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昭和初年、今も横浜・山下公園前にあるホテルニューグランドの総料理長を務めたサリー・ワイルについての、多分唯一の本。門下生には、たとえばホテルオークラの小野正吉など、戦後日本の西洋料理・フランス料理界を牽引する人物が数多い。 フレンチなんて、ややもすると80年代のバブル期にいきなり日本に現れたように見えてしまうかもしれないが――鉄人・石鍋とか坂井とかね――実は戦前から多くの先達がいてこその、パリを超える数の店に☆が与えられたわけだ。 ちなみにワイルが考案したといわれる料理が「ドリア」で、今でもニューグランドで食べられるとのこと。一度行かねば。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.20 15:03:15
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