は20点くらい、と聞いていましたが、絵が小さいのでその倍くらいは 展示できたらしたいなと思ってて、全部は飾るつもりなかったです。 どれをどう飾るかを決めるため、最初に全部出して壁際に置いてみました。 ここ4年くらい描いてきた絵は、同じ大きさのキャンバスが多く、 今回はそこを中心に両側の壁を飾ろうと思っていました。 アートモールさんには数回通って、自分の作品をどう展示するかを イメージしていました。 窓の両側とか、壁の隙間とか、柱とか、小さいスペースは、そこに合う絵を このために描いてみました。 そして50点の絵をテーマごとに、ジャンル分けもしておきました。 丁寧には書いてないメモ状態なので、ここに見せられないけど、 その紙がこの日の展示の下書きになっていたので、そのまま思うように 並べていきました。 壁のコーディネートを、オーナー久保さんが「まずゆみちゃんの好きなように やってみてください。」と任してくださったので、やってみました。 個展前、いろんなことに緊張してたのですが、持っていた絵をプチプチから解いて 一つ一つ出して壁に置いたら、急になんだか楽しくなってきました。 会場散らかしながら設置。WoodyPapaは3階への階段の踊り場に、 ポストカードコーナーを作っています。 明るいうちに始めたのに窓の外が夕暮れになり、真っ暗になったころ、 どうにか出来上がり。 一つ一つの絵の題名のカードは、自分で切って台紙(ハレパネっていうもの)に貼って 作ってきました。題名とちょっと一言とちょっとイラストが描いてあります。 余談ですが、それを作るために、愛用のハサミたちを今回お取り寄せで新調! ハサミと色鉛筆あると、テンション上がります(^^♪ …余談でした。 で、作ってきたものを、ちゃんと絵の下に貼って、展示が出来上がりました。 自分の中でのテーマごとになっていますが、そのくくりの見出しは付けず。 どこからどう見ていただいてもいいようになっています。 反対側は、天使・堕天使の物語を中心にしています。こちらも最初はグループの 見出しは付けず。ただ、位置にはこだわりました。 天使・堕天使の物語は、絵の表す意味と、絵の位置が連動しています。 それが、あとから、じっくり見てくださる方に、高評価をいただきました。 いつの間にかすっかり暗くなっちゃいました。 本当は5時か6時には終わるはずだったけど。 ゆみが決めた作品の位置を、オーナー久保さんはそのままでいいと言ってくださいました。 ただ1か所、階段のほうに寄りすぎてた3枚を、少し内側に入れました。 それだけで壁のつながりができて、格段に良くなりました。 一瞬で見極めるプロの目はすごいです。 すっかり夜です。明日から、いよいよ個展です。裕実展が始まります。 どうなることかと思ったのですが、やっとここまで来ました。 あとは楽しむだけ… なのですが、そんなに甘いものでもありませんでした。(笑) 知り合いのお客様いっぱいいらしていただいて、ただただ感謝です。 喜んでいただいて、お寛ぎいただいて、自分も楽しい時を過ごせました。 自分の描いた絵に囲まれる、というのは、なかなかないことだったので、 見ていただいて嬉しかったし、自分の歩みも確かめられました。 その一方でずっと、銀座や日本橋の美術愛好家さんと言われる方たちが 今回の作家さんはこれか~ってがっかりしないかな?って、それがずっと プレッシャーになってました。大丈夫かな~。って。 2階ギャラリーを占領しちゃってる、責任があります。 でも2週間会場にいて、いやな言葉は聞こえてはきませんでした。 興味のない方は、2階には上がっていらっしゃらなくて、だからきっと 今回はパスって思った方もいっぱいいらっしゃるのだとは思いますが、 2階に上がっていらしてくださった方は、好意的に見ていろいろと 感じ取ったことをお話しくださいました。 裕実展を開催して本当に良かったと思ったのは、絵の感想がたくさん 聞けたからです。裕実の絵とはどういうものなのか、という感想が とても嬉しいものでした。 普段は、日記で、どんな絵を描いてるかはあまり出していないので、 今回は、絵もご紹介していきたいと思います。 裕実展レポはまだこれからです。 日記、読んでくださってありがとうございます。 ランキングにクリックいただくと一票入ります。 励みになりますので、覗いて見てくださると嬉しいです(*^。^*) こちらはインテリア・雑貨部門です。 ★日本ブログ村のランキングは にほんブログ村 こちらはカントリー雑貨部門です。 インデックスになってます。 ここからいろいろ繋がっています。行ってみてください。 画像クリックで飛んで行けます。 http://www7b.biglobe.ne.jp/~teddybearterraceyumi/ ホームページの表紙用にテディベアテラスを描きました。 カーソルを合わせると動きます。クリックでページに飛びます。 facebookやtwitter、工事中ですがネットショップ、裕実プロフィール、 インスタグラムが3種類(お菓子、テディベアテラス、裕実作品)あります。 ここからまとめて見られるように充実させていきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年03月08日 23時15分25秒
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