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テーマ:楽天写真館(354366)
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先日マリーローランサンのケーキを食べたので、マリーローランサンの絵画の色彩心理について書いてみたいと思います。
わりと女性に人気のある画家と言えると思います。 さてさて・・・ まず最初のこの絵、一目見てマリーローランサンの絵とわかる方は相当通です。 私生児として生まれたマリーローランサンはピカソやブラックと同じ時期に共同アトリエ「洗濯船」に通っていた。 その頃や初期に描かれていた絵は、今よく知られている夢見がちな色づかいではなく、茶色。 きっとのちの人生より現実を直視していた時期なのでしょうか? 茶色は地に足が着いた状態であり、心のよりどころを求めている色でもあります。 恋人アポリネールとの別れを迎えるこのころ。色彩も寂しげでなんとなく、彼女自身の苦悩を表現しているのかも? アポリネールと別れて違う人と結婚したものの、その後離婚したころに描かれたもの。 これも多少色彩が使われていますが、全体的にグレイッシュで、少しピンクとブルーが使われていますね。。 これは有名なシャネルの肖像。これはシャネルが受け取りをきっぱり拒否されたといわれています。 諸説ありますが、マリーローランサンの愛の告白だったからとか??? 40代で円熟期を迎えますが、その頃は女性と同居(彼女は同性愛者として知られています) パステルトーンが気になる場合には、いろいろな夢があって興味が広くなっているという状態も表しますが、どことなく夢見がちで現実離れしている心理状態も表しますので… きっと永遠に夢見がちなままでいたかったのかもしれません。 ちなみに、作品によくでてくる牝鹿らしきもの。牝鹿は女性同性愛者を意味しており、それを意図的に描いていたマリーローランサン。 色彩や形からいろいろなことが読み取れます~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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