2007/03/21(水)22:45
ゲーム係り
最近職場での飲み会があった。しかも今回は近場の温泉宿での宿泊もかねた宴会である。
「宴会部長」
世の中でほとんど役に立ってない役職であるが、今回幹事の俺は、このなんとも言えない役職に抜擢されてしまった。いや、ただ単にメンバーのなかで一番若いから面倒くさいことを任されてしまっただけなんだろうけどね。
そこで与えられた仕事は「ゲーム係り」
例によって宴会の中盤で行われる、誰も頼んじゃいないのに行われる、あの少しばかりの娯楽の時間を担当させられてしまったのであった。そういえば、
・運動会の打ち上げでの「運動会夜の部」
・忘年会での「今年の10大ニュース」(当時ギター侍が流行っており、俺はアコギ片手に10個ものニュースを歌い切った)
・カラオケに行けば必ずブルーハーツを歌って跳びまくっている。(このせいで、今では自動的に先輩方が勝手に曲を入れて歌わされる。今回はリンダリンダ・人にやさしく・ブルーハーツのテーマを歌った。そして捻挫した;;)
などなど、過去にこの手のゲームやら出し物を何度も担当している俺は、ややネタ切れに近い状態だったので、図書館にて「心と体をほぐすレクリエーション」「宴会ちょっとエッチな余興・ゲーム」「なんとかなんとか・・」(忘れた)などの本をレンタルしてきてゲームの準備にとりかかったのだった。
「パンチが足りない・・」
本を読んでの感想である。しかしその中で唯一みんなでやれそうな、「ロシアン生卵」なるゲームはパンチもあって面白そうだったので、後日その旨を先輩幹事にたずねると
「・・後の人間関係に響くものはちょっと・・・誰が校長に卵をぶつけるの?」
確かに。一応、生卵に当たってしまったときに服が汚れない用にシートも準備して、ほぼコレでいこうと思っていた俺もさすがに冷静に考えると、(コレはアブナイ・・)と思うようになった。
しかし、ありきたりのゲームは個人的に面白くないし、堅い職場に型破りななにかないものか・・・・う~んわからん。もうどうでもいいや(笑)
ということで決まったのは
「ロシアンシュークリーム」
内容は、幹事のメンバーが中に1つだけカラシの入ったシュークリームを一つずつ選んで食べ、周りの人はそのリアクションから誰が当たりを食べたのかを当てるというもの。早速その趣旨を先輩に伝えると、「それいいんじゃない?」という感じな幹事。
早速その日の帰りにスーパーで買出し。一軒目ではよさそうなシュークリームがなく、からしだけを購入。肝心のシュークリームは二つ目のスーパーでちょうど手ごろなものを発見した。
「これで道具の準備はできた。」
ひとまず安心した俺は、年配の幹事に当たりがいってしまった場合のことを考えて、事前にカラシの適量を、実験にて調査することにした。あまりにも辛くて恨まれても困るもんでね。
さて、買ってきたシュークリームはコレ
ためしに素のままで一個食べてみたが、美味くも不味くもない。なんか、個人的には「美味くない」のにはちょっとショックだった。。。
まあ、6個入り105円。どこにでもあるプチシューである。しかも今回はコイツにカラシを注入せねばならんのだ。よく見ると、好都合なことに、このプチシューには既にクリームを入れたときの穴が開いており、そこからカラシを注入すれば万事Okなわけだ。
そのカラシである
ハウスのねりカラシ。いざシールを剥がし、匂いを確認。
「それほど匂わない」
あまりパンチのないカラシなのかとも思ったが、まあ、匂わないほうがいいのでOkとしよう。
そしていざ注入しようとしたのだが・・・・・
「チューブに対して穴が小さい(笑)」
強引にいっても無理だと判断した俺は、かばんの中に眠っていたあるものを活用することにした。
「ジャジャーン」
と、効果音つきで出してみたものの、決して危ないことに使うブツではないのであって、これは2年前に4年生の理科「空気と水」の教材で購入したものだ。使い方は中に水と空気を入れて、ピストンを押した場合、「空気は縮むが水は縮まない」とうい現象を観察したり、空気を縮めた時に、「だんだんと手ごたえが強くなる」といったことを確かめるというもの。
決してカラシをプチシューに入れるために使うものではない。
「まあ、成せば成る」
「にゅぅぅぅ~~」っと入れたところ・・
・・・・
・・
「ちょっと楽しくなってきた自分がそこに居た」
次回を待て。
「あとはロックに打たれて眠るだけ」
♪本日の一曲♪
面影ラッキーホール/「給料日さん」