2009/03/09(月)18:28
気になる書店員さん・・
土曜日 隣市のY書店に行く。
ここは、大きくて、新刊も充実しているので
見に来るだけでも楽しい。
が、
最近は違う楽しみ(?)も見つけてしまった。
やたら声のデカイ店員さんがいるのだ。
デカイというか、女性なのでキーも高い。
それに加えて、過剰ともいえる接客をするので、
ついつい、目が行ってしまう。
例えば、文庫本一冊の買い物にしても、
「はい!毎度ありがとうございます!!
カバーはお付けいたしますか?かしこまりました!
この中から、お好きなお色、お選びいただいてよろしいですか?
はい!かしこまりました!
少々おまちくださいませ!
お待たせいたしました!○○円でございます!
はい!千円お預かりいたします!
○○円のお返しでございます!
袋はいかがいたしますか?このままでよろしいですか?
はい!どうもありがとうございました!
また お越し下さいませ!」
接客マニュアルであろうこのフレーズを、
一気にまくしたてるのだ。
高音で、大音量で、毎回、必ず・・(**;)
しかも、
アニメの声優さんのような抑揚をつけて。
何も、毎度全部言わなくても・・
と、思う。
とにかく、生真面目。
(・・というか、応用が利かないというか)
それに、所作がね、
いちいち大仰というか、
指先の動きが、芝居掛かっている(?)というか、
慣れているというより、
自分の動きに酔っているかのような、
ワケのわからん自信に満ち溢れた動作・・。
レジには、フォーク並びで会計を待つお客さんがいて、
開いた所から呼ばれるのだが、
私はいつも
あのレジには行きませんように・・(><)
と、密かに念を送る。
端で見ている分にはいいんだけど、
必ず他のお客さんの視線を一斉に浴びてしまうのだ。
広い店内に、彼女の声が響き渡る。
お客さんは、静かに本を楽しむ人がほとんどのこの店内で、
どことなく場違いな、なんとなく不似合いな、
けど気になる、
ひとり鮮魚店のような活気を醸し出している、パフォーマーな店員さんなのだった。
*昨日、珍しく彼女はいませんでした。
が、
うっかり調べ忘れて、出版社がわからない本を
ベテランと思しき、かなり年配の(失礼!)別の女性店員さんが
テキパキと見つけてくれました。