2011/03/04(金)14:40
ニッチドラゴン制作プロセス最終回
ニッチドラゴン・プリモリスは完成しました。
色々と試行錯誤しましたがニッチドラゴン第一号はなんとか日の目を見る事になりました。いかがでしょう、一瞬でも本物?と錯覚していただければ嬉しく思います(笑)。 まだまだリアリティーを追究しきれない部分がありますが今後も技術を高めて行きたいと思います。
こうして額に収めてみると自分のイメージに近づける事が出来て納得出来る作品に仕上がりました。「神田あたりの古本屋の二階の奥の棚にひっそりと陳列されている博物誌の洋書に載ってるような標本」かび臭ささえ漂ってくるような不思議で魅力的な雰囲気を共感していただけるでしょうか。
最近気に入っている真鍮を額に実験的に使ってみてアンティークな雰囲気を出す事も試してみました。留め金具もこれまた最近気に入っている真鍮のマイナスネジなどを使うなど。また銅なども使ってみたいと思うのです。
敷き紙もほぼこのキャンバス目のような紙に決定、ネームプレートもこのパターンで決り、ニッチドラゴンはこのフォーマットで他にも作って行きたいと思います。
最後に額の中に埃が入ってないのを確認して紙テープで封印して裏ぶたを閉めました。額の裏ぶたは決して開けてはなりませんと言うメッセージです(笑)。
裏ぶたにサインと制作年月日を入れて完成しました。
オリジナルフレームは外箱も額に合わせて特注しました。
そしてこのプリモリスを楽オクに出品しました、宜しければご覧ください。
ニッチドラゴン・プリモリス
ハンマー&アート【アートカタログ】