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カテゴリ:お買い物
ついにチョモランマトマトのCDが届いてしまった。 「どういうわけかオレは今珈琲を飲み タバコに優しく火を付け 机上の空論たるものを思い巡らすわけです今日も」 というくだりで始まるチョモの1stの一曲目。 どういうわけか今俺も珈琲を飲み、タバコに優しく火を付けている。 珍しく早い6時半に帰宅して、飯を食うのもあいまいに、チョモの1stを大音量で聴き込んでいる今日も深夜。 あるレビューに、チョモの音楽性を、ナンバーガール×INUとしてあったが、俺の感想としては現代版INU。チョモからナンバーガールは感じられない。それはきっとナンバーガールを消化して生まれてきた音楽だからではないだろうか。INUを感じたのは、歌詞とヴォーカルの味のせい。また、今、日本で一番かっこいいバンドであるということも感じた。 1・2・5曲目がお気に入り。 とにかくチョモの爆発する感情が、俺の中のなにかを焦らす。落ち着いて聴いていられない。なんかそわそわしながら足でリズムを。 そんなこんなで 冒頭の歌詞のタバコで思い出したのがセブンスター。 冬は、コタツにみかんにセブンスター。 去年の秋くらいから、メンソールをやめて、再びセブンスターを愛煙するようになったのだが、セブンスターには思い出がある。 それは、俺がとっても憧れていた先輩であり、いまでもとても大きな存在として心に残っている人が吸っていたタバコということ。一緒に寮で暮らしたのは1年間だけだったが、間違いなく今までの人生で一番楽しかった一年間だ。7つ年上のその先輩は、20前後の俺にはとても大きな存在であった。その人が寮を去って行った日、その人の部屋に残された灰皿のシケモクを泣きながら吸ったのを覚えている。(今思えばかなりキモイと思われそうだが、そんな日もあるもんだよ)そしてその日以来、一つの時代が終わった感覚がずっと続いたのも覚えている。また、タバコは半分くらい吸ってすぐに消す人だった。「これ以上のところまで吸うと身体に悪い」と言っていたような気がするが、そもそも。 あの涙のシケモクから10年。今俺は当時の先輩の年齢をとうに超えてしまっているが、果たして一つの時代を作れている人間になれているだろうか?判断は周りの人間がするものである。がんばらねば。 「憧れは、憧れ通せ!」 「あとはロックに打たれて眠るだけ」 ♪本日の一曲♪ チョモランマトマト/「through your reality」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
January 23, 2009 01:03:49 AM
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