下絵完成

デジタル版画の虎の絵の下絵が完成しMacに取り込みました。 スキャナーで取り込んでPhotoshopで画像の明るさなどを調節するのですが、どうしても紙の色まで取り込んでしまうので先ずこれを白に近づけてボールペンの黒の部分を調節して行くのですが最初「２階調」にしてみたのですがこれはこれでハッキリした結果でいいのですが、ボールペンの柔らかい“かすれ”が消えてしまうので通常の画像調整で原画に近づけました。 一応デジタル版画ですのでプリントする枚数を50枚と決めました、がこれはA4と2Lそれぞれ50枚としました。 この内2Lは以前オリジナルの額を作り、これが写真の2Lサイズに合わせて木製のマットを作ったので2Lにしました。 版画と言っても黒の部分だけプリントで彩色は一枚一枚手彩色ですので１点ものと言えば１点ものなのです。 しかも気分によって塗りパターンを変えてみようと思っているので尚更です。　 版画のエディションナンバーはちゃんとした連番が続くと言う事はなく中には作家の納得の行かないものははじかれてしまいます。　よって1/50が必ず存在するとも限りませんし1番がありがたいと言う事ではないようです。 当初水彩紙と画材用紙のようなプリンター用紙にプリントして試してみようかと思いましたがアクリル絵の具を乗せるので水彩紙だけにしようと思います。