大蔵の荒廃地

2011/09/03(土)00:21

軽井沢

日々(134)

 2泊3日で妻の実家の家族旅行。 軽井沢は何度か来ているのだが、いつも思うのが物価(主にメシ)の高さ。土地代をそのまま原価にのっけた感じ。今回は、カレー1杯で1500円、1400円って店を発見。入ってないけど。都内の専門店並みだぞ。   初日の晩飯に行った店は、過去行った時にもいろいろと鼻についたところのある感じだったのだが、今回で完全に見限った。 もともと、客のためというよりも自己満足の料理を出すイメージがあったが、こちらのオーダーの前の講釈が長い。いざ注文すると、メニューに載っているあれも無いこれも無いが多い。食材の入荷が無いというのは仕方が無いのだが、ワインについては最悪。計4種ほど頼んだが、こちらが注文したものがあったのは1種だけ。ワインリスト書き換えるなんて大した手間じゃねえだろ。さらに腹が立ったのは、こちらが頼んで在庫が無かった3種の時、かわりに勧めてくるワインがすべて、俺がもともと頼んだものより料金が微妙に高い。そういう場合、溝の口の某ビストロなら、「在庫を切らしてるのはこちらの問題なので、料金は、最初にオーダーされたものと同じでいいです」って言ったぞ。 かててくわえて、こちらの乳幼児たちが騒ぐとしょっちゅう注意に来る。そりゃあ、やかましいのはこっちが悪いんだけどさ。野放しにしているわけでもないし、そもそも言葉もしゃべれない2歳にも満たないガキが泣くのをやいのやいの言うんなら、最初から子供お断りって看板出しゃいいじゃねえか。あまりに何度も注意に来るので大人全員ぶちきれて、頼んでおいたコーヒーやデザートが出てくる前に勘定叩きつけて店を出る。 今食べログ見てみたら、ガキがいないお客でも俺ら以下の対応された被害者が結構いますな。皆様、軽井沢に行く際はお気をつけを。暖炉だか何だかで肉を焼く、山脈みたいな名前のトコです。「ミノ」とか「周平」とかじゃないよ。  翌日夜のイタリアンは前夜とは比較にならないほどの素晴らしさ。姪の4歳の誕生日祝にケーキを頼んでおいたのだけど、シェフの奥さんがまず最初にそれを持ってきて、ロウソクに火を点けて明かりも消してくれてカメラマン役までしてくれる。「ケーキはごはんの後に持ってきてあげるからね」と、ちゃんと子供目線に降りて説明してくれるTDL的対応まで。そりゃあ子供は喜びますよ。 大人的には、ワインリストの親切さにも感動。全てのワインに、地域がどこで品種が何で味がこんな感じという詳細な説明があり、何より素晴らしいのが、ワインリストの1ページ目に5千円以下のワインを全部掲載するという超親切設計。シェフの奥さんが子供にも常に笑顔で、直接話しかけてくれることもあってか、ガキ共も前夜より遥かに落ち着いて食べる。あまりに素晴らしかったので、1万円くらいチップ出したくなった。出さなかったけど(爆)。軽井沢に行く方、言ってくれれば店の名前教えます。 ていうか偉そうに言ってるけど、軽井沢行くんなら先にKさん夫妻に話聞けよって感じだよねw  外食って、結局味よりサービスとかホスピタリティってやつが重要って気がしますなあ。

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