ちえ丸のヨロカジ日記

2009/03/09(月)18:28

気になる書店員さん・・

BOOKS(17)

 土曜日 隣市のY書店に行く。 ここは、大きくて、新刊も充実しているので 見に来るだけでも楽しい。 が、 最近は違う楽しみ(?)も見つけてしまった。 やたら声のデカイ店員さんがいるのだ。 デカイというか、女性なのでキーも高い。 それに加えて、過剰ともいえる接客をするので、 ついつい、目が行ってしまう。 例えば、文庫本一冊の買い物にしても、 「はい!毎度ありがとうございます!!  カバーはお付けいたしますか?かしこまりました!  この中から、お好きなお色、お選びいただいてよろしいですか?  はい!かしこまりました!  少々おまちくださいませ!  お待たせいたしました!○○円でございます!  はい!千円お預かりいたします!  ○○円のお返しでございます!  袋はいかがいたしますか?このままでよろしいですか?  はい!どうもありがとうございました!  また お越し下さいませ!」 接客マニュアルであろうこのフレーズを、 一気にまくしたてるのだ。 高音で、大音量で、毎回、必ず・・(**;) しかも、 アニメの声優さんのような抑揚をつけて。 何も、毎度全部言わなくても・・ と、思う。 とにかく、生真面目。 (・・というか、応用が利かないというか) それに、所作がね、 いちいち大仰というか、 指先の動きが、芝居掛かっている(?)というか、 慣れているというより、 自分の動きに酔っているかのような、 ワケのわからん自信に満ち溢れた動作・・。 レジには、フォーク並びで会計を待つお客さんがいて、 開いた所から呼ばれるのだが、 私はいつも あのレジには行きませんように・・(><) と、密かに念を送る。 端で見ている分にはいいんだけど、 必ず他のお客さんの視線を一斉に浴びてしまうのだ。 広い店内に、彼女の声が響き渡る。 お客さんは、静かに本を楽しむ人がほとんどのこの店内で、 どことなく場違いな、なんとなく不似合いな、 けど気になる、 ひとり鮮魚店のような活気を醸し出している、パフォーマーな店員さんなのだった。 *昨日、珍しく彼女はいませんでした。  が、  うっかり調べ忘れて、出版社がわからない本を  ベテランと思しき、かなり年配の(失礼!)別の女性店員さんが  テキパキと見つけてくれました。  

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