ちえ丸のヨロカジ日記

2005/06/18(土)08:13

ソウルの本屋さん。

韓国(89)

 ソウルにいた頃、時々行っていた本屋さん、教保(キョボ)文庫。 ここは売り場面積が大きく(たぶんソウル一)、書籍以外にも、 文具、画材、CD、アクセサリー、軽食コーナーがあり、 ここに来た時は時間の許す限り、何時間でも店内をぐるぐる周っていた。 (しかし、実際にはいつも時計とにらめっこで、2時間くらいが限度であったが・・) 写真に写っているのが、日本の書籍コーナーで割と大きく、 日本の活字や雑誌に飢えた時、ここに来てはその渇きを癒すという、 まさにオアシスのような存在であった。 しかし・・・ ここでいつもドツボにハマっていた・・@@。 この、日本の書籍コーナーには、日本人以上に、 「日本語を勉強している韓国人」が常時たくさん集っていて、 日本人とみると必ず話しかけてくるのである。 ある時、アイドル雑誌を一生懸命見ている、若い女の子2人組に 話しかけられ、韓国語と日本語のちゃんぽんで、 タッキーの話題などで盛り上がっていたのだが、 遠巻きにそれを見ていた若い男性が、 「今、何時デスカ?」 と、聞いてきた。 「え?え~と、3時40分・・・」などと、答えたのだが、 よく見ると、その男性は腕時計をはめているではないか。 私の答えを聞くより先に、 「この”鉄道員”は読みましたか?”GO”は?」などと 矢継ぎ早に質問してきた。 どうやらこの人も、日本語を話したくてウズウズしているようだった。 女の子達と男性にあれやこれやと話しかけられ、 肝心の読みたい本がなかなか探せない; 痺れを切らした男性のGFが怒り始めたので、ようやく私も解放された。 そういうわけで、 時間に余裕がない時、この本屋はちょっと注意が必要なのだった。

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