2010/12/18(土)13:19
ニッチドラゴン制作プロセス11
下あごの中の塗装も終えた事だしこの辺でやっと上下のアゴを接着しましたが、結局口を閉じた状態で取り付ける事に。
接合部分の隙間をモデリングペーストで埋めて馴らします。 アゴの厚みも気になったので少し削って薄くしてみたり小さなスパイクを加えたりと、顔のバランスと合わせます。
さていよいよ翼の制作に入ります。実はこのコウモリのような翼もウロコと同じくらい何で作るか悩ましいものでした。 この時点では和紙を翼の骨に張って行こうと思っていたのですが、裏から翼の形一枚で張るか、骨の間に合わせて三角形で一枚づつ張るか決めかねていました。
翼を半分閉じている形状なので傘を閉じた時のように骨の間の被膜がたるんでいるようにしようかなどと考えていたのですが実際やってみるとほとんど無理である事が判りました;汗。
とりあえずプリモリスの翼の形状を型取りトレースして、骨の間の被膜の三角形の形状で作ってみる事にしました。 和紙は先日敷き紙を用意した時に探したのですが薄すぎるか厚みがあるかでイマイチ良いのが無かったのですが、無難な和紙を一応用意してみました。
三角形にトレースしてたるみを持たせるにはこの形より三角形の底辺を広くしなければなりません、そのように目測で和紙を切ってプリモリスの華奢な骨にあてがっただけで「こりゃ無理!」と;汗、とてもじゃないけど三角形を一枚一枚張って行くのは至難の業と判りました。用意した和紙では硬すぎて貼れません、半紙のような薄い和紙の方が良かったかな、、、翼の骨の間に一枚づつ張るのは諦めました。
和紙を諦めかけて以前WEBショップのラッピング用にと買ってその質感から使わずにおいてあった細かいシワのあるクレープ紙があるのを思い出しました。
これは細かいシワを伸ばす事も出来、シワの質感も翼の被膜のようにも見えます。
今度は翼全体の形状にカットしてプリモリスにあてがってみましたが、色を塗ってないにせよあまりにもクオリティーが低すぎます;汗、やはり紙を貼ると言うのは無理があります。では薄いゴム?ですぐ思い浮かぶのはアレですが(笑)アレよりも医療用のゴム手袋の方がいいか、、、などと考えましたが最悪の場合翼の被膜は無し!死後経年で被膜が自然消失と言う設定、、、などという強硬策に終わってしまうかも知れません。
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