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2010年03月19日
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カテゴリ:耽美なるもの
 年に1度、この時期に行われ、
おととしから欠かさず見に行っている「エコール・ド・シモン人形展」

今年はなぜか葉書が届かず、
そのことを忘れていたのだが、
友人が声を掛けてくれたのでまた足を運ぶことができた。昨日のことである。

例年どおり、
紀伊国屋書店のフロアーの一角にあるスペースで行われたのだが、
入った瞬間、目の前の空気が違う・・?気がした。
そこにはなんと・・!!



四谷シモン本人 が・・!!(@@;)



うわ~~うわ~~~


友人と(ご本人だね・・)などと囁きつつ、
平静を装っていたが、実はかなり興奮&一気に緊張!していた。

うぎゃぁ~~ちょっと声掛けてもいいかな!?サインとか、いただけるのかしら!?

心拍数が一気に上がった!(・・ような気がする、いや絶対!)


だって
高校生の頃からファンだったのだ!
(本人じゃなくて人形だけど)
だけど、それを作ったのはシモンさんなのだ。
ご本人も素敵なのだ。
まさに「神」のような、雲の上の人ような
こんなバッタリ出くわしていいのかどうか?
そんな恐れ多い存在のシモンさんが眼前に・・!

タイムワープできるのなら、人形写真集をガン見していた女子高生の自分に言いたい。


「あなたは将来、シモンさんに会って、お話をするでしょう」


・・・と。


ええ、お話しちゃったんです、成り行きで。 (ウソ~~~!)
ソファーに座ってお茶まで出してもらって。 (あたしが!?このあたしが~~!?)←友人と4人でした

シモンさん自身は、この人形展には当然顔を出していらっしゃるようだが、
それがたまたま昨日で偶然お会いできた。
もんのすごいカリスマ的雰囲気を持った方で、話しかけるのがためらわれる・・?
んじゃないかと思ったら
まったくそんなことはなく、非常に腰が低く、気さくな方で
私たちとの会話にもとってもフレンドリーに応じてくださった・・という次第。
甚だ素人くさい質問にも、にこやかにそして丁寧に答えてくださり、
この人形たちがどうやって生まれたのか、その一端を垣間見せてもらった・・と、言ったら言い過ぎかしら?

まさか会えるとは思ってもいなかったので、
積年の思いをぶつけるに至るような、且つ気の利いた質問は出来なかったけれど、
それでも目の前にいるシモンさんにいくつか質問をしてみた。


-毎回、テーマなどはあるんですか?

人形は可愛い。まず、人形は可愛いでしょう?
人形ってそこだと思うんですよ。
見て、「可愛い」と思う。
ほかに、可愛いって形容する芸術ってないでしょう?
可愛い絵画、可愛い音楽・・とはいわない。でも、人形は可愛いっていうのがある。
それで、そういうものを作りたい、と。
だから今は可愛いものを作っています。

-シモンさんのお人形は大きいですよね

ええ。
実はね、僕、不器用なんですよ。
だから小さいとすごく苦労して大変なんです、作るの。
指とか爪なんかもね
だから大きいんですよ。

-作っていて楽しいのは、顔ですか?

やっぱり顔だね~。うまくいかないときもありますよ、ああしたりこうしたり、
やり過ぎちゃったり足りなかったり。
ほっぺにお肉足したり、また削ったりね。
でも楽しい。
で、引き際が難しい。
ここでやめる、という・・ね。


-作ろう!という意欲が湧く時、そうじゃない時ってあるんですか?

それはね、もう、意欲が湧くというより、ただひたすらね、手を動かす。
(粘土をこねるような動作をしながら)
考えながら・・とかそれ以前に、とにかく指を動かすんです。
そうやって、出来上がってくれる、形になるのを待つんです。


-作っていて、神が降りてきた・・!というような瞬間は?

作っていたら、やりすぎたり、足りなかったり、いつもそう。
瞬間瞬間で違ってくる。難しいですね。
でもね、「機械じかけの少年」っていうのを作ったとき、
(あぁ、これだ)と思った。
それで、次も同じものを作ろうと思ったの、
そうしたら、出来なかった。
もう、全然違うの。
似せてもまったく別のものでね、
同じ、はないんですね。
同じことをしようとしてもだめ。やっぱりね。
でも、「一生に一度だけでも、自分が納得できるものを作れた」って、
それもいいじゃない?
一度もないかもしれないんだもの、一回でも作れたんなら・・ね。


-もうずっと前から、やってみたいと思ってたんですけど、なかなか踏み出せなくて・・

皆さんそうおっしゃるけど、まずはやってみることですよ、
大変な作業ですけどね、地味だしね。
でも、技巧的なことはいくらでも教えられる。
まずやってみる
とにかく指を動かす。
好きだということが1番です。


それからシモンさんは、「書」をやっている友人に
上記の「一生に一度でも・・」の言葉をかけて励まし、
長く人形作りに憧れつつも、物理的事情から躊躇していた私は
「敷居は高くない、とにかくやってみてください」という言葉から
勇気を頂いた。
もちろん、
サインにも気軽に応じていただき、まさに夢のようなひとときだった。

最近の製作は、年に一体・・と仰っていたシモンさん。
工房でもくもくと作っておられる姿が目に浮かぶ。

「誰かひとりでもわかってくれたらいい、はだめ。それじゃ独りよがり。
 やっぱりみんなに認められるものでなくては・・」と仰っていたのが印象的だった。



SIMON.jpg


*実に、40分ほどもお喋りさせていただいたと思う。
 澁澤龍彦とか金子國義、沢渡朔など、そうそうたる方々との交友関係から
 ご本人もアカデミックで近寄り難い雰囲気なのかな?と思いきや
 終止穏やかで気配りをされる、とても気さくな優しい方だった。
 (お茶と共に、お菓子も勧めて下さったのだ!)
 



四谷シモンさんがお菓子を・・!? 


これを高校生の私が見たら・・!(@@;;;)













最終更新日  2010年03月20日 00時49分18秒
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