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テーマ:楽天写真館(354312)
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先日、北海道暮らしから育てるインテリアキャンペーン2015で五十嵐淳氏のお話を聞きました。 現在サロマ在住ということですが、その活動は日本のみにとどまらず海外まで進出されています。 「世界各地の気候や文化に伴い、都市や建築物は変化しなくてはならない。」 その通りだと思います。最近、都市部に行くと似たような建物や駅舎などその土地を感じさせるものが少ないときがあります。それはおかしいのではないか?と。 五十嵐先生は、各地で講演や仕事をする際、必ずその土地の寺社や古い住居などを見ていろいろな想像を張り巡らせるそうです。 別に建築家が設計したものでなくても、過去(もちろん現在も)の住居には、必ず意味がある。それは、そこに住む人が気候や風土を経験的に考えて家を作っているからです。 例えば、東北地方の雁木や北海道の風除室などがよい例です。 エコやサスティナブルで性能を上げるのはとても簡単だけれど、もっと根源的、感覚的なことを考えるのが建築家の使命ではないのか?と。 そして、いろいろな作品を見せていただきました。 インテリアコーディネーターとして、興味深かった点は、柱で居場所を作ったり、「風の輪」という作品で、凍結深度を利用して、里子たちの視線をずらすように考えたこと。これは限られた空間で、里子という他人がひしめく場合、とても有効なのではないか?と感動しました。 そのあと、「下見板張り」など、おたる案内人検定で見た用語が、水切りという意味と、影ができて建物に質感が出るという効果があったことを再認識したり。(これは、先生曰く、マニアックなお話です。と。もちろん先生がおたる案内人検定の話をしたわけではありません) もうひとつ高松の「ひうんかく」と小樽の建物で気づいたことがあったので、その話はまた明日~。 さてさて、怒涛の1週間が終わり、今日は午前中でお仕事終了。にしても忙しいなぁと笑ってしまう。 毎日、違う講義をよくしゃべっているよな~ 色彩心理、色彩検定、福祉住環境2級、福祉住環境3級。 今年は本が改定になったからなかなか準備も大変です~。みなさんよい週末を! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.05.16 17:35:21
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