2005/06/18(土)08:13
ソウルの本屋さん。
ソウルにいた頃、時々行っていた本屋さん、教保(キョボ)文庫。
ここは売り場面積が大きく(たぶんソウル一)、書籍以外にも、
文具、画材、CD、アクセサリー、軽食コーナーがあり、
ここに来た時は時間の許す限り、何時間でも店内をぐるぐる周っていた。
(しかし、実際にはいつも時計とにらめっこで、2時間くらいが限度であったが・・)
写真に写っているのが、日本の書籍コーナーで割と大きく、
日本の活字や雑誌に飢えた時、ここに来てはその渇きを癒すという、
まさにオアシスのような存在であった。
しかし・・・
ここでいつもドツボにハマっていた・・@@。
この、日本の書籍コーナーには、日本人以上に、
「日本語を勉強している韓国人」が常時たくさん集っていて、
日本人とみると必ず話しかけてくるのである。
ある時、アイドル雑誌を一生懸命見ている、若い女の子2人組に
話しかけられ、韓国語と日本語のちゃんぽんで、
タッキーの話題などで盛り上がっていたのだが、
遠巻きにそれを見ていた若い男性が、
「今、何時デスカ?」
と、聞いてきた。
「え?え~と、3時40分・・・」などと、答えたのだが、
よく見ると、その男性は腕時計をはめているではないか。
私の答えを聞くより先に、
「この”鉄道員”は読みましたか?”GO”は?」などと
矢継ぎ早に質問してきた。
どうやらこの人も、日本語を話したくてウズウズしているようだった。
女の子達と男性にあれやこれやと話しかけられ、
肝心の読みたい本がなかなか探せない;
痺れを切らした男性のGFが怒り始めたので、ようやく私も解放された。
そういうわけで、
時間に余裕がない時、この本屋はちょっと注意が必要なのだった。