定年後の菜園日誌

　東日本大震災からの復興や福島原発事故の収拾について、明るい見通しの情報が一向に伝えられず、被災者の方々などのご苦労が続いているものと心を痛めています。　新しい復興担当大臣に東北・岩手ご出身の平野達男参議院議員が着任され、復興・復旧がスピードアップすることを心から願っています。

　さて、らっきょう　を収穫する頃となりました。　らっきょう　は甘酢漬けや醤油漬けなどにするものと思いこんでいました。　ところが、6月10日（金）NHK総合・九州沖縄地方で放映された　「いちおし食材・料理一本勝負！らっきょう編」　では、らっきょうの漬ける以外の食べ方が紹介されていました。

　まず、らっきょうを入れた焼きめしを作ってみました。　レシピはNHKのホームページに載っていませんが、だいたい、次のようです。

材料：　らっきょう、レタス、コネギ、いりこ、ご飯
作り方・らっきょうは洗って茎と根を切り落として薄く刻む。
　　　・とき卵をフライパンに流し込んでまぜ、炒り卵にする。
　　　・らっきょうを好きなだけ入れ、軽く塩胡椒を振って２本のしゃもじで返して炒める。
　　　・いりこを好きなだけ入れ、返して炒める。
　　　・醤油をフライパンに２回ほど回しかけ、ご飯を入れて返し炒める。
　　　・最後に小口切りのコネギをたっぷり入れ、余熱で炒める。
　　　・レタスを敷いた皿に盛ってできあがり　（今回はレタスは省略）。

　らっきょうの辛みもなく、さっぱりとヘルシーな感じのおいしい焼きめしでした（写真上）。

　次に、煮てみました。　放映では、だいたい次のように作っていました。

　　　・らっきょう　と　いりこ　を煮る。　だし、砂糖、塩、醤油、みりんで薄味に。

　写真（下）では、らっきょうだけを取り出しています。　らっきょうの辛みはなく、もっちりした、「ユリ根」　に似た食感で、たいへんおいしいものでした。　らっきょうも　「ユリ科」　ではあります。　

　らっきょうは漬けるもの、と　思っていましたが、野菜なんだなあと認識を新たにしました。　らっきょうの煮たのを食べたことのない方は、試してみる価値があると思いますよ。